これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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台風一過・・・息子一家帰っていく

2020-07-20 | kodomo mag...



残されたのは寝具カバーやタオルなどの洗濯物の山

4泊5日で祖母に会いに帰ってきた息子は、思いをほとんど遂げられずに今日戻って行った

トトの母様は、私の息子のことを「私の太郎❣️」と言って、可愛がってくれた

その可愛がりぶりは、溺愛😪

例えば、緊急事態宣言中は、焼酎「村尾」の三本セットを送ったり、果物を送ったり、郷土の銘菓を送ったりしたらしい

2年前までは、私たちが「おばあちゃんの負担になるから」と止めるのも聞かず、親子4人で祖母の家に泊まっていたし、祖母を連れて一泊の温泉にも毎年行っていた

息子一家が祖母の家を出た後は、私とトトさんは入れ違いで行って、布団を片付け、シーツやタオルケットや毛布、枕カバー、タオルにバスタオルとおびただしい量の洗濯物を取りに行き、洗濯して戻していた

最近は、祖母に会いに帰省しても、泊まらず、片道45分かけて祖母に会いに通った

祖母は息子と息子一家を可愛がってくれるが、息子もその愛に一生懸命応えて、祖母に会いに帰ってくることで、恩返ししていた

そんな息子に、3月末にヨーロッパのとある国に駐在の辞令が出た

4月には赴任の予定が、今回のコロナ禍で全てが止まってしまった

7月になり経済が動き出したので、出国の準備が再び動き出した

そこで、赤ん坊の頃からとても可愛がってくれた祖母には自分から転勤の話をし、しばらくの別れをしたかったようだ

帰省中は毎日おばあちゃんのところに会いにいくから❗️と、帰ってくる前から私に話していたのだが

トトの母様は、このコロナ騒ぎでおこもりが増えて、長年続けてきた着付けの指導も辞めた

腰痛のリハビリのための病院も患者を受け付けなくなり、ほぼ毎日テレビを見て過ごす日々

テレビは、毎日朝から晩までコロナ関連のワイドショーとニュースばかり見ている

母様は92歳になったが、細心の注意を払い、寝たきりにならない努力を怠らずにいるが、目に見えないコロナはかなり恐怖を抱いている

そんな母は、孫一家の帰省を喜んだものの、一緒に時間を過ごすことを拒絶した

息子に直接言えないので、私に電話で何回も言ってきた

遠回しだが、母の言いたいことは十分に理解できた

私に母様がしつこいほど繰り返し電話口で言った言葉は

「太郎は、小さな家で不自由な暮らしをずっと強いられてきて、かわいそうだった。でも、こうして息抜きに帰ってくることが出来たから、ママは精一杯のことをしてあげなさい。鹿児島市内は店はどこも閉まっているし、お母さんは歳をとって太郎たちをどこにも連れて行ってあげられない。ママは、太郎たちが帰っていった後は2、3日寝込んでもいいから、一生懸命してあげなさい」

この、ママは2、3日寝込んでもいいから・・・を、私は何十回も聞かされた😰

いえいえ、お母さん、太郎は息抜きに帰ってきたんじゃありません
お母さんに、転勤になってヨーロッパに家族で行くことになったからと、報告に帰ってきたのです

と、言いたくても言えず、

はいはい、お母さんの代わりに寝込む覚悟で好きにさせますし、精一杯のことはしますから、心配しないでください

と言うだけ😅

義兄家族は息子に、おばあちゃんには転勤の話はしないでと言ったという

太郎ちゃんが、ヨーロッパに行くって聞いたら、おばあちゃんは心配で寝込むだろうから

そう案じる義兄家族

祖母から、今朝 空港に向かう前に、立ち寄ってちょこっと顔を見せてくれればいいと言われていた息子が、悩んで出した答えは

今度おばあちゃんに会いにくる時は、ワクチンが出来て コロナの心配をしなくて済むようになってからにするね

と、言ってサヨナラするよ

だった

しかし、いつまでも隠してはいけない

思いついたら、急に宅急便を送りつける母様だし、iPhoneのFaceTimeアプリでビデオ通話をしている

日本を離れたら、電話番号が変わるから、FaceTimeも出来なくなる

新しい電話番号を教えなければならないし、時差が生じるからビデオ通話の時間も変わってくる

だから、いずれは事実を伝えなければならない

その時は来月なのか9月になるのか、ロックダウンに再度なれば、もっと延びるのか

我が家の悩みはこんな悩み

世の中の医療従事者などの家族は、もっと強いストレスの中にいるんだろう




コメント
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