これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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ダンボール物語(玉田多紀)展・・・平塚市美術館まで足をのばす

2023-07-10 | お出かけ



世の中には面白い事を閃く人がいるものです

廃材の段ボールを使った造形活動を15年続けている人がいる

そう知ったのは、ブロ友さんの作品展紹介の記事からです


2023・7・2 平塚市・平塚市美術館「造形作家/玉田多紀 ダンボール物語」 - 今日のころころこころ

平塚市美術館へ。「造形作家/玉田多紀ダンボール物語」。会期は6月24日~9月10日。撮影可。玉田は15年ほど前からダンボールを素材とした立体作品の制作を続ける。ダ...

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紹介されたブログを読んで、

ラッキー、会期中に上京している‼️

これは絶対行かなければ

見逃したくない気持ちでいっぱいになりました

平塚市美術館は、平塚駅で下車し、パスで(駅からは1.1km)

平塚の七夕祭りが今日までということで、人の流れは駅へ、駅近くの商店街へとほぼ一方的

美術館は訪れている人も少なく、静かで快適な空間

会場内は作家さんの15年分の作品がテーマごとに展示してありました

作家さんの意図通りに、一緒に来た友人を歩かせて、動物たちの後ろ姿と写真撮ったり


恐竜の卵の中に入り込んで、ポーズ取らされたり


お話が作られている作品群

でも作品を見て、自分でもお話し作れる世界が広がっています

作品の仕上がりはとても繊細で、体の動き、ポーズ、目の表情がとてもリアル


今にも目が動き出しそう


好きな動物、苦手な動物の作品全てに引き寄せられてしまう不思議なオーラ






蓮太郎シリーズも面白い








作品を見ていると、私の中に絵本が出来ていて、セリフまで作ってしまう、内容の濃いシリーズ

多分見ている人のほとんどが同じような思いになったんじゃないかなぁ

最後は作品を自由に抱いたり触ったりできるブース

もちろん、ここでも童心にかえっておどけてポーズ



会場の外にはビデオでお子さんと作品を作る様子も流れていて、ここでも見入ってしまいました

そこに置かれていた椅子もダンボール製


欲しくなる椅子❣️

製図や作り方を販売したら、売れそうです

でも、制作風景からは、作家さんの頭の中のイメージを少しずつ形にしていっているようで、サイズなんて野暮なのかも

とてもとても楽しい時間でした


☆  ☆  ☆  ☆  ☆

隣の展示コーナーも一巡して、岸田劉生の画風を思わせる絵に魅入ったり


☆  ☆  ☆  ☆  ☆

そしてランチは、美術館併設のレストランで

オーガニック野菜のサラダとスープ

焼き野菜のチーズカレー


桃のシャーベットと珈琲

シャーベットを持ってきてくださった時に、お口直しにどうぞ、とひとこと



美術館の庭園を眺めながら、細やかな配慮のあるレストランでのランチ

いい時間を過ごせました

家から1時間ちょっとで行けた平塚市美術館

通りを挟んで横浜ゴムの工場がありました

昔は環境など考えずに操業していた頃もあったのでしょう

工場と歩道を隔てる壁には、地域住民との交流や環境保護活動などの様子がたくさんの写真で紹介されていました

一歩先を考えて創作活動する造形作家さん、その隣は似たようなメッセージを発する工場

うんうん、世の中いい方向に動いている😄

こんな作家さんや企業がもっと増えてほしい、増えるはず

そんな事を思いながら帰路のパスに乗り込みました


コメント (5)
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