これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

プーさんとおしゃべり・・・フランスの選挙とプーさんの労働環境

2024-07-02 | 我が家の二都物語(子供 孫)



今夜のおやつ

蓬軽羹(よもぎかるかん)の小豆餡巻

よもぎの香りと味がしっかりしていて、とても美味い

お茶は久しぶりにあったかいお茶

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

午後、縫い物をしようと2階の自分の部屋へいたら、プーさんから久しぶりのビデオトーク

たまに母親と話したくなるプーさん

ちなみに、私はよほどのことがない限り、子供にチャットのようなビデオトークはしません

起きがけで眠そうだったプーさんでしたが、私が話をふると勢いづいて

色々おしゃべり

最初にふった話題は、フランスの総選挙の事

もちろんプーさんには選挙権はないのですが、連日のNHKBSのニュースでも取り上げられています

周りのフランス人の反応はどう?と聞くと

みんなフランスは地獄に落ちるって嘆いている😱


フランス議会の下院議員の選挙結果は、マリーヌ・ル・ペン女史の率いる極右「国民連合」が圧勝しそうです

国民連合の首相候補の政策なるものは、長谷川たかこさんの「長谷川たかこのパリのふつうの暮らし」というブログで詳しく説明されています

そこから紹介すると以下のよう

バルデラの政策を挙げると:

-購買力の上昇
最低必需品のTVA(付加価値税、現在20%)を廃止。燃料費のTVAを20%から5.5%に引き下げ。インフラに添った年金スライド方式導入。30歳以下で会社を立ち上げる場合、税金の廃止。18~25歳の鉄道交通費無料化(ラッシュ時を除く)。

-公共サービス
看護婦の給料是正。2030年までに老人ホームにベッド1万台増加。学校の教師の給料20%引き上げ。5年後までに学生寮10万戸増設。
・・・・と有権者にはいいことずくめの政策だけど、これらの予算をどうやって捻出するか一切説明なし。

-移民対策
RNにとって治安の悪さ=移民。治安を良くするには「移民の波」を食い止めなければならない。そのため「二重国境」を設け、シェンゲン圏外の在留者(日本人が含まれる)がEU内を行き来できないようにする

いい事づくめの選挙公約

プーさんもフランスの税金の高さにいつも喘いでいます

それが20%から5.5%に引き下げると言っているのですから

しかしこんな政策を実現する財源はどうするのか
選挙民はそこまで考えているのか、いないのか

プーさんはひと握りの富裕層からさらに搾り取るんじゃない⁉️って

ひと握りの富裕層って、そんなに金持ち?

みんなマクロンが嫌いだから、国民連合に投票したのよ、とプーさん

もしフランス人がここまで大胆に変わることを望んでいるとしたら、凄い

それに比べると、ほんと日本人は変わることが苦手で嫌っているとしか言いようがない

オリンピックはどう?と尋ねると、オリンピックなんてマスコミも全然取り上げていないよ
選挙のことだけって言うプーさん

プーさんは興味ないの?と尋ねると、仕事が忙しくて、それどころではないらしい

プーさんはフリーランスで仕事をしていましたが、出入りしている会社からのオファーがあり、3月から会社員となっています

社員の労働管理が、日本人にはびっくりすることばかりと、笑いながら話すプーさん

例えば、残業に関して

月に8時間の残業をすると、翌月に1日休みを取らなければならない

3月からの分が4日分溜まっていて、マネージャーから休むように言われている

なのに、マネージャーは仕事入れるんだから(笑)と

数日前は、プーさんのランチタイムが短すぎと(総務部?から)クレームが入ったと

もう何回目かなクレームらしく、マネージャーが対処するようにうるさいらしい

しっかり1時間休んでちょうだいと

ランチタイムは必ずタイムカードを押す規則があり、その記録でわかるシステム

45分ぐらいで切り上げているの?と聞くと

15分ぐらいしか取っていないと、プーさん

そりゃ、フランス人もクレーム出したくなる

社食が小さくて、並んでいる人がいると、早く食堂出なきゃと思い、ついつい早食いして、早く社食を出るらしい

プーさんの会社には制服がある

出社して制服に着替えるのだが、日本なら15分ぐらい早めに出社して着替えてから仕事となる

プーさんの会社では、制服に着替えるために早く出社するんだからと、年末に250ユーロ支給すると知ってびっくりしたと

今のレートで43,000円ほどの、着替えるためのお手当てがつく会社😵

一年に7週間の休暇を取得しなければならないそうだ

これも日本とつい比べてしまう

さらにオリンピックで忙しくなるからと、特別手当が1,000ユーロ(173,000円)支給された(笑)って

もう私は完全に日本からの出稼ぎ労働者よ、こんな労働条件で働いていれば、日本に戻って仕事なんて出来ないわ

と、苦笑いのプーさんです

まだまだプーさんの目で見たフランス社会の事を話すプーさん

例えば学校と保護者と先生の関係

先週誘われて日本人の数人と食事した時のこと

フランスの学校は、担任の采配が大きくて、どんな担任になったかで子供の将来が変わると

今家庭が忙しくて〜と、全ての学校行事を取りやめる先生がいたり

オンタイムで帰りたいから、1分でも子供のピックアップが遅れると、警察に通報されていた、って(子供をネグレクトしていると、通報)

それを聞いて、もっとびっくりする私

40年以上鹿児島を離れて暮らし、田舎暮らしをしている我が家

周りの価値観と違うことにびっくり

こんなプーさんの話、話題にしても信じてもらえないかも(笑)

世界は広い

日本も広い




コメント (2)
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