初炭、濃茶、薄茶が終わって 場所変えの途中、目に入ったのは蝉の抜け殻
風にも雨にも雪にも嵐にも飛ばされることもなく踏ん張っていました
命あるものではないけど、この根性に感動😄
初釜は、八畳間に、8人
障子は開け放たれて、マスク着用
濃茶は各服点てというスタイルでした
正客にのみ いつもの手順で点てて出します
次客以下には、盆に人数分の茶碗
茶碗の中にはすでにお抹茶が入っていて、釜から柄杓で次々に湯を注いでいき、一碗ずつ次々に練りました
いつものように、後から湯を足して再度練るという工程は省略するそうです
人数分練り上げたら、長盆を客付き正面で回して、いつもの位置へ
半東なしで、末客が盆を取りに出て次客のところへ
次々に各自お茶碗を取るという、このコロナ禍の新しい作法?
中仕舞いもありません
私は濃茶担当でしたから、楽できました(笑)
お薄を続けて6人分点てるほど体力がありません
お薄担当の方は大変だったでしょう
お薄も、人数分のお茶碗を並べて、好きなお茶碗を選んでもらって、点ててもらうスタイル
私は檜垣青子(ひがきせいし)の茶碗を選びました
両手に気持ちよく収まり、楽茶碗のような温もりのある軽いお茶碗でした
こういう茶碗を日常使いで持てたら、カウンターで立ってチャチャッとポットのお湯で点てたお茶も、さぞかし美味しいだろうなぁなんて😊
無理無理‼️
年金生活でした😅
次に、旅館に場所を変えて 会食という流れでした
でも感染対策で、お吸い物と茶碗蒸しをいただいた後は、お弁当にして包んであったので、お持ち帰り
時間にして30分足らず
お家元では初釜は中止になったそうです
こんな時期ですが、色々工夫して少し略したりもしながらも、初釜をしたいと思います・・・そんな先生の熱意のこもったお言葉が暮れにありました
最初は、初釜あるんだ‼️と、衝撃でしたが、色々とお勉強にもなり、和やかな時間を眼福、口福で過ごせて、感謝した一日でした
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