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今朝の冷え込みでバケツには氷🪣
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厚さ1cm近くありました
毎年は見られない現象・・・寒ッ
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
昨日の雨、今日の冷え込みでお籠もり
着物用対丈コートの裾が擦り切れていたので、お直し
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裾上げを解いてみると、4カ所擦り切れて糸が無くなっているほど
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裏に白い紙を挟むと、擦り切れの酷さがよくわかります
その上は、最初に擦り切れて一度お直しした跡
布が弱っているので、接着芯を貼って補強し、1cmちょっと下を縫い直し
折り返しが短くなるので、折り込んである縫い代も少し出しました
褄下と裾の角は額縁仕立てです
ここがややこしい部分
左右の褄下の額縁仕立ててをどうにかやり遂げ
裏側から見た状態です
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折り返し部分をくけて、お直し終了
この対丈コートは2009年に仕立てていました
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母の色大島紬を洗い張りして、コートに仕立て直しました
もう15年も前の仕立て物
チリよけと軽い防寒用なので、よく着ました
こちらに住むようになってからは移動は車中心ですが、川崎では徒歩、階段、電車の繰り返し
よく歩くから、裾の傷みも激しく、裾切れして直したのは今回が2回目
元々母の着物の仕立て直しなので、もう十分着たことになるのですが、思い入れがあり捨てられません
こうして手を入れて、もう一度気持ちよく使えるようになりましたが、また同じように裾切れは起こります
そこで、裾の傷みを防ぐための、ガロンテープを縫い付けることに
ところが手持ちのガロンテープでは、色が合いません
専用のガロンテープに拘る必要もないやと、代用品を手持ちの材料から選んだのは、チロリアンテープ
着物の裾裏にテープが0.5mmほど出るように軽くとじつけました
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たたむと、表からはほとんどわからないけど
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ズームすると
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裾が細いのは畳んで2つに折るとよくわかります
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今年から大河ドラマは平安時代の貴族文化
このコートの肩裏は、そんな時代の手描き染め
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着ていると全く人目につかない裏地
でもこんな柄だと、気分が上がります😊
大正生まれの母の漆を使った着物から娘のドレスを仕立てました。心配した通り見事に裾が擦り切れどうしたものかと考えていたところでした。早速ガロンテープを購入、これから取り掛かります。きっときれいに出来上がり、またしばらく着られると思います。ありがとうございました。
とてもマイナーな今回の私のブログがヒントになったなんて、まずそれにびっくり
次に、ガロンテープを早速購入・・・またまたマイナーな和小物が簡単に?手に入ったことに、びっくり
およそ100年前にお母様のお着物をお孫さんがドレスにしてお召しになるなんて、素敵なお話ですね
ガロンテープが力を発揮しますように❗️