これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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二部式着物(帯ナシ)で 着物生活 … 旅行や温泉にも 着物で出かけたい

2009-12-02 | 着物
二部式着物

着物着て 遊びに出かけたいと思っても 躊躇してしまうことが間々あります。

そのひとつが 旅行。

電車や 飛行機は OK。

ところが 車だと、背中の帯が 乗用車のシートとの相性が最悪。

その車でのお出かけに 着物を着ようと思い、二部式着物を仕立てました。

この二部式着物は 着物通には 非常に嫌われているようですが、母達はとても重宝しているみたいです。

使った生地は 初めてオークションで ゲットした大島紬 5年ほど前のことです。

着丈がたっぷりあったのと、5マルキ表示に 飛びつきました。

解いて 洗い張りに出して 手元に戻ってきたものも 袷を仕立てても 着ないで終わりそうな予感。

そこで 二部式にチェンジしました。

八掛けは 元々使ってあったもの。

昔の大島紬によくあるエンジ色です。
八掛けの色


伊達衿が必ず付いているのが このタイプの着物です。

金茶の生地があれば 一番映えてよさそうと思ったものの、手持ちがなく、

市販品は 振りそでなどに合わせるようなものばかり。

そこで 道行の残りで作ったので これまた 八掛けと同色のエンジ色です。

ちょっと 残念。


ピンク色の刺しゅう入り半襟を 衿襦袢に付けました。

袖は 袖口の開きも小さく、男物と同じ振りなしなので 襦袢の袖も省略。

下だけは 二部式の長襦袢を着ると 保温にもなり、裾さばきもよく いい塩梅です。


最初、仕立ての先輩の方に相談して寸法を決めました。

その時に 袖の丸みは3寸がいいだろうとのことで、3寸の丸みで作ったのですが、着てみて どうもしっくりいきません。

そこで やはり 標準の5寸の大きな丸みに縫いなおしました。

下の写真は 片方だけを 5寸の丸みに直した状態のもの。

帯無しで着る軽快な着物ですから やはり5寸の丸み(左袖)が合っているようです。

袖の丸み違い

近場の温泉によく誘われるのですが、その時も この手の着物だとOKです。

脱衣場で 裾を汚したり濡らしたりするのを心配せずに着脱ぎが出来るし 長い帯が不要だからです。

これからは 出番が増えそうです。

次回は 仕立てた寸法を 覚書として 記そうと思います。

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