「トリツカレ男」といういしいしんじ作の本を読んでみました
「トリツカレ男」という本が読みたかったわけではなく、いしいしんじという作家さんが昨年辺りから気になってのことです
きっかけは、新聞の人生案内の回答者になられた事です(読売新聞)
30代ぐらいまでは、新聞の人生案内コーナーになぜか嫌悪感を持っていました
理由はわかならないのですが、若くて強がって突っ張っていたのかも😰
40代半ば辺りから、人生案内コーナーを読むのが、新聞をめくるときの楽しみになりました
相談された内容に、自分ならどのように答えるかなぁと考えて、そのあと回答者の部分を読むのです
思った事と同じような事が書いてあったり、正反対の事が書いてあったりします
回答者の職業や人柄が伝わってくるのも、読む楽しみになりました
作家や学者さんが執筆された本に興味を持って読み始めたことも何回もあります
読んで挫折したことも、もちろん数回
人生案内でいしいしんじさんが回答者と目に入ると、今日は手強いなぁと思います
私の発想とほぼ違うのです
だから余計に気になります
ひらがなを多用した文体と独特の文章にも心惹かれていました
年末年始のまとまった時間に読もうと 抱え込んだ本の中に一冊が、「トリツカレ男」です
第一章は、非常に読みづらいものでした
これまでの小説と違って、ひらがなが多いのも理由の一つ(でも私は漢字が苦手なのですが)
第二章からぐんぐん引込まれていきました
内容は、大人が読むおとぎ話のよう
話の展開が気になって、一気に読んでしまいました
読み終わった後の、気持ちがとても穏やかで温かいのです
文庫本で160頁の短編小説
しばらくは、この作家さんがマイブームになりそうです
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今日は冷凍庫にあった鶏ごぼうご飯の素を使って、炊き込みご飯
錦糸卵をたくさん作ったので、ご飯にたっぷりとかけて、豚汁とイワシの干物
ブロッコリーとレタスなどを取ってこようかと言うトトさんに、待ったをかけました
キュウリを使いたくて、ワカメと中華クラゲの酢の物、蓮根をソテーしてバター醤油を絡めた小皿も
夏野菜のキュウリはこの季節はハウスで加温しながら作られているので、買わなければいいものの、たまに買ってしまいます
地場物なので、冬のキュウリにしては美味しいのもつい手が出る理由です(鮮度がいいのでしょう)
鶏のもも肉を買って、刻んだもも肉とささがきごぼうを炒め煮にして 煮切った物を、鶏ごぼう飯に使っています
一度に一枚のもも肉を使うので、半分は冷凍
少しタンパク質を増やしたいなと思った時に、炊き込みご飯として使っています
私は昔からイワシが好きで、特にこの季節は鮮度が良くて脂ののったイワシがあるとついついお買い上げ
もちろん干物でもお買い上げ
でもなかなか生のイワシを見かけないのが残念です
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