6月16日 第三回歩いて巡礼る 知多四国です。
夏の暑い時期を避けるためか 一ヶ月に一回というよりは少しづつ前倒しになって来ます。 ついこの間行ったばかりなのに・・・・いえ 不満ではないですが 日がたつのは早いです。
朝から雨です。
雨だと中止かな?と少し期待しながらパンフレット見ても・・・・やるみたい
1年半あとに同じコース歩くのだからその時にと言う手もあるけれどやっぱり嫌
やり出したからには頑張らないとね。巡礼は行なんだから
阿久比駅には沢山の人 ベンチに荷物を置いてみんな雨用の支度をしている。 今回は道順がとてもわかりやすい。 大通りを南に進んでUターンして北上して右へ回って大きく周回して戻ってくる。 全行程9キロだそうな。
雨は嫌だけれど頑張ろう。
阿久比の駅を出て南下 アピタの手前で左に入っていく。
程なくして左手に駐車場が
斜面を登っていくとそこが16番札所 鳳凰山平泉寺
前回12番札所で終わっているのでれ?れ?れ?と思ったけれど 今日は大きい数字からお参りするらしい。
これってさかうちにはならないの?
慈覚大師による開祖は830年 古いです。
オカラス大明神って書いてある。 腰の神様だって
腰が悪い私は ちょいと覗いてみる。
青銅の鏡のようなのがご神体?
何処にもカラスの姿は見えなかったけれど。。。。
こんなに覗いて罰当たるかしら?
ビードロモウズイカ?
まだしっかり咲いていないけれど 長い植物だねぇ
本堂は雨対策でしょうか? しっかり戸が閉められています。
このお寺は源頼朝が国家安穏祈願に訪れたという由緒があるそうなのですが
なぜに阿久比?
父親である源義朝もこの知多まで逃げてきて最後を遂げたそうですから 知多が源寺に関わりのある土地だったのかもしれません。
と調べてみたら知多で亡くなった父源義朝の墓参りに野間へ行ってその帰りにここに泊ったのだと
本尊の不動明王は慈覚大師の手になる物で県の文化財になっているそうです。
大師堂はあいています。お参りの人で混雑しています。
奉納瓦がいっぱい積まれていました。
近いうちに屋根の葺き替えが予定されているようです。
アピタに接する道を戻る途中 この平泉寺にもゆかりの深そうな井戸を発見。
この井戸淳和天皇が夢で 鳳凰が群れをなしてこの鯨岡の地に降り立ったのを見て慈覚大師に鳳凰を見て来るようにと命じられた。
ここまで来て 里が水不足と飢饉に苦しんでいるのを見る。
慈覚大師は落ちていた石を綺麗に葺き浄めお経を書いて井戸に入れたら綺麗な水がこんこんと湧いてきたのだそうな
今見ると美しいとは言えない井戸だけれど こんな伝説があります。
鳳凰山平泉寺はそんなところから来た名前かもしれません。