この山は 比丘尼城址が有ると言う事で比丘尼山とも言われています。
女城主の山だったのか 戦の最中に 女子どもを集めておく山だったのか詳しい事が解らないようですが 標高222メートルの所にその跡があります。
本当はここは避けてトラバースして雨生山の方へ行く予定もあったのですが トラバースの途中でにょろさんを踏みそうに成り・・・・・・ 一気に気分が醒めます。
今日は 丸山だけにしよう。
で 登り始めました。 ほんのわずかですけれどね。
おっ!
オケラのドライフラワーですよ。
今年はもう会えないと思っていましたが 花の盛りでは無いけれど オケラはドライフラワーになってもその姿が良い。
味わいがあります。
コウヤボウキが 綿毛を作って飛ぶ準備をしています。
良い感じです。
桜の園が見えます。
この山は桜の園としても有名。
記憶によると(曖昧ですが)9000本ほどの桜が植えられているようです。
いろんな種類の桜が有り 桜にちなんだ古今和歌集などの詩が書かれています。
春の桜の時期はとても綺麗でしょうが残念ながらその時期には来たことがありません。
比丘尼城址です。広さはどのくらいでしょうか? 土地で見ると案外狭く見えるので・・・・・
北側を見ると 小さな郭があるような気がします。 やはりそれなりの規模の城があったのかもしれません。
この山丸山って名前がついていて 確かに里から見ると丸いのですが 歩いていると 支尾根がいっぱい集まっている山のようなんです。
不思議な形です。
桜 いくつか咲いています。
四季桜ではなさそうです。これだけいろんな種類の桜があると 私のようにはみだしっこもあるかも・・・・
愛の鐘
これはあんまりいらんなぁ
でも目印ぐらいにはなるかもしれない。 宝くじの収益金で作られたようです。
雨生山
反射板が見えます。 出かけるときはあそこまで行くつもりでしたが
これまでにほとんどみたい花見たな・・・
久しぶりに歩いたから無理しない方が良いな・・・・
とか言い訳いっぱい考えて 降りることにします。
一つだけ課題を作りました。 初めてこの山に入ったとき降りた道を探すことでした。 この山さっき言ったみたいに複雑な形をしている事と蛇紋岩砂礫地があちこちにあって自分がどこにいるのかわかりにくい事などで 何処がどう繋がっているか調べたかった。
キンミズヒキ
可愛らしい花が連なっています。
こんな砂礫地がいっぱいあります。
土地は痩せているんでしょうね? ならではの草花が咲く山です。
これでもかって出てきます。
今日初めてのヤマラッキョウです。
一つ一つ可愛い花です。
この花にも根っこにらっきょ出来るのかなぁ?
むむ? ヤマラッキョは種が出来るようです。と言うことは根っこは大きくならないんだね?
似ているのに全然違う花
山帰来の実が出来ていた。
吾亦紅
これもこの時期の定番
秋の野にわびさびを感じる花です。
ここにはミカワマツムシソウがいっぱいです。 シャッターいっぱい切った割には みんな暈けてました。
登りで見た花はやっぱりミカワマツムシソウのようです。 一般のマツムシソウに比べてとても小さいし 全体に花を付けます。 花と思っているのは飾り花かもしれませんけれどね。
見つけました。
初めて来たときに降った道です。
このところ雨生山に登るときに車を駐める林道の方には ここへ来る前に 左の方へ行けば良さそうです。
確かめてません。 何しろ似たような景色ですから。
一気に里へ下ります。
桜が咲いています。 この道を左に折れると駐車場に出ます。
それにしても 田んぼの畦にも竜胆が咲き乱れています。
ヒヨドリバナが咲いています。
葉っぱを見るとヨツバヒヨドリではなさそうです。
畑や田んぼの脇を歩いていても 草花に触れることが出来る地域です。
雨生山へ行くことを止めたので 一時間半ほどの散歩でした。
今度こそ根性出してもう少し歩きましょう。