本当は朝妻籠の宿まで来て一緒に歩く予定だった。 車を何処に置く? ほとんどが中央線を使って歩ける中山道だけれど 妻籠 馬籠 落合 中津川までは中央線から外れていてアクセスが難しい。 前の日に観光協会に聞いてみると南木曾8時15分発が 一番だとか
これを使えば一応合流出来る。 今日はジオンさんが一緒に歩く事になっていた。ところが悲しい事に 前から具合悪くて入院していらっしゃるお姑さんが亡くなったとの事 とても申し訳ながってメールをくれたけれど 事は一大事 当然のこと お姑さんについていてあげないと。。。
さて 私はどうする。 一人でも参加するか・・・ 実は 妻籠馬籠間8キロは 去年だったか紅葉の頃に歩いた事がある。 今日は続きの落合まで行ける事をとても楽しみにしていた。
ふ~ん どうするか??? 見ると 目の前に飲んだくれてつぶれている亭主殿がいる。 おお これは良い。「明日 中山道歩くよ。 馬籠からで良いからね。」
酔っぱらって 「おお むにゃむにゃ。」
朝起きたら「やっぱり行かん」とか言いだしたけれど そんなぁ・・・で無理矢理連れ出す。
妻籠から歩くのは無理やね。 妻籠 馬籠は車で回って 馬籠で待ち合わせる事にしよう。
時間も気にしなくて良いし。
その旨メールする。
で 車を駐めて妻籠の南側から入ったら「おはようございます。」 あらら?出会っちゃったよ。
ちょっと恥ずかしかったけれど やっぱりここから一緒は無理のんびり妻籠散策。
朝もまだ早くて人がたくさん入っていないので なかなか良い感じ。そう言えば前日の夜の妻籠はもっと良かった。 暗い道に行灯のような灯りが薄ぼんやり。 車がとても似合わない町だった。
あわててカメラを構えたものの 設定が出来ていなくて 暗くて見えないので こんな写真しかない。
朝の妻籠には きりっとした空気が流れている気がする。
屋根を避けて回り込んでいる。
ここをまっすぐ行くといわゆる鍵の手
上下二段に道は分かれ中が見通せないように曲がっている。
買い物も時間早くて買えないし。
妻籠から馬籠は隣同士の様だけれど 実は結構たくさんの集落が残っているんだよね。 大妻籠には長野県で一番古いのでは無いかと言われる民家もあるし 倉科神社って言う小さくて可愛らしい神社もあるし
「何処まで行ったかな?」 男滝 女滝によってみる。吉川英治の「宮本武蔵」の舞台になったそうだけれど。。。?
更にぽつんぽつんと集落は続く。 白木改番所跡の近くにある 一石栃の立場茶屋
道路が中山道を何度か横切り 寸断されているので 一行の気配を探してみるのだけれど さすがに今日は行程8キロほどあるし 馬籠峠への登り道だからね そう早くはなさそう。
馬籠峠に立ってみる。 妻籠からの道は深い緑のなか。 馬籠峠を越してからは 街道を伺う場所は馬籠のすぐ近くまで無いので馬籠の展望台近くに車を駐めてみんなを待つ事にする。
我々はこの宿場の中に2泊したので、朝の散歩で静かな宿場を堪能しました。
車は便利ですが、置く場所が難しいです。
街道歩きはコツコツと歩くのが一番のようです。
妻籠は車を駐めるのにお金がいるけれど 馬籠は無料 馬籠へ駐めて歩き妻籠からバスで戻るのが一般的です。