スゴ足の山女 ジオンさんが大垣から三河の山に登りたいとやってくる。脚力の違い 体力の違いから案内はとてもとてもかなわないのだけれど それでも良いよとのたまうので 今回は鳳来寺山を提案。
いざというときのために ぴーちゃんと オモニを誘う。 ずっと前 棚山から宇連山までの縦走の時以来のメンバーだから心強い。
大垣からJRに乗ってくるジオンさんをぴーちゃんと迎えに行き その後本宮山麓のウォ-キングセンターで合流。朝のもやっとした天気は すっかりクリアーになり 今日はアルプスの展望間違いなし。
鳳来寺山はブッポウソウのいる山として有名。そのせいか 深山という印象をずっと持っていたけれど スカイラインから上の方まで行けてしまうのでそんな感じもなくなっていた。
しかし 山の至る所に大きな岩がせり出しており なかなか存在感がある山であることは間違いない。
「ジオンさん ぴーちゃんといっしょに行者越えから登る? 私とオモニは駐車場まで行って合流するよ。」
あっさり 却下。 あれ~ ジオンさんには 物足りないだろうになぁ
こんな高いところまで車で来ちゃったよ。 下から階段歩いてもらっても良かったんだけど そうしたら深山の鳳来寺山感じられるかもしれない。
結局 行者越えの入口を見落として あれあれ解いている間に駐車場へ着いてしまったというわけ。 しょうがないね
まず東照宮にお詣り
世継ぎを望む松平宏忠と 於大の方が鳳来寺に参篭し その結果家康を得たと言う話しから 孫に当たる家光が建立を思い立ち家綱の時代に完成したらしい。
日光の東照宮や日本平の東照宮に比べて 地味で今にも倒れそう。由緒ある寺社仏閣を守るのは 大変なんだね。
本殿へ向かう途中にこの狛犬様 あれれ なんともひょうきんな・・・ 何かが違うよ。 思わずにやりとしてしまう。
権現様の横から上に東海自然歩道を基本とする散策コースで行く事にする。
ここで もう一度提案。
「この階段を下りて右手に馬の背の展望台があるの。 そこから見ると鳳来寺山内が見渡せてなかなかいいけど行って来ん?」
私は体力の温存のために リュックを見張る。私プロデュースだけは得意なんだわね
あの矢印まで行くの
途中で 赤い洋服らしきが見えたので 思いっきり手を振っておいた。 見えたかな?
階段に腰掛けてうつら うつら
今日は特別に良い気分 冬だというのに風が頬をなで 木々をわたる風がさやさや言っている。 時々目をさまして空を眺めてみる。飛行機の通り道らしく 青空に次々と白い機体が白い飛行機雲を描いていく。