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Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

ザゼンソウの南限に行ってみる。 滋賀県今津 2/22

2015-03-25 21:37:49 | 散歩
酒蔵見学のあとは ザゼンソウを見に行く計画だった。

昔息子と ザゼンソウを見に行った事がありました。 
高月を歩いていたら 地元のおばさんが教えてくれたのです。
「余呉の奥に行くと ザゼンソウがあるから 見てくると良いよ。」

そこはとても雪深いところでした。
記憶では福井へ行く道の途中にありました。 冬期通行止めの道のゲートの所にありました。


雪を割って出て来るザゼンソウに興奮して写真を撮っていたことを思い出します。


今日もそこへ行くのだと思っていたら今津に行くのだそうです。
今津? 
思わぬ場所でした。
座禅草は北国の植物です。
本州では このあたりが南限だそうで 家の周りでは見たことがありません。
単純に 気温だけの問題では無いでしょうが

饗庭野の湿地帯にびっしり咲いていると言う事です。 折しもザゼンソウ待つrの真っ最中です。
1981年に 今津中学の生徒が理科の授業中に見つけたのだそうです。

可愛らしいその姿に 中学生達びっくりしたことでしょうね?


おやおや こちらはもう葉っぱがでています。
暖かいのか 雪を割ってでてくる様子は終わっていました。

昔勤めていた頃 秋田出身の同僚がいて とても誇らしげに「ザゼンソウ見て来たんだよ」と報告しました。
すると同僚は 「秋田では あれはばふんそうって言って嫌われるんだよ。 臭いんだもの。」と

あとでザゼンソウの戦略を知りました。
ばふんそうって言われるぐらいの臭気をだして蠅などの虫を呼ぶんだそうです。 これも生存のための戦略。凄いですね?
私としては お坊さんと言うより 小坊主さんがお祈りしている姿と思うことにします。
だって やっぱり可愛いですからね





水芭蕉より小振りで可愛い可愛いザゼンソウに来年も会えるかしらね? 

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湖畔の酒蔵を訪ねる  マキノ町 海津Ⅱ

2015-03-24 19:27:58 | 散歩
今回咲く蔵見学を許していただいた時に ちょっとした条件がありました。
普通新酒が出来ると お店の商品の宣伝も兼ねて 酒蔵開放と言うのがありますが これは違います。
行ったのは2月22日  まだお酒の仕込みの真っ最中です。
私達が外からの菌を持ち込まないために 前日から禁止された食材があります。

納豆などの発酵食品 柑橘系の果物
発酵食品というと 味噌汁はどうなの? 醤油は?
と言うことで いつもの朝ご飯は 味噌汁抜き 納豆抜き・・・・どう工夫してもなんだか情けない食事でしたが ま 美味しいお酒を戴くためだから仕方ないですね?
奈良の菩提山正暦寺が 日本酒発祥の地と言われています。
聞いたところに寄ると お寺の周り自然界の空気中に日本酒に必要な酵母があって 蒸し米に反応して発酵したとか・・・・
そういえば 蔵には酵母が住み着いているとも聞いたことがあります。
そう考えると お酒ってとてもデリケートな食品のようです。
お昼には 高島そばも待っています。
しばらくは神経を研ぎ澄まして お酒を学びましょう。


立派な新しい杉玉がでています。
まだ仕込みの最中と聞きましたが・・・・・・ 今は 新酒が出来たお知らせと言うよりは 酒蔵ですよって言う飾りなのでしょうか?


お米を洗い蒸す作業はもう終わっているようです。
全体の工程を教えてもらいましたが 表を写真として撮るのはいかがな物か?と思ったので正しくお伝えできません。
残念。

簡単に言うと もろみという物を作るまでの工程を逆算して 仕込みを始めます。
洗ったお米は二つに分けて それぞれに麹 酒母 酵母と 加えていくようです
二つの流れがそれぞれに違うので 最終的に同じ日に仕上がるように三段仕込みという工程を組んでいるようです。
難しいです。

簡単に言えば 蒸したお米に麹を加える。 麹はお米のデンプンを糖化する役割を果たす。それに酵母を加えて酒母を作る。お米の糖分はどんどんアルコールに変わっていく。20日間ほど発酵させた物がもろみとなり それを絞った物がお酒・・・・

あまりにいい加減な説明で お酒好きな人に叱られそうですが・・・・ごめんなさい。


仕込み中の樽です。
ホーローのタンクは何と我が町安城の工場でした。 そこ?
中までホーローになっているそうです。

まだ発酵はじめです。
静かに耳を澄ませると シュワシュワ言っています。
味は どぶろくの様な感じ・・・・でした? 私には解りませんがみんなご満悦。


それからしばらく立った樽です。
色が緑色? 前の樽より澄んでいます。
日本酒の本来の色は 緑がかっているのだそうです。
消費者が透明なお酒を好んだと言う経緯があって 色をわざと抜いているのだそうです。

いくつかの段階のお酒を汲んでくれて飲ませて下さって・・・・飲んべえさんが三人できあがりました。
案外きついようです。


最後の行程 もろみを絞っています。
今ひとつ構造がよくわかりませんが 布を巻いた板のような物の間をもろみが通っていきます。
滝のように流れている音が聞こえます。
清酒が 流れ 澱というか酒粕が 布の間に溜まります。
これが酒ガスだったんだぁ・・・・・・ 粕汁 甘酒 あ 焼いて食べるのも好きですよ


あの 白いぼこぼこしていた物は こんなに綺麗なお酒になりましたよ。

最後に 亭主殿 お酒をいっぱい買って帰りました。 気に入ったようです。
ちなみに 小さな蔵元で 沢山作れないこともあって 滋賀県でも中々手に入らないお酒だそうです。


おなか空きました。 飲んでいなくても ずっとアルコールの匂い嗅いでいましたからね  なんだか頭くらくらします。
Kさんの山仲間が冬期する事が無いので・・・と言うことで期間限定でやっているそば屋さんだそうです。
賑わっていました。


おそばしかありません
量が一杯で美味しかった。
そばは そばだけで無くおつゆが合わないと 納得できないことが多いのですが これは大満足でした。
私も もう少し上手に打てるようになりたい。

さて お抱え運転手を買って出た酒蔵訪問でしたが 楽しかった。
また来年も行きたいですね。
こんな 何も無いけれど 雰囲気のある町好きです。 








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湖畔の酒蔵を訪ねる  マキノ町海津

2015-03-18 22:48:24 | まち歩き
自然保護団体の活動を通して親しくなったKさんより 酒蔵訪問のお誘い
亭主もどうぞ・・・・と言うわけで るんるんの亭主ですが

試飲があると言う事は・・・・・私 お抱え運転手ですよね?  はい 解りました。

米原で待ち合わせて着いたところは マキノ町
琵琶湖の北の方と言えば良いのでしょうか?


湖畔に何となく白く見える並木は 桜のようです。
あ あれは ひょっとして海津大崎ではありませんか?
近江八景 暁霧・海津大崎の岩礁 桜の名所として知られた場所です。 まだ行ったことはありませんでしたが ツアーバスが一杯でていることを知っています。
桜の頃には湖面にに桜のトンネルが張り出して とても綺麗だそうです。
桜のトンネルを真下から見上げるクルーズもあるそうですよ。


海津は 滋賀県ですが 加賀藩の飛び地だったとのこと
どうりでなんだか 港町というよりは 歴史の香りがいっぱいして 気品にあふれている港だと思えました。
特に海津大崎から手前の方に気付かれている石積みはとても綺麗です。
二キロほど続いていますが 石垣には切り込みがあって船を中に入れられる様になっているようです。
北陸は北前船で 魚などを運んでいたと思っていたのですが 琵琶湖を使うと京阪神に海産物や 米などを運ぶのが楽になると言う事で湖上交通の中継地だったようです。
驚きました。
最盛期には 100艘の丸子船を持っていたそうですから


桟橋の跡があります。
と言っても杭だけしか残っていないようですが

今聞いても俄には信じられませんが 昭和30年くらいまではスキー汽船等という船も運航されていたとか
夜大阪を電車で出て 大津から14時に船に乗ってマキノを目指してやってくる船。
明け方着いてから マキノのスキー場に向う・・・・・
ものすごいバイタリティです。
帰りはどうするんだろう?

この静かな湖畔の景色からは信じられない昔話です。

手前の川のような切り込みは船の引き込み線です。
船がないの影響で壊れたりしないように 引き込み線を使って内部の池に誘導するようですが 池は今は埋め立てられて小学校になっていました。






面白い物見つけました。
屋根の鬼瓦の模様  分銅が付いています。
小さくて見にくいですが・・・・ 元銀行だったそうです。 なるほど
もっとも民家のような佇まいから 両替商だった・・・・と言うことかな? 一緒かぁ・・・・・


だいたいのマキノの町を感じてから いよいよ酒蔵見学ですよ。
私は匂いだけ楽しみましょう。
 
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春の妖精に会いに  伊吹野へ

2015-03-17 22:01:05 | 散歩
まだまだ遅れているレポートですが 3月14日 私が所属している団体の総会 および自然観察会がありました。
そのレポートをだした物ですから これならすぐに投稿出来そうです。
順序はめちゃくちゃになりましたが 季節感も大事と言う事で

今年は暖冬と思われたのですが 水曜日に思いがけなく大寒波に見舞われ 名神高速道路も関ヶ原方面は通行止め  大雪が降ったようです。
雪は溶けるのだろうか? セツブンソウは見られるのだろうか?
前の日に 会長さん達が下見を・・・・

「雪が深くて 二つ三つ見られただけだよ」 絶望的な報告がかえってきました。
当日 総会に向う車には 容赦なく降りつける雨  さらに絶望的です。

有り難いことに 総会が終わった頃には 陽が差してきて 空が明るくなってきました。

春の妖精達に会いに行く観察会はは 皆さんがとても楽しみにしていらっしゃる物です。 ひとまず良かったねと 胸をなで下ろし 覚悟をしながら現地に向います。

今日のテーマは 「春の妖精達に会いに行こう そして冬芽を観察しよう」二つのテーマで行きます。
冬芽の観察のために 実にユーモラスで 魅力的な資料を用意してもらいました。
可愛い妖怪のような冬芽に クスッと笑えます。


雪が多くて車を駐められないことを心配して 小泉の 入り口から歩くことにします。
少し多めに歩くことになりますが 冬芽を観察するには もってこいです。


神社までの道に 何度も立ち止まります。 おにしばりの小さな花芽を見つけたり 冬山椒の実を噛んでみて刺激を感じたり 華やかな花は咲いていなくても 先に進めません。

あ スハマソウありました。 雪で無理と思っていたのでみんな大興奮です。
早くも撮影会です。陽の光が少なくてうつむき加減ですが あちこちで咲いています。


さざれ石の石垣をI君が見つけました。この土地ならではの石垣です。
ちょっと穴だらけで弱そうに見えるんですけれどね。 仏様のいらっしゃる祠のような物も組み込まれています。

冬芽も見ながら歩きますが とても小さくて虫眼鏡で見るのがやっと 資料のような妖怪さんに会いたいのですが


ワサビ田を過ぎて神社に着きますが 少しだけワサビ田に寄ってみます。
例年は ここにもスハマソウが咲き ワサビの花や ヤマアイ 仙洞草が見られます。
クレソンの畑になっていました。 ワサビには早いようです。

ヤマアイが 頑張って花を咲かせていました。

蕗の薹がおばなと雌花と揃っていたのも嬉しいことでした。

神社に着くと早速撮影会です。

雪に潰されたヒマラヤユキノシタを越えて行くと福寿草の咲いているところにでます。


お日様に向けて思いっきり開いた金杯というわけには行きませんでしたが 嬉しい出会いでした。
ぴかぴか光っています。
神社の裏のお墓の所に行ってみます。 
セツブンソウの群落地です。ところが今年は勝手が違いました。 いくらか咲いてはいますが ほとんどが雪の下です。 
雪を割って出て来るセツブンソウは愛おしいですが それを撮影するとなると これから出て来るセツブンソウを踏んでしまいそうです。
ここでの撮影会は 止めましょう。


大久保のに向います。 こちらは明日のセツブンソウまつりに向けて準備をしていらっしゃいますので少しは見られるに違いありません。



大久保のセツブンソウ群落地でも雪で見られないのは一緒でしたが 陽の当たる場所はいくらか見られます。
段々畑の様になっている群落地を巡りながらNさんの楽しいお話を聞きます。
春の妖精を身近に感じられるひとときです。

種からでたばかりの可愛らしいヒトツバも沢山あります。
キンポウゲの仲間はは双子葉なのに セツブンソウの赤ちゃんは葉っぱは一枚しかでないんだって。
それが来年 切り込みの一杯入った葉っぱに変わり 次の年にならないと咲けない。
来年 再来年が楽しみです。

出来るだけ一緒に・・・と思っていたのですが みなさん心が逸るようで いくつかのグループに分かれてしまいました。 長尾寺に出かけたグループからは ミツマタの報告が聞かれました。
長尾寺は ロウバイも近くにあるので ミツマタと一緒に良い香りが漂っていたことでしょう。
冬芽も観察できました。

もう一グループは 日が陰らないうちに板並地区に行きたいと先を急ぎます。 
ここではアズマイチゲが見られます。
キンポウゲの仲間は お日様が大好き。 日が陰ると 花はうなだれてしょぼんとしてしまいます。
ご機嫌の良いうちに急げ~~

頑張った割には 残念! こちらも雪が多くて 日差しも足りなくて やっぱりうなだれています。
土手に 遠目に見ても白くなっているのが解ったのですが 今年はまだまだです。

もう一箇所は 白くいっぱい咲いていましたが 雪が深くて近づけません。


 その代わりというのも変ですが 爽やかと言っても良いようなネコノメソウに出会いました。

仙洞草も 気の早い子は花をみせてくれました。
カテンソウは まだまだ小さな葉っぱで 花は遠いようです。 

思わぬ大雪に見舞われ 前日には絶望的と思われていた自然観察会も お目当ての花は思ったより見られ 次の観察会 もしくは自主的な観察会に楽しみを残したと言うことで それなりに楽しい会になりました。
いつも花の事を 詳しくわかりやすく お話してくださる中井さんに感謝です。 何度参加しても 新鮮な気持ちで観察会に臨めます。
次はどんな花が待っているのでしょうか? 楽しみにして再開を願います。 
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どた靴でフレンチ

2015-03-15 11:39:27 | 散歩
岡崎美術博物館MINDSCAPE MUSEUMを 通る度にその建物の美しさに魅了されるのですが 山歩きをすると少しおなかが空きます。
気持ちもなんだか豊かになって ゆっくり景色を見ながら 御茶や 食事をしたくなる。
そう意味で ガラスのレストランは 私を手招きしています。

レストランセレーノ
契約農場から取り寄せた野菜を使っているそうです。
お肉や 魚もこだわりがあるとか

入って見ましょうか?  ん~~ でもひどいかっこうしていますよ
何しろ山から下りてきたばかりですから。 靴はトレッキングシューズと言えばまだ良いのですが 手入れをあまりしない私のトレッキングシューズは どた靴としか言いようがありません。
一応泥は乾いているようです。

ときには結婚式の披露宴にも使われるそうですが 良いかぁ?


おやおや 綺麗な前菜です。
野菜に拘っている事がよくわかりました。
特に人参美味しかった。 そざいを伺うととても丁寧に教えて下さいます。


スープには 地元岡崎の八丁味噌が風味程度に使われていて 新鮮なあじのスープでした。
決して味噌汁味ではないです。 あくまで洋風ポタージュです。 念のため


スズキのポアレ・・・だったと思います。
実は一ヶ月も前だったので ちょっと忘れています。
ソースも味噌が入っていたように思うのですが 前のスープとまちがっているかな?


で 三河ポークのステーキ
ソースが野菜のおいしさが出ていてただのデミソースでは無かった。
一つ一つに一杯のこだわり  贅沢なランチです。

その後 ケーキやアイスクリームののったお皿が来たのですが 勢いで食べちゃって写真忘れました。


自分の席から撮ったのであまり伝わりませんが とても良い展望です。岡崎の南の方 西尾から海まで見えています。
本当に豊かに気持ちになってしまいました。
山歩きをして非日常の贅沢を味わい 忙しさにかまけて残り物やインスタント食品 冷凍食品をチンでは無いひとときで。

最初に気後れしたどた靴も気にならなくなりました。

ここへ来る人は 披露宴の為の人以外は まず正装の人はいないなって
だって 散歩や 山歩き ジョギング サイクリングの人がほとんどですからね

ときどき こんな楽しみを目当てに 山歩きも良いかな? と あくせく働いている相棒のことを 忘れて思った一日でした。


反省 れぽーとは早く仕上げることですね? せっかくのレポートが 記憶違いや忘れ物で 色あせます。

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