世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

夢の工程表 Process chart)

2013年12月02日 | 
ただ漠然と夢を追うのではない。


出来たらいいなー、程度ではいつまでたっても夢は実現しない。


そういう人たちの口癖は至ってこうだ。

行けたら行きます。

来れたら来ます。

時間があったら・・・。

また今度。

都合が付いたら。


無意識に使っている場合も多い。


だが、その言葉の習慣がその人の生き方を決めている。




時間は自分で作るもの。

また今度って、いつなんだ。

都合は自分で付けるもの、だろう。


ボクはそういうたぐいのことを口にする人を信用しない。


なぜなら、自分のことを自分で管理できない人間だからだ。

そういう人間は、約束を守らない可能性が高い。


遊び程度の付き合いならまだしも、

少なくとも一緒に仕事はできない。


ビジネスはいい加減ではできない。

ある程度無理は必要だ。

自分を追い込む程度の無理が必要だ。


いつも曖昧模糊とした返答しかできない人は、

性格も、行動も、ライフスタイルすら曖昧になりがちである。


竹を割ったような、はっきりしたした人が好きだ。

嫌ならイヤ!好きならスキ!とはっきりして欲しい。


いつまでも半殺し状態で引っ張られるのは嫌なものだ。

オッと、また話の道がそれてしまった。



要は、やりたいことがあったらそれに向かってまっしぐらに進むべきだ、と言いたいのだ。

漠然と追い求めても、漠然とした答えしか返ってこない。


一気に夢に近づくことはできない。

夢が大きければ大きいほどだ。


だから、工程表(process chart)が必要となってくる。

階段を一段一段上る時のように

各段ごとに目標と結果を明らかにする。


建築であれば、

基礎を作り、骨組みを作り、屋根をかけ、壁を作るといった具合だ。

配線や配管といった細かい作業も手を抜けない。


床を貼る前、内壁を作るう前に計画をしておかないと

結局外付けになりみっともないことになってしまう。


もちろん、途中途中で思いがけないことが起こったり、

デザインの変更を迫られたり、手直しが必要であったりもする。


その時慌てず対処できるような心構えも必要だ。

あまりにガチガチと融通のきかない計画はむしろ計画そのものをだい無しにすることがある。


臨機応変な対応力が求められる。



ボク自身は、あれもやりこれもやり、

また新しい案件があればそれも手がけるといった具合に

常に複数の事柄を同時進行させている。


が、それぞれに工程表を作成する。

もちろん、別々の案件が微妙に絡み合ったりもする。


時には行き当たりばったりなこともあるが、

それが日常化し、その日ぐらし状態に陥っては

夢は遠のくばかりだろう。


小さくてもいい、

毎日一歩、一段進んだな、って思う仕事(生き方)をしたい。