世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ミッション

2013年12月09日 | 
何のために旅をするのか。


遊び、観光?

仕事?

自分探し?

気分転換?

ストレス解消?


今までいろんな形の旅を経験してきた。


それにしても旅に掛けた金は半端じゃない。

軽く3,000万円は超えているだろう。


だが、考え方によっては安いかもしれない。

これは自己投資と同じだし、

それに上記のいろんな意味が加味される。


食事もした、ホテルも泊まった、ビールも飲んだ、飲んだ、飲みまくった。

こうして英語もしゃべれるようになった。

人のできないような異文化体験もいっぱいした。

出会った人の数も動いた分だけ多いだろう。


それはプライスレスなことも含む。




日数を合算すれば4年間分ぐらいに当たるだろうか。


そうすれば、一年あたり800万円にも満たない。


これなら日本にいてくだらないセミナーや会合に参加したり、

訳の分からない高い教材を買ったりして

消費するのとさほど変わらないかもしれない。


そう考えると、旅は非常に効率のいい自己投資と言える。


だから、一ヶ月一万円払って英会話スクールに行くくらいなら、

12万円で1回~2回、海外旅行を楽しんだほうが英会話もよっぽど効果が上がるのだ。


これに気づかないで、金と時間をドブに捨てるような日常を送っている人々がなんと多いことか。


現場体験は、机上の勉強より数倍、数十倍の効果と意味を持つ。

特に英会話における机上の勉強は、畳の上で水泳の練習をしているようなものだ。


英会話をマスターしたいなら、とにかく現場(海外)に行くことだ。



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今年の年末年始は、ベトナムで過ごすことにした。

このところ毎月ベトナムに出かけている。


今まで年末年始は、商社マン時代と、世界一周の時を除けば動いたことがない。

なぜなら、宿泊業にとっては稼ぎ時であり、

動けば普段よりかなり高くつくからだ。


ところが今回年末から年始にかけて約2週間ベトナムへ行くようにしたのは、

格安のオファーがベトナム航空から来たからだ。

なんと、29,800円、LCC並だ。


前々回もこの超格安料金で行ったことがある。

時々キャンペーンがあって頻繁に利用する者にとっては嬉しい限りだ。



日本と違って旧正月のある国は、元旦だけはお休みになるようだが、

それ以外は普段の生活と変わらないと聞く。


逆に、旧正月にこれらの国を訪ねれば、

どこもここも締まっていて観光ひとつ出来ないらしい。


旧正月は陰暦なので、年によって異なるが、

ベトナムでは来年は一月末から始まる。


その前後二週間は町はひっそりとしているらしい。

だからテト(ベトナムの旧正月)の時期は行くのを避けていた。




つまり、年末年始でもベトナムでは日常的に仕事ができるわけだ。


日本でみんなが休んでいる間も、ボクはあくせくと仕事をする。


仕方なくやるのではない。

好きなのだ。

こうして動いているのがたまらなく好きなのだ。


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今回の主な仕事は、

言うまでもなく納豆のマーケットリサーチだ。


試食場所を現地の人に依頼しているが、まだ決まっていない。

だが、構うものか。


泊まったホテルやボクの店のスタッフたち、

知り合いのベトナム次の少なからずいる。


そうした人たちに片っ端から納豆を食べてもらい感想を聞く。

それだけでもマーケットリサーチになる。


そしてそうしながら、正式の試食会の場所を探せばいい。

ついでに、新しい企画の店、買収するホテルの下調べもできる。


もしも時間が余れば、ミャンマーにでも飛ぼうかと考えている。

あるいは、ベトナム国内の移動で、フエやホーチミンに行くかもしれない。

だからホテルはこまめに予約を入れないといけないのだ。

予定が変わってキャンセル料など無駄な出費は極力避けなければならない。




さて、そうと決まればそれに合わせた準備が必要となる。

早速納豆メーカーに連絡をして、サンプルなどを依頼しなければならない。


年内、やり残した仕事も片付けよう。

山ほどある。


だが、旅に出ることが決まれば、ウキウキして仕事がはかどる。




【今日の一言】


目的が明確であればあるほど、

行動が素早く、的確にできる。


Mission, Passion, Action