世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

プランB

2013年12月24日 | 人生
めまぐるしく過ぎていく日々の中で、

今年も一年が終わろうとしている。


充実の中にもあまりにいろいろの出来事があった一年であった。

起業、進出、提携、そして背信(betray,unfaithful)。


時に鼓舞され、時に打ちのめされる。

人生はままならない。




人生思い通りにいかないのはご承知の通り。


恋もビジネスも一筋縄にはいかない。

だから面白い。


どんなに用意周到にことを運んでも、

最後にドタキャンをくらい、どんでん返しになることは最近よくあることだ。


当てにしていた相手が突然降りると言い出す。


その人しかできない仕事を手伝って孤軍奮闘した矢先、

いきなり梯子を外される。



あいた口がふさがらないような事象が前にも何度かあった。

口約束はもとより、サインをした契約書さえ平気で疎んじる神経は理解不能だ。


その都度計画の変更を迫られてきた。



だがものは考え方一つでどうにでも変わる。


そもそもその人の考えで動かされる。

何かをやりたという熱意を感じ、信じて協力をする。


そうして苦労してスタート地点まで来たところで

いきなり踵(きびす)を交わされる。


今更レースを中断するわけには行かず、自らが走らされることになる。

あるいは、間髪を入れず代理の走者を探さねばならない。




疑ってばかりでは物事は進まない。

信じることはリスクを犯すことと同じだ。

相手に賭けるのだから。



だからこそリスクヘッジは欠かせないのだ。

つまり、プランB,プランCを用意しておかなければならない。


計画は慎重綿密にして柔軟であらねばならない。


nonrefundable(返金不可)とか、

Unchangeable;irrevocable(変更不可)ではいざという時は困るのだ。


Endorsement(裏書き)できない手形を渡されても不渡りにはできないのと同じ。



アツアツだった恋人が、

結婚の二文字に触れたとき豹変することはよくあることだ。


そこにはいろんな事情があろう。

その場その場の情事は楽しめても、

一生添い遂げる自信はない。


恋愛と結婚は別物なのだ。

マリッジブルーが襲う。


だからドタキャンの憂き目に会うことになる。


要は、恋もビジネスもドタキャンはつきものと思え。

そして、その時のためにプランBを常常考えておく必要がある。



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「ものは取りよう、考えよう」、という言葉がある。


同じ現象でも、取り方考え方で正反対の感情を抱く。


例えば、ボクは前回のベトナムの旅で10万円を盗まれた。


それは悔しく、悲しかった。

だがいつまで悔やんでも取り返しはつかない。


だからこう思った。

10万円でまだ良かった。

命を取られなくてよかった。


そして、この事件はボクの気の緩みが招いたもので

これからは気を引き締めてより一層慎重を期すべきだという反省ができた。


少々高かったが、授業料と考えればそれで良しとすることができる。




もうひとつの例だ。


ボクを屋根にあげ、はしごを外した輩が数人いる。

だが、その人々がいなければそもそも屋根に上がることはなかった。


そこには今までボクが見たこともない変わった素晴らしい世界(視界)が広がっていたのだから。

そういう機会を与えてくれた人々に感謝したい。


あとは、その景色を堪能したあと、

どうやって降りるかを考え出せばいいのだ。


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人間の中には、

やたらと不満や愚痴、悪口を吐く人がいる一方、

何事にも感謝をして穏やかに過ごす人がいる。


一方は満足指数が低く、

もう片方は、満足指数が高い。


満足指数が高いということは、

生きていることを喜び、 感謝を感じる能力、 自由な喜びや今ここにいる幸せを感じる能力が高いことだ。


しかめっ面をして過ごすより、

ずっと幸せな日常が送れることは言うまでもない。


どうせなら満足指数を高くして生きよう。


Wish you a successful and prosperous New Year!