世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

2014年に向けて

2013年12月22日 | 人生
2013年も残すところ10日になった。

今年はいろいろあった。

今年もというところか。


仕事面で、ボクの手がける事業全てに変化があった。



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本来ボクは一体何屋さんなのか。


一部世間では、ボクのことを怪しげな人間と見ているらしい。



これまで主な生計は宿泊業で立ててきた。

通査35年間、ボクはこの業界で生きてきたのだ。

その道のプロといってもいいだろう。


宿泊業は、賄いを伴うことから勢いレストランや喫茶の分野も手がけることになる。

それにお土産という分野の物販業。


そして全国海外各地から来られるお客様との会話の中から、

いろんな知識を得ることができる。


一宿一飯を共にするわけだから、

人の人生を垣間見る、といってもいいだろう。



それは様々な業界の実態であったり、

人それぞれの人生の妙であったりする。




そこから派生してボクの手がける事業範囲は、

起業ビジネス、人間関係、輸出入業、商品企画開発といった人が生きる上でのあらゆる分野に渡る。


つまり、衣食住全般を扱うことになる。


とりわけボクの場合、旅人を受け入れながら、

かつ、自らが旅人としてライフスタイルを形成して来た。




そもそもボクは総合商社マンとして社会に出た。

商社マンになることは高校時代から決めていたことだ。


商社マンになって海外に出る。

そう決めていた。


当時はまだドルが360円で、

海外に出る人は年間100万人に満たなかった時代である。

(現在は約1、700万人)


しかも沖縄はまだアメリカ領土だった。

沖縄に行くにもパスポートが必要だったことを知る人は少ない。



そんな時代にボクは海外を目指した。

そして紆余曲折を経て、

学生の頃からの念願の夢だった世界一周を果たした。



だがボクは燃え尽き症候群(burnout syndrome )になることもなく

休むことなく次の夢への段階へと突き進んでいった。



それは社会起業だった。


そう思った瞬間からボクの人生は大きく変わっていった。


人のために尽くす、

世の中に貢献する。


人の夢の実現のためのお手伝いをする。


その中で、次々と企画を立て実現していった。


その魁(さきがけ)の年が今年だった。

それは軋轢をうみ、弊害を伴った。


思いがけない抵抗や非難を生んだ。

誹謗中傷も半端じゃないほど叩かれた。



良いも悪いも強烈な印象を残す年になるだろう。



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振り返ってみた。


① 阿蘇のホテルをAso English Village としてアメリカ人夫婦に貸した。

だがこれはわずか一ヶ月で逃げられて失敗。


② 時を同じくして、ベトナムのハノイに店を開く。

こちらはなんとか持ちこたえている。


③ NPO法人の立ち上げに携わる。

進行中。


④ インド人のリサーチ会社と業務提携。

ハノイに支店を開く。

シンガポール本社訪問。


⑤ ゲストハウス”LOVE TRIP"を開く。

同時に、Meetrip, Nanocafeの開業を手伝う。


⑥ クールジャパンの国の事業に参画(おもてなしを主題として)

来年2月実施。


⑦ 納豆メーカーと提携。

海外進出を手がける。まさに進行中。



他にもベトナムとの人材交流を手がけ、

起業の芽があちこちに芽生えている。


殆どが途上にあり、まだ海のものとも山のものともわからない。

だがそのほとんどが、来年花を咲かせ実をつけるだろう。



それにしても、これだけ多くの事業に携われることに喜びと感謝の念を抱く。

これも多くの出会いと仲間たちに支えられてのことだ。


それらの多くの方に心から感謝する。



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ボクの大きな夢である「出版」はまたまた先伸ばしとなった。

最大の楽しみは最後に来る方がいい。


だが、出版が実現した折には

ボクの最終実現項目、「も一度世界一周」への大きな足がかりとなることは間違いない。


出版に伴う映画化も実現の希望が見えてくる。



来年もまた濃い年になるだろう。

今年以上に濃ゆい年に。



だがまだ残り10日間でやれることは山ほどある。

それらをやりきった上で、

来年の抱負を語ろう。


これもまたてんこ盛りになること請負だ。



こうして健康で生かされていること自体に深く感謝する。


ミッションを果たすべく命を懸けて死ぬまで邁進するのみである。



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【追記】

最高に嬉しいニュースが飛び込んできた。


4年ほど前、

ボクの阿蘇のホテルで "English Boot Camp in Aso"を催した折、


その時のカナダ人の講師と、北九州から参加していただいた女性が結婚して

カナダに移住しているという。

女性は60代、カナダ人は70代だと思う。


こういうお目出たいことがあると、やってて良かったと思わざるにいられない。


彼女はいまカナダ永住権を取得すべく幸せに暮らしている。

嬉しくて嬉しくて涙が止まらない。


みんなに幸せあれ!(Be happy!)