世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

選択、決断、実行

2013年12月17日 | ライフスタイル
経営者やリーダーという立場にある人は

常に、選択と決断に迫られる。


それも瞬時に結論まで出さなければならないことが多い。

一瞬の遅れが命取りになる。


ただ日常の生活の中でも常に選択を迫られている。

それに気づかずに無意識にやっていることが多いのも事実。

それがその人の習慣を形成していく。


例えば、飲みに誘われて、行くべきか行かざるべきか迷う。

予算の関係もあろう、体調の具合もあろう。


だが、どちらかを決めなければならない。

そして決めたら、易易と覆してはいけない。

どんな些細なことでも、だ。


むしろ、日頃のの些細な約束を守れる人間かそうでないかが

その人の人格を決めるといっても過言ではない。



ただ、優柔不断でなかなか自分のことでも決めかねている人も多い。


そして、エイヤッ!と意を決して決めたことでも

選択の時点で人生を誤る人が多いのも事実。


なぜそうなるのか。

なぜ人は誤った選択をしてしまうのか。


それは、目先のことしか考えないからだ。


目先の利益を追うあまり、本質を見失ってしまう。


あるいは、周りの目を気にしてしまう。

恥ずかしい、失敗したら格好悪いなどなど。



選択にも、All or Nothing(Yes or No) だけではないはずだ。

100かゼロかで結論を出す。

そのあいだに、99の選択肢があることを知らない。


もっと頭を柔らかくして考えるべきだ。



もうひとつ、安易に走りやすい。

楽な方楽な方を選ぼうとする。

長い目で見れば、明らかに反対の選択をする。

それは、単なる逃げに過ぎない。



最高の選択は、常に痛み(リスク)を伴う。

良薬は口に苦し、というではないか。




最近、恋をしなくなったという人が増えている。

面倒くさい、煩わしいと感じるらしい。


確かに、恋ほど痛みを伴うものはない。


恋をせず、一人の自由な世界に閉じこもる。

その結果を知ってか知らずか。