一つ目、
4回目の片付けボランティアの方々の協力で
フリートークの看板を下ろした。
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ビルに無数の亀裂が入り、
修復の目途も立たず、
これ以上経営を続けることは無理だと判断。
ついに断念、看板を外すことにしたのだ。
断腸の思いだったが、意外と寂寥感は感じなかった。
むしろ、吹っ切れた清々しい気持ちに包まれた。
それは精一杯やり切った達成感にも似た感情であったのだろう。
また一つ肩の荷が下りた。
こうして一つ一つ人生の断捨離が進行していく。
諸行無常。(All worldly things are transitory.)
人の人生もまた大自然(宇宙)の流れの中にある。
これも又節理(nature's blessing;natural law)というものかもしれない。
5年と2か月という短い期間でしたが、
楽しい充実したフリートークライフを満喫できた。
多くの方々との交流の中、いろんな勉強をさせていただいたことに感謝している。
そして、多くのお客様にご利用いただき心より感謝いたします。
ありがとうございました。
二つ目、
地震の影響で延び延びになっていた貸金等請求事件の初の口頭弁論があった。

10分前に到着すると、
書記官が一人、録音機のセッティングを行っていた。
静まり返った法廷であったが、
ドラマで見るような張りつめた空気はほとんど感じなかった。
そして、時間きっかりに裁判官が現れ、
事件名が告げられ被告不出廷のまま裁判が始まった。
傍聴人もおらず、
裁判官と書記官とボクの3人で、
ボクが提出した訴状の確認が淡々と行われた。
慣れ親しんだ(?)法定で、
まったく緊張感のない、むしろ和気あいあいと言った雰囲気さえ漂っていた。
それもそのはず、裁判官はまだ若き女性であったのだ。
この美貌で、素晴らしい頭脳の持ち主なのだろうと、
視線を逸らすことなく、そのくせ質問は上の空で聞いていた。
イメージとして裁判官官らしからぬ優しい口調に、胸のトキメキさえ覚えそうになった。
(ここでも不謹慎男の性が露呈してしまった、てか、単なるエロオヤジだ(-_-;))
天は二物をお与えになるものなのだと妙に感服した。
裁判官の涼しげな眼を見て、
ボクは証拠物件を示しながら、
彼女、いや裁判官の質問に一つ一つ答えていった。
請求内容が多岐にわたったため、
異例の約一時間という時間を要した。
次回は8月25日。
被告は原則2回欠席することはできない。
被告が出廷すれば話し合いの場を持ちましょうね、との裁判官のこれまた優しいお言葉。
一瞬ホロリとしそうになった。
話し合いで和解ができれば望むところだ。
無駄な争いはしたくない。
では本日はこれにて閉廷いたします。
起立して深々と頭を下げた。
顔を上げた時、裁判官の姿はそこにはなかった。
被告は逃げずに済々堂々と話し合いに臨んでほしいと思っている。
こちらが負ける裁判ではない、
あるいは損をする裁判ではないので、
終始気楽で笑顔で最初の公判を終えることができてほっとした。
一日で二つの出来事に一区切りがついた安堵感を覚えた。
人生流転、
時は否応なく流れていく。
よろしければクリックしてくださいネ。
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フリートークの看板を下ろした。
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ビルに無数の亀裂が入り、
修復の目途も立たず、
これ以上経営を続けることは無理だと判断。
ついに断念、看板を外すことにしたのだ。
断腸の思いだったが、意外と寂寥感は感じなかった。
むしろ、吹っ切れた清々しい気持ちに包まれた。
それは精一杯やり切った達成感にも似た感情であったのだろう。
また一つ肩の荷が下りた。
こうして一つ一つ人生の断捨離が進行していく。
諸行無常。(All worldly things are transitory.)
人の人生もまた大自然(宇宙)の流れの中にある。
これも又節理(nature's blessing;natural law)というものかもしれない。
5年と2か月という短い期間でしたが、
楽しい充実したフリートークライフを満喫できた。
多くの方々との交流の中、いろんな勉強をさせていただいたことに感謝している。
そして、多くのお客様にご利用いただき心より感謝いたします。
ありがとうございました。
二つ目、
地震の影響で延び延びになっていた貸金等請求事件の初の口頭弁論があった。
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10分前に到着すると、
書記官が一人、録音機のセッティングを行っていた。
静まり返った法廷であったが、
ドラマで見るような張りつめた空気はほとんど感じなかった。
そして、時間きっかりに裁判官が現れ、
事件名が告げられ被告不出廷のまま裁判が始まった。
傍聴人もおらず、
裁判官と書記官とボクの3人で、
ボクが提出した訴状の確認が淡々と行われた。
慣れ親しんだ(?)法定で、
まったく緊張感のない、むしろ和気あいあいと言った雰囲気さえ漂っていた。
それもそのはず、裁判官はまだ若き女性であったのだ。
この美貌で、素晴らしい頭脳の持ち主なのだろうと、
視線を逸らすことなく、そのくせ質問は上の空で聞いていた。
イメージとして裁判官官らしからぬ優しい口調に、胸のトキメキさえ覚えそうになった。
(ここでも不謹慎男の性が露呈してしまった、てか、単なるエロオヤジだ(-_-;))
天は二物をお与えになるものなのだと妙に感服した。
裁判官の涼しげな眼を見て、
ボクは証拠物件を示しながら、
彼女、いや裁判官の質問に一つ一つ答えていった。
請求内容が多岐にわたったため、
異例の約一時間という時間を要した。
次回は8月25日。
被告は原則2回欠席することはできない。
被告が出廷すれば話し合いの場を持ちましょうね、との裁判官のこれまた優しいお言葉。
一瞬ホロリとしそうになった。
話し合いで和解ができれば望むところだ。
無駄な争いはしたくない。
では本日はこれにて閉廷いたします。
起立して深々と頭を下げた。
顔を上げた時、裁判官の姿はそこにはなかった。
被告は逃げずに済々堂々と話し合いに臨んでほしいと思っている。
こちらが負ける裁判ではない、
あるいは損をする裁判ではないので、
終始気楽で笑顔で最初の公判を終えることができてほっとした。
一日で二つの出来事に一区切りがついた安堵感を覚えた。
人生流転、
時は否応なく流れていく。
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