世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

未知の世界へ

2016年06月11日 | 熊本地震
今まで、学生時代のアルバイト(30業種以上)、

商社マン時代(財務管理、人事労務、鉄鉱石輸入、石油化学全般)で、

かなりの業種はかじったりこなして経験してきた。


だが、アルバイトでトラックの運転手や助手は務めたことがあるが、

今回携わることになったいわゆる運輸業界は初めてである。


運輸は、単純に言えば品物を送り届けるだけだが、

国内津々浦々、世界の隅々にまでその範囲は広がり、

商品も数えきれないくらい多岐にわたっている。



運輸会社が外国に進出する場合は、

ほとんどが輸出入といった国際輸送の分野だ。

だが、この会社は違った。

ミャンマーにおける国内輸送に携わるという。


    今回の仕事を紹介してくれた広島の友人(ミャンマー人ではありません)

ヤンゴンからマンダリンまでの600Kmが主な輸送ルートだ。

外資系の輸送会社が他国の国内運送に特化して携わる例はほとんどないという。

そして、今年の11月正式にオープンさせ軌道に乗せる計画だ。
(そのお披露目の日には、アウン・サン・スーチーさんを呼ぼうという話も出た)

それだけでもこの会社のこの企画に対する情熱を感じた。

そしてボクの興味を激しくくすぐった。


      社長と友人と一献傾ける


友人の紹介でもあり、

この社長ならお手伝いさせていただいてもやりがいがあると思った。


    バーで深夜まで夢を熱く語り合った

友人の恩義に応え、

僭越ながら、この会社の社長の夢を実現させて差し上げようと覚悟を決めた夜だった。


運輸業界にほとんど経験がないが、

とりあえず一か月間行ってみて、

というこれまた社長の太っ腹のお言葉。


具体的な仕事内容は実際のところ行ってみないと分からないが、

ひとまず現地社員の教育担当を仰せつかった。


国内輸送であるからして、

現地スタッフにいかに日本の合理的かつ近代的輸送システム及びサービス精神を理解してもらうか。

どうやらその辺がポイントらしい。



ミャンマーは2~3年前から訪れてみたいとずっと考えていた。

そして、3度ほど行く計画を立てたが、

いずれもそのビザの取得の煩雑さから延び延びになっていた。

今回4度目の正直となるだろうか。


思い続ければ思考は必ず実現するのだ。

それが思い描いていた形とは違っていてもだ。



それはそうと、

明日からはネパールに行く。

こちらもつい一月ほど前に思い立った。

瞑想修行という目的で。


ところがなんとミャンマーもまた瞑想の国である。
(瞑想ビザというものがあるらしい)

実は、瞑想修行にどこの国を選ぼうかと考えたとき、

インド、タイ、ネパールとミャンマーの4か国が脳裏に浮かんだ。

そして今回はとりあえずネパールにしようと決めた矢先の

ミャンマー行きの話が降って湧いたという経緯(いきさつ)である。


ということで、7月予定だった阿蘇の「瞑想センター」オープンはしばらく延期ということになろう。

だが期せずして、ミャンマーでも瞑想修行ができることになったわけだ。

インドやタイにだってすぐに行ける。

瞑想にもっともっと磨きをかけることができる。


なんだか止まっていた運命の歯車が

どうやら地震の衝撃でギシギシと音を立てて回り始めたようだ。


人生は面白い。

いや、面白すぎる。

自分の身の周りの人々、自分に起きる現象のすべてに感謝。


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