今回の旅はネパールが目的だったが、航空運賃を価格重視にしたため、時間はかかっても中国経由を選んだ。
トランジットとはいえ、久しぶりに中国の空気に触れてみるのもいいものかとも思ったし。
中国国際航空(エアチャイナ)の利用は初めてだった。
ただ以前、中国東方航空でさんざん懲りていた(サービス、CAの態度の悪さに辟易)、ので、全く期待はしていなかった。
それだけに、あまりのサービスの良さに驚かされたものだ。
トランジットといっても北京、成都間は国内線利用になる。
さすが中国の広大さを実感する。
行きは成都で一泊、帰りは北京で一泊しなければならないが、夕食をどうしようかなどと思っていたところだった。
元に両替しなかったために、当然ながら買い物ができない。
クレジットカードも使えない状態だ。
食事をとらないと夜中におなかすくだろうなと心配していたが、機内食のお陰でそれは杞憂に終わった。
北京から成都までの国内線に食べ物(中国ケーキ)が出たのは嬉しい驚きだった。
さらに帰り便はなんと食事が出たのだ。
3時間という長旅だからだろうか。
両替をしてないので、元の手持ちがなく、
空腹に耐えながら、冷たく固いスティール製のベンチで寝るのはさすがに堪える。
これは有り難かった。
ただ、行きはほぼ時間通りにすんなりいったが、帰りは散々だった。
中国の洗礼を受けたような気がした。
それでもカトマンズ・成都間は順調だった。
問題は成都から北京行きが2時間半の遅れ。
北京に着いたのは深夜12時近かった。
それからインターナショナルに乗り換えるためにモノレールで向かってE駅で降り、無事イミグレに到達。
ところがそこでまたハプニングが待っていた。
係官が来てここではない、モノレールでD駅まで引き返しあとはそこで聞いてくれと。
D駅はドメスティックつまり国内線ではないか。
なぜ、福岡行きなのにドメスティックなのかと、チケットを見せながら質問した。
だが、それには全く答えず、ただD駅まで引き返せと。
仕方ないので言われるままにDステーションまで行き
バッゲジクレームを通り抜け(荷物のピックアップは必要なし)、いったん空港の外へ出た。
そこから2階の出発窓口へ行ったが、すでに午前1時近くになっており、もう閉まってしまったので午前6時にまた来てくれとのこと。
そのフロアのベンチで一夜を明かすことに。
午前6時前にインフォメーションに行くとゲートナンバーC55を告げられた。
そこで大混雑のセキュリティでまたハプニング。
ボクは福岡まで行くので当然国際線のつもりであるし、チケットもそうなっている。
成都で預けた荷物は福岡までスルーだ。
まず、イミグレがない。
ここはあくまでもドメスティック(国内線)だ。
セキュリティでそのことについて間違いないか聞くも、そのまま進めの指示。
ろくに説明もない。
そういえば、福岡から北京に行くときも大連経由だった。それについては一切知らされていなかったので、
福岡から到着した空港がてっきり北京だと勘違いしてしまった。
首都の割に小さな空港だなと不思議には思ったのだが。
そこでイミグレを通過したが、手荷物は引き取らなかった。
一旦飛行機から降り、イミグレを抜けて、カードを渡された。
どこに行けばいいのか聞くと25番のゲートだという。どうも意味が分からない。
しばらく待つと北京行きということでぞろぞろと登場しだした。
そしたら同じ機内で、同じ座席に案内された。
要は大連経由で、イミグレ(入国審査)のため下ろされたのだ。
終わってみれば何のことはないが、
今までの旅の経験からして、どうもつじつまが合わないことが多い。
それに対して説明ということをしない。
その場の動きを指示されるだけで、一切の理由が述べられない。
ビジネスの上も理論が通じにくい国だ。
こうだからこうだという論法。
なぜそうなのかが抜けている。
最後の帳尻が合えばまだいいが、
突然手のひらをひっひっくりかえされることがあるのは要注意だ。
約束事や契約というものがあまり意味をなさないお国柄。
それを見越して、こちらから二手三手先を読んで行動しないととんでもないことになる。
ボクはホテルやゲストハウスを長年やっているので、
中国人のお客さんも多い。
中国人のスタッフを置いたこともある。
だいたいのことは心得ているつもりだが、
現地の役人、公人の融通が利かないことは現地に行かなければわからないことが多い。
世界のリーダーはおろか、スタンダードにはなりえないなと確信した。
トランジットとはいえ、久しぶりに中国の空気に触れてみるのもいいものかとも思ったし。
中国国際航空(エアチャイナ)の利用は初めてだった。
ただ以前、中国東方航空でさんざん懲りていた(サービス、CAの態度の悪さに辟易)、ので、全く期待はしていなかった。
それだけに、あまりのサービスの良さに驚かされたものだ。
トランジットといっても北京、成都間は国内線利用になる。
さすが中国の広大さを実感する。
行きは成都で一泊、帰りは北京で一泊しなければならないが、夕食をどうしようかなどと思っていたところだった。
元に両替しなかったために、当然ながら買い物ができない。
クレジットカードも使えない状態だ。
食事をとらないと夜中におなかすくだろうなと心配していたが、機内食のお陰でそれは杞憂に終わった。
北京から成都までの国内線に食べ物(中国ケーキ)が出たのは嬉しい驚きだった。
さらに帰り便はなんと食事が出たのだ。
3時間という長旅だからだろうか。
両替をしてないので、元の手持ちがなく、
空腹に耐えながら、冷たく固いスティール製のベンチで寝るのはさすがに堪える。
これは有り難かった。
ただ、行きはほぼ時間通りにすんなりいったが、帰りは散々だった。
中国の洗礼を受けたような気がした。
それでもカトマンズ・成都間は順調だった。
問題は成都から北京行きが2時間半の遅れ。
北京に着いたのは深夜12時近かった。
それからインターナショナルに乗り換えるためにモノレールで向かってE駅で降り、無事イミグレに到達。
ところがそこでまたハプニングが待っていた。
係官が来てここではない、モノレールでD駅まで引き返しあとはそこで聞いてくれと。
D駅はドメスティックつまり国内線ではないか。
なぜ、福岡行きなのにドメスティックなのかと、チケットを見せながら質問した。
だが、それには全く答えず、ただD駅まで引き返せと。
仕方ないので言われるままにDステーションまで行き
バッゲジクレームを通り抜け(荷物のピックアップは必要なし)、いったん空港の外へ出た。
そこから2階の出発窓口へ行ったが、すでに午前1時近くになっており、もう閉まってしまったので午前6時にまた来てくれとのこと。
そのフロアのベンチで一夜を明かすことに。
午前6時前にインフォメーションに行くとゲートナンバーC55を告げられた。
そこで大混雑のセキュリティでまたハプニング。
ボクは福岡まで行くので当然国際線のつもりであるし、チケットもそうなっている。
成都で預けた荷物は福岡までスルーだ。
まず、イミグレがない。
ここはあくまでもドメスティック(国内線)だ。
セキュリティでそのことについて間違いないか聞くも、そのまま進めの指示。
ろくに説明もない。
そういえば、福岡から北京に行くときも大連経由だった。それについては一切知らされていなかったので、
福岡から到着した空港がてっきり北京だと勘違いしてしまった。
首都の割に小さな空港だなと不思議には思ったのだが。
そこでイミグレを通過したが、手荷物は引き取らなかった。
一旦飛行機から降り、イミグレを抜けて、カードを渡された。
どこに行けばいいのか聞くと25番のゲートだという。どうも意味が分からない。
しばらく待つと北京行きということでぞろぞろと登場しだした。
そしたら同じ機内で、同じ座席に案内された。
要は大連経由で、イミグレ(入国審査)のため下ろされたのだ。
終わってみれば何のことはないが、
今までの旅の経験からして、どうもつじつまが合わないことが多い。
それに対して説明ということをしない。
その場の動きを指示されるだけで、一切の理由が述べられない。
ビジネスの上も理論が通じにくい国だ。
こうだからこうだという論法。
なぜそうなのかが抜けている。
最後の帳尻が合えばまだいいが、
突然手のひらをひっひっくりかえされることがあるのは要注意だ。
約束事や契約というものがあまり意味をなさないお国柄。
それを見越して、こちらから二手三手先を読んで行動しないととんでもないことになる。
ボクはホテルやゲストハウスを長年やっているので、
中国人のお客さんも多い。
中国人のスタッフを置いたこともある。
だいたいのことは心得ているつもりだが、
現地の役人、公人の融通が利かないことは現地に行かなければわからないことが多い。
世界のリーダーはおろか、スタンダードにはなりえないなと確信した。