神奈川県議会が可決した「共産党県議団の議会運営に猛省を求める決議案」の横暴は神奈川独自にとどまるか、危険な動向
櫻井 智志
なんとしても、日本共産党の躍進を阻止しようとする勢力のなみなみならぬ悪意の強靱な執念があらわれている。
自民党一党なのではない。民進党の右派が執行部を牛耳るかながわ民進党も、公明党はもちろん、ほとんどの党派が以下の記事にあるように、驚くべき蛮行を強行した。
注目すべきは、議席はひとりだが、生活クラブ生協の地域政治団体「神奈川ネットワーク」は、採決のときに退場している。
私は日本共産党は「神奈川ネットワーク」との共闘を真剣に考えるべきと思う。
====転載=======
【東京新聞】
【神奈川】
共産の「発言ミス」連発問題 「猛省要求」決議案が可決
2016年5月17日
共産党に猛省を求める決議案を採決する県議ら=中区で
写真
県議会は16日の本会議で、「共産党県議団の議会運営に猛省を求める決議案」を賛成多数で可決した。一人会派の神奈川ネットは退席した。特定会派を非難する決議は極めて異例。共産党の発言ミスなどを批判したうえで、「再度このような事態を招いたときは交渉団体(主要会派)の立場を辞する覚悟を持って臨むよう求める」などとしている。 (原昌志)
自民、民進など五会派が四月以降、共産党に代表質問をさせないことを視野に協議していたが、今月十二日深夜に、決議で収拾することで一致していた。
決議は、共産党が本会議や委員会での発言ミスや不適切発言などで「議会運営を停滞・混乱させる事態を引き起こした」などとし、「議会運営に携わる交渉団体として不適格といわざるを得ない」と指摘している。
反対討論で共産党の井坂新哉団長は、他会派にも委員会での発言訂正などがあったとして、「わが党のミスだけを取り上げ、権利の制約を狙うものなら許されない。断固抗議する」などと主張した。
採決では、定数一〇五のうち自民、民進系二会派、公明、県政会の計五会派と一人会派のわが町、絆の会が賛成。退席したネットの佐々木由美子氏は本紙の取材に、共産党の一連の対応に「疑問がある」としつつ、「経緯などが市民に伝わっていない面がある。決議ではなく、議会として議会運営の姿を分かりやすく伝える方法を検討するべきでは」と話した。
議会運営委員長の桐生秀昭氏(自民)は「共産党には正常な議会運営に向けた努力をお願いしたい」と述べた。
====転載終了===========
市民は広く伝えあって、このような権力横暴が場合によっては、国会や他の地方自治体に飛び火する動きは絶対阻止すべきだ。
前々から都議会などでも、日本共産党への不当な攻撃が断続的になされている。
「ヒットラーのようにやればいい」とは麻生太郎副総理の言葉だ。いまの自民党と追随政党の政権が、なにをするかは十二分な警戒と敏速な対応措置を構想しておく必要がある。
櫻井 智志
なんとしても、日本共産党の躍進を阻止しようとする勢力のなみなみならぬ悪意の強靱な執念があらわれている。
自民党一党なのではない。民進党の右派が執行部を牛耳るかながわ民進党も、公明党はもちろん、ほとんどの党派が以下の記事にあるように、驚くべき蛮行を強行した。
注目すべきは、議席はひとりだが、生活クラブ生協の地域政治団体「神奈川ネットワーク」は、採決のときに退場している。
私は日本共産党は「神奈川ネットワーク」との共闘を真剣に考えるべきと思う。
====転載=======
【東京新聞】
【神奈川】
共産の「発言ミス」連発問題 「猛省要求」決議案が可決
2016年5月17日
共産党に猛省を求める決議案を採決する県議ら=中区で
写真
県議会は16日の本会議で、「共産党県議団の議会運営に猛省を求める決議案」を賛成多数で可決した。一人会派の神奈川ネットは退席した。特定会派を非難する決議は極めて異例。共産党の発言ミスなどを批判したうえで、「再度このような事態を招いたときは交渉団体(主要会派)の立場を辞する覚悟を持って臨むよう求める」などとしている。 (原昌志)
自民、民進など五会派が四月以降、共産党に代表質問をさせないことを視野に協議していたが、今月十二日深夜に、決議で収拾することで一致していた。
決議は、共産党が本会議や委員会での発言ミスや不適切発言などで「議会運営を停滞・混乱させる事態を引き起こした」などとし、「議会運営に携わる交渉団体として不適格といわざるを得ない」と指摘している。
反対討論で共産党の井坂新哉団長は、他会派にも委員会での発言訂正などがあったとして、「わが党のミスだけを取り上げ、権利の制約を狙うものなら許されない。断固抗議する」などと主張した。
採決では、定数一〇五のうち自民、民進系二会派、公明、県政会の計五会派と一人会派のわが町、絆の会が賛成。退席したネットの佐々木由美子氏は本紙の取材に、共産党の一連の対応に「疑問がある」としつつ、「経緯などが市民に伝わっていない面がある。決議ではなく、議会として議会運営の姿を分かりやすく伝える方法を検討するべきでは」と話した。
議会運営委員長の桐生秀昭氏(自民)は「共産党には正常な議会運営に向けた努力をお願いしたい」と述べた。
====転載終了===========
市民は広く伝えあって、このような権力横暴が場合によっては、国会や他の地方自治体に飛び火する動きは絶対阻止すべきだ。
前々から都議会などでも、日本共産党への不当な攻撃が断続的になされている。
「ヒットラーのようにやればいい」とは麻生太郎副総理の言葉だ。いまの自民党と追随政党の政権が、なにをするかは十二分な警戒と敏速な対応措置を構想しておく必要がある。