
J-WAVE SPINEAR from JAM THE WORLD(2021/4/16更新) 堀潤&駒井知会、浦城知子 入管難民法改悪を語る、国連も無視する野蛮国日本の絶望的状況を許したら日本破綻を警告する&TBSラジオ セッション 安田浩一 入管法改悪=人権蹂躙を語る
永岡です、J-WAVEのネット配信のSPINEARによるUPCLOSE、今週はジャーナリストの堀潤さんの担当でした。テーマは入管難民法改悪、弁護士の駒井知会さん、浦城知子さんが参加されました(https://spinear.com/shows/up-close-jam-the-world/episodes/up-close-jam-the-world-hori-jun-51/ )。このテーマは荻上チキさんのラジオでも特集されているもののテレビの扱いはゼロ、しかし人権蹂躙法律であることは明白、実質入管に殺されたスリランカ人の遺族が記者会見を永田町参院の議員会館でリモート回券、日本は安全な国だと思っていて娘さんを安心して送り出して、国の施設で殺されたことを母親が訴えたこと、ジャーナリスト安田浩一さんが記者会見に出られて、3/3に亡くなり、入管から病死したと遺族は伝えられて経緯は何も話されず、遺族は入管にどうしてすぐに情報開示しないのか質問して、情報開示請求があれば出すと木で鼻を括ったもので、遺族もあまりのデタラメにビックリ、役所は全て理解して、情報を出さない、省庁のいやらしい作法だと安田さん怒られて、犠牲者は元々スリランカの大学を出て英語教師を目指し、スリランカで英語教師をして、日本は安心・安全と思い殺されたもの。
遺族は、何もわからず全ての開示を求めて、入管施設はビデオ録画してそれの公開、診察記録を出せと要望して何一つ出していないもの!政府と名古屋入管はデタラメで、市民はデタラメをするなと言い続ける必要があり、情報開示請求はされて、政府と役所の責任を問うべき。入管で21世紀になり20人以上殺されて、入管を変える、国連の人権委員会などは入管を変えろと指示して、殺される人がいるのはおかしい。政府は真摯に対処せず、移民、難民は死ねであり、チキさんも入管法改悪の阻止が必要、VTRを出させろ、しかし入管はテロ対策など難癖をつけるものの、議員、遺族にVTRを見せろと言うべきだが、技能実習生の「失踪」理由も野党議員が手書きで写したことがあり、入管は議員に見せない、議員に見せたら「安全保障」に反するが「これは殺人事件」であり、法務省では検察が介入しているが結局うやむやにされる危惧があり、長期拘束=拷問だとチキさん、安田さんの指摘がありました。
文化放送サキドリにて、荻原博子さんオリンピックを本当にやるのかでお話されて、二階氏がオリンピック中止を発言、しかし過去5度オリンピック中止、5度とも戦争がらみ、そもそも今聖火リレーだが、聖火リレーは1936年にナチスのプロパガンダ、アーリア人の優位性を示すとしてやって当たり、日本は1940年のオリンピックでやろうとして、そして今年の聖火リレーは沖縄では公道ではやらず、1936年は2・26事件→軍国主義に突入したもので、1940年のオリンピック中止、そして日本はオリンピック中止を決定できずIOCのみ、辞退の際に要請はできても判断はできず、しかし世界は東京オリンピックなど無理だとほとんど考えて、アメリカだとニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、イギリスのガーディアンがやめろといい、中止だと損失は大変、世界で一番コンパクト→世界最大、復興五輪→福島のキャンセルで被災地2億負担、安倍氏のアンダーコントロールの嘘であり、経済損失は4兆円になるが、コロナ禍では4兆円は大きく、コロナで職を失った人は146万人と野村総研は報じて、ワクチンは調達できず、荻原さんは中止なら早く決断すべき。神宮は学徒出陣の場所であり、塩川さんはそれを行進したという場所、荻原さんは中止すべき。バッハ氏は強気だが問題と説かれました。
で、JAMのSPINEAR、入管難民問題、堀さんスピナーでのUPCLOSE初、入管法は国際法違反と国連から批判されて日本政府は書簡を突き付けられて、堀さんも署名活動されて、人道上アカンと反対されて、弁護士の駒井さん、浦城さんと電話でディスカッション、外務省の要旨は不法滞在の外国人が増えているとあるものの、浦城さん、そもそも不法滞在ではなく、難民の可能性もあり、家族も日本にいることがある。堀さん、日本の制度がおかしい、難民としての証明があまりにムチャクチャ、戦争・紛争で着の身着のまま逃げた人を助けられないと説かれて、日本は難民に冷たい、浦城さん、その通り、難民認定率は実質ゼロ、難民申請者に過度な負担+長期収容で実質拷問、母国に帰れ、しかし日本は難民問題では国際的な水準に達せず、日本は遅れているのではなくおかしい。
堀さん、各国の難民認定、UNCRなどの調べではアメリカは23%、イギリス40%、カナダ50%、しかしアジアは遅れて韓国0.3%、どこぞの島国は0.29%、浦城さん、日本の難民認定制度がえげつなく、実質門前払い、出身国で戦争、迫害があるのにそれを証明できるわけないのに追い返し。
駒井さん、同じ国で政府に対抗して拷問されて、世界に逃げていく中で、カナダ、イギリスだと難民認定されて仕事、大学に行けるのに、日本だと10年経っても収容と仮放免、あまりに痛ましい。堀さんも長期拘留された方を見て、日本だと難民=犯罪者、子供がいじめられて、どうして着の身着のまま逃げたか聞いてほしいというもので、法制度以前に人権意識なし、そして政治家が嘘とか武装とかデタラメをいい、上川法務大臣は国際的な批判に開き直りだと怒られて、国連の指摘を無視はとんでもないと説かれて、浦城さん、日本政府の抗議は無意味も国連の批判は正しく、国連は国際法違反について日本政府に打診したもの、日本政府は回答していない。駒井さん、国際法の専門家も違法と語っている。
堀さん、東京・港区の出入国管理局を見てほしい、東京拘置所とそっくり、撮影したら難民が助けを求めていて、これを全国民が知るべき。政治家は知っているのかと怒られて、駒井さん、改悪の問題点は、これまで強制送還がなかったのを、3回目以上の申請者にするのはその人に死ね、入管収容、長期収容がこれからも可能になり、国連も批判している司法審査なし、長期収容なし崩し的に認める。堀さんもビックリ、支援者が声を上げて、メディアでもおかしいとなり、政府も考え直せになり、難民が社会に出られるのかと思いきや逆、難民殺しと怒られて、浦城さん、解決すべきベクトルと逆、難民を守るのは国際法の義務、在留資格がなくても家族がいたら日本に住んでOKにすべき、在留特別許可制度もあり、日本に命からがら逃げてきた難民を救わずどう叩きだすか、難民排除、ガッカリより怒っている。
堀さん、制度を作ったものは現場、難民の声を聞いたかと怒られて、そして原則収容は国際法違反と説かれて、浦城さん、国際法を知っていたら拘束は最後の手段であるとわかるのに、原則と例外が逆で国際法違反。堀さん、入管は高層マンションのところ、マンションの家族が難民に見えて、そこに何年も拘束はおかしいと怒られて、さらに収容の判断も問題、情報公開させても黒塗りであり、浦城さん、司法審査なし、入管の勝手な判断で収容されて、入管がOKとして収容はおかしく、基準も不透明と説かれて、誰がどういう権限で決めるか、駒井さん、入管の審査官だというもの、そして判断は、改悪案だと逃亡の恐れだと収容になり、収容の判断は使う方の恣意的なものによる。
国連の人権理事会は、浮気さん、司法審査、裁判所のチェックのない収容は国際法違反、無期限の収容も国際法違反と国連は指摘、必要性、合理性が収容の判断にいるのにちゃんとした基準がなく、恣意的に収容させられて、原則収容はしかし国際法違反と国連から指摘されている。それも指摘は何年も前からで、どうして日本はこれを変えないか、駒井さん、日本は国連、国際社会の潮流に人権をあわせない、人権意識が政治家たちにない。
堀さん、経済界は安い労働力として技能実習生を、としているのに、治安に不安だと収容、難民を逮捕は情けないと怒られて、改善されるかと説かれて、駒井さん、ラジオで取り上げる、メディアで取り上げられたのはここ2,3年、ほとんどの庶民は難民のことを知らず、ジャーナリストの皆さんのおかげで変化して、そして声を上げる人が若い方に増えて、知る人が増えていい方向に、の時にこんな改悪はとんでもない+先月は名古屋入管でスリランカ人が実質殺された。堀さん、難民は日本で精神的な拷問という声を紹介されて、私たちは人間、動物ではない、祖国には命の危険があり戻れないいう声を紹介されて、祖国の現状を正しくメディアは伝えていない、シリア、トルコのエルドアン政権、ミャンマー、香港etc日本にSOSなのに、安心して日本に逃げてくれではない、先進国、民主主義国家かと憤られて、あるべき入管法は、浦城さん、難民の人権の守られるよう、難民の人権のために弁護士になり、法務省、入管と独立した第三者機関が必要と説かれて、駒井さん、外国籍の方も人権は守られるべき、まずは司法審査で長期収容をなくすべき。
堀さん、一方で、日本人の暮らしも厳しい、外国人より日本人を守れという声がこういうことを伝えると必ず反応だと問われて、駒井さん、難民で日本人と結婚した人は外国ではなく日本社会のそれも未来の問題、子供たちが成長して未来がないと日本社会は破綻、難民を助けるのは日本人のため、浦城さん、国籍でどうではない、人権問題に国境はなく、困っている人を助けないと民主主義は破綻する。
国会の審議、野党は参院に難民保護法を提出して、浦城さんたちの主張に沿い、難民に司法審査、拘束は最小限にするもの、国際法を遵守した改正法のできるまで、与党案を通してはならない、駒井さん、難民の人権侵害は待ったなし、根本から、価値観から変えるべきと説かれて、チェンジ・オルグの署名活動もあり、堀さんもコメントで、罰則強化ではなく、難民の審査制度が遅れていてそれを整備すべきと説かれました。
…これが「先進国」なのでしょうか?いくら日本が実質野蛮国だとしても、これだと独裁国家と同じ、さらに深刻なのはこの問題をテレビが特集しないこと、視聴率が取れないからでしょうが、難民、外国人の人権蹂躙を認めたら民主主義は破綻です、以上、堀さん、駒井さん、浦城さんのお話でした。