【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【TBS報道特集2023.7.22】

2023-07-23 10:50:04 | 言論と政治
写真:PFASを含む泡消火剤が漏出した米軍横田基地=(中西祥子撮影)

❶ 「夏休み」と熱中症

子どものころは、「梅雨明け」で気持ちもうきうきしたものだ。いまは猛暑のいっそうの過熱で、熱中症が先におもいつく。こどもたちは夏休みにはいったろことろが多いようだ。無事に休みを終え、さわやかな秋の季節を迎えてほしい。休み明けの9月、だれかが見守っている。

 ミサイル発射と三国合同軍事訓練

疑問に思う。米韓日の軍事部隊や自衛隊が合同訓練を武器を使い大規模におこなえば恐怖感がきっとある。その軍事演習をさっぴいて、北朝鮮のミサイルの繰り返しての日本の批判的報道。事実をくりかえし報道することは報道の根本。だがその構図も見据えてほしい。

 PFAS(有機フッ素化合物)と米軍横田基地

PFAS(有機フッ素化合物)が腎臓がんの発症や胎児乳児の成長阻害、コレストロール値の上昇、抗体反応の低下などの健康リスクがあるとされている。今回は横田米軍基地からの流出が疑われている。水俣湾から発生した水俣病。株式会社チッソが有機水銀を海に流し続けた原因が明確になったのは、数十年もかかった。会社から出る有機水銀とわかっても会社側の学者は全く別の原因を述べ続けた。13都府県81か所からPFAS汚染は広がっている。PFASと水俣病は異なる。だが解決に水俣病をおこした株式会社チッソの恐るべき無責任さと既に有機水銀と学界では知りつつ別の金属名を次々にあげて、それをフォローし続けた官製御用科学者たち。一連の構図は似ているのではあるまいか。足尾鉱山事件、別子銅山事件、4大公害災害など明示以来日本の行政は驚くべき怠慢さと無責任を示してきた。それがいまも続いているとしたら・・・
写真:PFASを含む泡消火剤が漏出した米軍横田基地=(東京新聞 中西祥子氏撮影)

❹ <PFASに関する参考資料>

2023年7月21日 22時00分東京新聞
2023-07-22 16:38:40転載
横田基地のPFAS漏れを防衛省は4年前に把握していた 地元は「公表遅れで汚染が広がった」と批判https://blog.goo.ne.jp/dreamtoday/e/17a62744d141e0df671170c61f21e4d5

 有事体制と沖縄

時代は2023年。けれど軍事勢力にとっては1944年以前。有事体制のひとことで、日本のすべてが一気に高飛車で攻撃的軍事勢力が躍り出る。沖縄で沖縄戦で県民を殺した米軍日本人f軍人たちはまた同じ誤謬をくりかえす。テレビには自衛隊高官が軍事一点しか目が届かない専門家として登場している。日下部キャスターが言うように、有事を建前と言っていても、思わぬ偶発性によって戦争は起こりうる。日本国民は落ち着いて情報を多元的に想定する自主自立の人間でいることが必要だ。右翼の大立者でもある競艇の胴元笹川良一は、児玉与志夫らと極右の大立者だが、が平和財団をつくった。その息子がテレビ局で引っ張りものとなり、日本財団として防衛を論じる。おかしな社会と報道世界になってしまった。

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