【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【日本歳時記2019.4.13】~TBS報道特集  櫻井智志

2019-04-14 11:11:04 | 政治・文化・社会評論

パレスチナ自治区ガザの惨劇をSNSでつたえた16歳の少女。その報道を見ていて、日本人フリージャーナリストたちの意義を痛感する。


ゴーン氏の問題を見ていて、2つの構造で分けて考えることが大切。1つは司法捜査のありかた。もう1つは、ゴーン氏が国家を超えてグローバル企業となった日産等でどのような経済的行為がどんな内容かの追及。膳場さんの取材と金平さんのコメントでこの事件の輪郭が少し見えてきた。


イギリスのEU離脱問題などの様をテレビで見ていて、しかし国会はしっかりと議論を展開させている。なかなか決まらない議会。しかし、審議さえ行わず数の頼みで採決に突き進む日本の国会は、議会が融解状態にある危うさを感ずる。

「わたしの愛した街」はフォークシンガー横井久美子さんの歌。アイルランドがイギリスから被った差別と迫害の中で創造されたアイルランドの民衆の深い願いの歌。横井さんは初めて聴いて感動を受け長年アイルランドへ渡欧。EU問題の背景に日下部さんはよりリアルな実態を伝えてくれた。

私の愛した街  訳詞 横井久美子
Phil Coulter 作詞・作曲 

思いでのなかに いつまでも
生きつづける  私の町
煙くて臭い   ガス工場
笑い転げて   
遊んだ
雨の中     夕べの道
走って帰ったものだよ
刑務所の
わきを通り
共同井戸の
我が家

シャツ工場の  サイレンが鳴って
女たちを    呼び寄せる
失業中の    男たちが
母親代わりの  毎日
景気が悪くて
鍋は空っぽ
それでも愚痴も言わずに
だって皆    心の奥では
この町を    誇っていた
小さなバンドで 
歌を歌って
あの日初めて  お金稼いだ
音楽にあふれた デリーの町
とても忘れられない
それを皆    置き去りにして
町を去るなんて つらい
だって そこは 人生を知り
妻(夫)を知った町   
今度 帰って
目を疑った
酒場は焼け
煙が舞い
懐かしいガス工場には
兵隊がたむろしていた
鉄条網が
張りめぐらされ
戦車と銃剣の町に
軍隊の前に 膝まづいた
私が愛した町

今ではもう音楽もない
でも 町の人は
絶望してない
忘れはしない  この出来事を
まなざしが   語っている
私にできることは一つ
戦うことだけなのだ
青春を過ごした デリーの町
私の愛した町
青春を過ごした デリーの町
私の愛した町

写真:横井久美子ホームページより http://www.asahi-net.or.jp/~fg4k-yki/

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