【現代思想とジャーナリスト精神】

隠然たる反動勢力労組集団「連合」は自民党の隠れバックボーンだ

隠然たる反動勢力労組集団「連合」は自民党の隠れバックボーンだ

                  櫻井 智志

 「連合」は、労働組合の全国的組織だ。
かつては、総評=社会党ブロックで、国会の三分の一を占めていた。それに対して、民社党(民主社会党)=同盟が右翼社民主義路線で、民間の金属労協などを経て、連合が労組のほとんどを吸収合併してきた。

 連合は、紆余曲折はあるが、最近の連合は、民主党を支持母体としているが、民主党の頭を超えて、財界=自民党と密接な提携を重ねて、いまでは民主党(現在の民進党)の野党共闘政策にも全く支持せずに、自民党を利している。

 今回の民進党の代表選でも、共産党とも共闘する野党共闘路線そのものを廃棄するよう、連合は強力に言い出した。そのような連合の右翼的介入を経て、民進党代表選は、連合のバックボーンを得て前原誠司氏が急速に加速してきた。


==(以下東京新聞転載)========


前原氏、野党共闘は「民進主導」 党代表選に正式出馬表明

2016年8月26日 17時36分


 民進党の前原誠司元外相(54)は26日、党本部で記者会見し、9月の党代表選について「出馬する決意をした」と述べ、正式に立候補表明した。共産党を含む野党共闘路線について「衆院選で考え方の違うところと組むのは野合だ。われわれがしっかり基本政策の旗を立て、協力できるところと協力する」と述べ、民進党が主導するとの考えを示した。
 憲法改正論議に関し「社会不安や閉塞感をどう取り除くかが最大の政治使命だ。憲法改正は最優先課題とは思っていない」と述べた。
(共同)
===転載終了===========

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