北陸編を小休止して最新ネタを。
昨晩より深秋の軽井沢へ。
もちろん紅葉狩り観光が主目的だが、ちょっとした鉄ネタを仕込んで・・・。
ぐっと冷え込む秋の夜空に浮かぶ寒月と楓。
澄んだ空気を満喫する。
そして今朝ゆっくり目に朝食を摂ってホテルを出発。
146号線で峰の茶屋を過ぎて北軽井沢地区に入る。
そして北軽中心地の信号を曲がった先にその建物はひっそりと佇む。
短く敷かれた線路の上をゴトゴトいいながら今にもL形機関車に牽かれた客車と貨車のミキストが現れそうな雰囲気。
一度訪れてみたかった、草軽電鉄北軽井沢駅駅舎である。
奇しくもこの高原電車が廃止されたのは、電関人が生まれた1961年のこと。
まさにピークを迎えた高原の紅葉を色づかせるひんやりした高原の空気の中で、
遠い草軽電鉄の時代に暫し想いを馳せるのだった。
2017年深秋 軽井沢にて
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草軽電鉄の駅がこうして線路も剥がされずに、綺麗に残っているんですね。
廃線跡を辿るTV番組は見た事がありましたが、駅が残っているのは初めて知りました。
弾丸ツアーでしたが、良い眼の保養になりました。
北軽井沢駅、以前はどんな保存状態だったのか??ですが、今は木製のL形機関車と線路を敷設して、その奥には
何処のものかは?でしたがニチユのバッテリーロコ(昭和51年製?)のPPに箱トロが付いたおまけの展示もあって、
ナロー好きには◎でした。
1973年の喜劇映画「なにはなくとも全員集合」は、
東急系の草軽と西武バスの実際にあった客の奪い合いをベースにしたドリフターズのドタバタ劇なのですが、
昔の温泉商売の活気や交通機関同士の食えない争いが伝わって面白いですよ。(箱根でも似たような)
全然関係ありませんがちょっと思い出しました。
深紅の紅葉がきれい。今年は豊作?
大騒ぎしているシーンを思い出します!
照月湖も熊騒ぎのせいか、秋は閉鎖中でひっそりしていて、
北軽井沢全体としては、やや観光熱が下火かとも思いますので、
是非に旧線後に現代の草軽を長野原あたりから引き込むのはどうかと。