駅で撮影後、前回の記憶を辿り乍ら港へ出る。
北金ヶ沢で交換した上り一番列車を待つ。
確か宿で聞いた話だと週二日の休漁日があるのだと。
漁は父ちゃん、倅だけではできない。
かぁちゃんや娘、じいちゃんばっちゃんが陸で手伝うからできるのである。
それ故かぁちゃんたちの仕事量軽減のために週休二日を漁協で決めたのだ。
土曜の驫木港は、休漁で静まり返る。
凪に近い微かな潮騒に列車接近音は聞こえない。
たまに作業小屋に出入りする漁師の車が出入りするだけである。
上り一番列車が走り去ると、
また潮騒とウミネコだけが港を支配する。
2018年 睦月 驫木漁港
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大きな船はほとんど無く磯舟位しか無いのに新漁港ですかいと、ちょっと矛盾も感じるのですが。
週休二日とは初めて聞きました。もともと海が荒れれば休みの商売、週休云々には馴染まないと思っていましたが、
それほど根を詰めて働かなくともという流れでしょうか。
いつまで経っても変わらない様に思えた驫木も時代の波に洗われていますね。
確か70年代か、80年代の地震の津波でここも被害があって、
ずっと漁港の防波堤他を新調する話は相当昔から出ていたようですが、
ご存知のように、漁協や自治体には余力がなく再建まで数十年かかったのでしょね。