今回はどうしようか迷った駅。
CMクリエイティブチームやテレビクルーも泊まった民宿に投宿した縁もあって、
今回も沿線一メジャーな驫木の一番列車を取材する。
五所川原方面この日の一番列車の当駅利用者は二名。
鯵ヶ沢の縫製工場まで、年金の足しを稼ぎに行く70のご婦人と、
列車接近まで父親の車で暖を取っていた女子高生一人の二名。
「夏は自分で勤め先まで運転して行くっけんども、冬さとーちゃんの車でここさ送ってもらってぇ、
列車で行くんだが」
シャイで気さくなご婦人が言う。
話を聞いてるうちに下り接近。
なんとこの旅で唯一見た首都圏色のヨンマル編成であった。
明けやらぬ冬の驫木の一日が静かに始まる。
2018年 睦月 驫木駅
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道路が凍り付く冬はやはり列車が安心安全ですね。
ファインダーに人影が見えれば心底驚いたものです。
雪道の怖さは雪国の人ほど知っているもの。
生活路線としての五能線が生きている瞬間ですね。
もう一回だけでも滞在中撮りたかったのですが、
後にも先にもこの一回だけでした。。。
最終日の雪道以外は、意外に凍結もほとんど無くて楽でしたよ!
僅かなれども、ちゃんと列車を利用する乗客と列車の距離感がとても近く、安心できるのが五能線です。
夜は専ら宿の一階の食堂兼店舗でヨンマルのエンジン音を肴に美酒を毎晩呑ったのは言うまでも無く・・・(笑)