今でこそ石見銀山が世界遺産に登録されて脚光を浴びましたが、
80年代当時は旧国名の石見地方はどちらかというと地味なエリアでした。
電関人が山陰地方にはまって頻繁に出かけていた頃、ふとその車窓から綺麗だと思い撮影地を
探し始めたきっかけになった「石州瓦」。
この赤っぽい瓦の波が、日本海のコバルトブルーの波と美しいコントラストを作る。
その中でも、一番気に入ったのがこの場所の石州瓦の密集した場所でした。
波根で見つけた、石州瓦の密集地区は本当に美しい瓦の波を形成していました。
折しもこの景観に似合う短編成の急行石見が通過して行きました。
1982年8月 山陰本波根駅付近 DC58急行石見
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だいせんに併結されて米子まで来てた記憶も
波根あたり、一度は行きたいと思いつつ…
しかし、このアングルは初めて見ました。
左手が海だと思いますが、波根駅付近の丘に登っての撮影でしょうか?
海を背景にこの土地らしい風景が広がりますね。
急行石見は本編成が2両で、増1だったような・・・。
一度どこかで見たのですが、この列車に8両ぐらいの、
10系、20系混編成の回送がくっついていて、
どちらが本列車かわからないような編成を目撃しました(笑)
ニッコール300mm F4.5を知人から譲ってもらい、
それを担いでの山陰詣ででした。
場所は、波根駅から少し上り側に歩いたところの斜面に墓地があって、その参道からの撮影です。
石州瓦狙いで、何度か通いたかったのですが、
結局生活拠点が東京になってからは、山陰本線は、
遠い存在になってしまいました。
波根も気になっていた場所でした。
まさにその言い方が相応しい、偉大なローカル線
そのものでしたね。