ぼちぼちF君の命日が近づいてきているし、
ちょっと間も空いてしまったので・・・。
井の頭線の片方の始点である吉祥寺に4年の大学生活の拠点を置いた電関人。
或る意味東京での私鉄(わたし鉄)となった京王線だがいつもの悪い癖でそのうち撮ればいいやで、
結局この時代の京王線の写真は一枚も無い。
その点、私鉄電車とバスが大好きだったF君のコレクションは大したもの。
まずは、京王本線の大きなライトケースがチャームポイントだった2000系。
何処の駅間か分からないのが残念だが、古枕木の柵といい地上を走る京王線の昭和の香りが堪らない。
雪も残る本線を2000系が走っているのは80年代始めの撮影かと思われる。
そして、東京の私鉄で一番好きだった車両京王5000系。
まずは分散クーラーの急行。
そして、
集中型クーラーを乗せた5000系急行。
懐かしい京王本線の80年代。
F君のコレクション
この冬の米どころの雪は少ない。
降った雪は雪解け水となってその多くは魚野川水系の破間川に流れ出る。
また一部は伏流水となって湧き水や地下水に。
田植えに大切な水となり、動植物生きとし生けるものすべての命の源となる。
川に流れ出た水はやがて海に。
そして、シベリア生まれの寒気と相まって雪雲となり再び米どころに降る。
大地に浸み入る雪の壮大な壮大な輪廻。
この新潟色のヨンマルを見ているとそんな水資源の輪廻を想像した。
2017年 1月 越後須原~上条 2422D
如月の秩父路はまだ冬の只中である。
しかしながら、其処彼処に春の兆しが見えだしているのが嬉しい。
蝋梅が満開の中、ようやく可憐な梅が花を開き始める。
秩父鉄道随一の男前罐であるデキ108を添えて寒中梅。
2017年如月 樋口~野上
毎年の豊穣を祈念するが故、お社や祠が多いのは土地柄と言えよう。
やはり、作物の成長を祈るのは仏様よりも神様なのだろう。
もちろんその崇め奉る神様には投雪禁止である。
只、雪深いのは大目に見てもらう。
そして田畑の一角にも祠が。
天気を采配するのは、神様なのだから・・・。
豊穣を祝う祭りも見てみたいものだ。
2017年1月
そろそろ電機の写真をアップしないと電関人の電関人たる所以が・・・。
先週土曜、秩父へ行き掛けの駄賃でヒガハスの黎明を撮る。
煌々とした満月が西に沈みかける頃、4083レが下る。
愛機Dfのスペック一杯一杯にセッティング、
ようやく納得のいくヒガハスの払暁のカットが撮れた。
2017年如月 4083レ EH50013