http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20150901-0139.htmlスポニチアネックス
佐野氏HP
佐野氏HPで取り下げの理由説明 模倣否定も「人間として耐えられない」
1日に使用中止が決まった2020年東京五輪エンブレムのデザインした佐野研二郎氏(43)が同日、自身のデザイン事務所のホームページで「エンブレムにつきまして」として経緯の説明と、騒動の謝罪を行った。
佐野氏はデザインについて「疑いをかけられているような模倣や盗作は、原案に関しても、最終案に関しても、あってはならないし、絶対に許されないことだと今でも思っております。模倣や盗作は断じてしていないことを誓って申し上げます」と断言。
しかし、複数のデザイナーと共同制作したサントリービールのキャンペーン商品に、他作品の模倣があったことを認めており、この日もエンブレムのデザイン以外の「仕事の不手際」を「この件については、一切の責任は自分にあります。改めてご迷惑をかけてしまったアーティストや皆さまに深くお詫びいたします」と謝罪した。
さらに、自分だけではなく、家族や無関係の親族へのプライバシー侵害などから「もうこれ以上は、人間として耐えられない限界状況だと思うに至りました」とし、「批判やバッシングから、家族やスタッフを守る為にも、もうこれ以上今の状況を続けることは難しいと判断」したとして、取り下げを申し出たと説明している。
佐野氏のデザインは7月24日に大会組織委員会が公式エンブレムとして発表したが、数日後にはベルギーの劇場ロゴに酷似していると話題になり、劇場ロゴのデザイナー、オリビエ・ドビ氏が差し止め訴訟を起こした。
さらに佐野氏が提出したエンブレムの活用例の写真がインターネット上の個人サイトから転用されている、デザインの原案が別の展覧会のポスターの一部に似ているなどといった疑惑が浮上するなど問題が続出。9月1日に大会組織委員会が使用を中止する方針を固めた。
佐野氏は五輪エンブレム以外の作品についても8月14日に、複数のデザイナーと共同制作したサントリービールのキャンペーン商品に、他作品の模倣があったことを認めて謝罪。事務所のスタッフが佐野氏の管理の下で作成し、自身の作品ではなかったとしている。
感想;
佐野氏は基本を勘違いされていないでしょうか?
今回の騒動は、”模倣”との疑いが持たれたからです。
かつ、サントリーのトートバッグで、佐野研二郎デザインを銘打ったもので、8つも盗用あるいは模倣と明確になったものがあったことです。
そして、活用例はまったく他の人のデザインを活用したものでした。
つまり、疑惑を持たれるこれまでの行動が、オリンピックエンブレムにおいても疑いを強く印象づけたのではないでしょうか。
ただ、佐野氏だけの問題でなく、”審査委員会”、”JOC”も対処で問題があったことになります。
東京都は既に印刷費などで4,600万円が無駄になったそうです。企業が既に使っているのでそれの作り直しもあります。その責任者は誰になるのでしょうか?
舛添東京都知事が、最初に疑惑報道が出た時、舛添都知事は「東京都はエンブレムの使用を一時中断する」と発言されました。それを聞いて、よいセンスを持たれていると感心しました。ところが翌日(周りから説得されたのか)「予定通り進める」と訂正されました。あの時、最初の直感を生かされていたら、4,600万円の税金を無駄にしなかったでしょう。それだけでなく、舛添さんの良識ある判断が評価されたでしょう。せっかくのチャンスを失われました。
疑惑のエンブレムを掲げてオリンピックを準備するよりも、問題の無いエンブレムで、今度は選考過程もオープンにしてやっていただきたい。それで選ばれたものなら国民も納得できると思います。
佐野氏HP
佐野氏HPで取り下げの理由説明 模倣否定も「人間として耐えられない」
1日に使用中止が決まった2020年東京五輪エンブレムのデザインした佐野研二郎氏(43)が同日、自身のデザイン事務所のホームページで「エンブレムにつきまして」として経緯の説明と、騒動の謝罪を行った。
佐野氏はデザインについて「疑いをかけられているような模倣や盗作は、原案に関しても、最終案に関しても、あってはならないし、絶対に許されないことだと今でも思っております。模倣や盗作は断じてしていないことを誓って申し上げます」と断言。
しかし、複数のデザイナーと共同制作したサントリービールのキャンペーン商品に、他作品の模倣があったことを認めており、この日もエンブレムのデザイン以外の「仕事の不手際」を「この件については、一切の責任は自分にあります。改めてご迷惑をかけてしまったアーティストや皆さまに深くお詫びいたします」と謝罪した。
さらに、自分だけではなく、家族や無関係の親族へのプライバシー侵害などから「もうこれ以上は、人間として耐えられない限界状況だと思うに至りました」とし、「批判やバッシングから、家族やスタッフを守る為にも、もうこれ以上今の状況を続けることは難しいと判断」したとして、取り下げを申し出たと説明している。
佐野氏のデザインは7月24日に大会組織委員会が公式エンブレムとして発表したが、数日後にはベルギーの劇場ロゴに酷似していると話題になり、劇場ロゴのデザイナー、オリビエ・ドビ氏が差し止め訴訟を起こした。
さらに佐野氏が提出したエンブレムの活用例の写真がインターネット上の個人サイトから転用されている、デザインの原案が別の展覧会のポスターの一部に似ているなどといった疑惑が浮上するなど問題が続出。9月1日に大会組織委員会が使用を中止する方針を固めた。
佐野氏は五輪エンブレム以外の作品についても8月14日に、複数のデザイナーと共同制作したサントリービールのキャンペーン商品に、他作品の模倣があったことを認めて謝罪。事務所のスタッフが佐野氏の管理の下で作成し、自身の作品ではなかったとしている。
感想;
佐野氏は基本を勘違いされていないでしょうか?
今回の騒動は、”模倣”との疑いが持たれたからです。
かつ、サントリーのトートバッグで、佐野研二郎デザインを銘打ったもので、8つも盗用あるいは模倣と明確になったものがあったことです。
そして、活用例はまったく他の人のデザインを活用したものでした。
つまり、疑惑を持たれるこれまでの行動が、オリンピックエンブレムにおいても疑いを強く印象づけたのではないでしょうか。
ただ、佐野氏だけの問題でなく、”審査委員会”、”JOC”も対処で問題があったことになります。
東京都は既に印刷費などで4,600万円が無駄になったそうです。企業が既に使っているのでそれの作り直しもあります。その責任者は誰になるのでしょうか?
舛添東京都知事が、最初に疑惑報道が出た時、舛添都知事は「東京都はエンブレムの使用を一時中断する」と発言されました。それを聞いて、よいセンスを持たれていると感心しました。ところが翌日(周りから説得されたのか)「予定通り進める」と訂正されました。あの時、最初の直感を生かされていたら、4,600万円の税金を無駄にしなかったでしょう。それだけでなく、舛添さんの良識ある判断が評価されたでしょう。せっかくのチャンスを失われました。
疑惑のエンブレムを掲げてオリンピックを準備するよりも、問題の無いエンブレムで、今度は選考過程もオープンにしてやっていただきたい。それで選ばれたものなら国民も納得できると思います。