幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「マンガで身に付くアドラー明日を変える心理学」 鈴木義也,/緒方京子(まんが)共著

2015-09-07 09:57:15 | 本の紹介
1)優越感と劣等感
劣等感を感じるかどうかは、個人の主観的な意味合いが強い、必ずしも客観的な事実に即しているとは限らない。劣等感を優越感で補おうとしていること。劣等感と優越感は表裏一体。アドラー心理学は劣等感や優越感にとらわれる次元からの脱却を提唱している。全ての人は唯一で独自でありながら対等で、尊重されるべき存在である。 

2)ライフタスクには3つ「仕事」「交友」「愛」
それぞれのライフタスクへの取り組みの度合いは人によって異なっている。取り組みには、「有益な側面」と「無益な側面」がある。有益な側面とは、適切な行動、高い共同体感覚、勇気、挑戦する力など。一方、無益な側面は、低い共同体感覚、勇気の減少、劣等感や優越感へのとらわれなどによる消極的な対処、受動的な態度など。ライフタスクに直面して行く時に、無益な側面ではなく有益な側面に向かうことを奨励している。

3)課題の分離
「自分の課題」と思いこんでいることが、実は「別の人の課題」である場合が多い。「人と自分の課題を区別する勇気」が大切である。課題には①自分の課題、②相手の課題、③自分と相手の共同の課題の3パターンがある。

4)家族会議
お互いが意見を述べ、それを互いに尊重しながら、丁寧に話し合いをして合意に達していく話し合いが大切である。関係者全員が参加することが重要である。

5)意味づけ
それぞれの状況をどのように意味づけするか。同じことでも人によって意味づけが変わる。その自分がした意味づけで自分が苦しんでいる場合がある。「本当のところ、自分は自分のことをどう思っているか」を自問することが重要になる。つまり自分は「ダメだ」と意味づけしていると、それによって全てをそのように見てしまう。

6)ライフスタイル
アドラー心理学では人それぞれ違うライフスタイルをじっくり見つめ直し、必要なら適切なものに「変わる勇気」を勧めている。

7)不完全である勇気
完全さよりも行動が重要になる。どれほど一生懸命にやったとしても人間は不完全であり、至らないことがたくさんあると認識することが重要である。

8)共同体感覚
自他ともに幸せになる。アドラー心理学が期待しているのは、勇気を持つこと、自分で決めること、責任を持つこと、協力すること、人を大切にすること、人の役にたつことなどを通して幸せを築くこと。

感想;
先ずは今の自分を受け入れて、それでいいんだと思うことなのでしょう。
そして、こんな自分も愛すべき対象なんだと。
そこから、周りの人のためにできることを一つでもやっていくことなのだと思います。

私は、駅のホームや階段、車内に空き缶があったら拾ってゴミ箱にいれることをやっています。
もう20年くらいやっているでしょうか。JR東も昔に比べ、空き缶の放置はかなり減って来ました。
始めた理由は、当時視覚障がい者の方と接していて、空き缶があるとわからないので危ないとのことを聞いたからです。
混雑していると足元が見えませんから、皆に危ないと思います。
自分にできること、小さいですが、空き缶拾ってゴミ箱に捨てると、こころが気持ち良くなります。

渡辺祥子さんのメルマガより ~さえぎるものが なにもない生き方~

2015-09-07 09:22:22 | 生き方/考え方
母校佐沼高校の仙台での同窓会で、卒業生である、ソフトテニス全日本インターナショナルチーム男子監督・中津川澄男さんのお話を聞きました。

東北高校のソフトテニス部を何度も全国制覇に導いた監督は、かつてなかなか勝てなかった時代の自分たちに必要だったのは、「自分ではなく、相手に勝つ」意識だったと話されました。

これは、「相手ではなく、おのれに勝つ」という考えを否定しているのではなく、そちらにばかり意識が行ってしまうと、どうしても「失敗したらどうしよう」などのプレッシャーがかかりがちなのに対し、右に行くとか、あの奥を狙うとか、ここが空くはずだなど、戦略に集中していると、そこに陥らずにすむという事で、意識のかたよりを反対方向へ引き戻すための、ものの考え方のような気がしました。

ですから逆を言えば、相手に勝つ事ばかりに気が行き過ぎて意識が凝り固まってしまう時は、今度はそちらから自分に集中させる、よりもどしが必要ということとも受け取りました。

この事を友人と話しているうちに、結局のところ、勝っているときは、「相手に勝つ」も、「自分に勝つ」も無い状態~つまりは自分の前にさえぎるものが何もない状態になっているのだろうと言う言葉が出て来ました。

~さえぎるものがなにもない意識状態…

勝ち負けを意識せず、ただただ、今目の前に延びる道を信じて進むとき、意識や体の硬直はほどけ、思いもよらない力が発揮できるのかもしれません。

私たちの毎日の生活の中にも、同じように、意識の偏りや硬直があるように思います。

その都度その都度引き戻しながら、「さえぎるものが何もない」リラックス状態を、できるだけキープしていきたいなぁと思いました。

さぁ、新しい一週間が始まりました!!
今週も、笑顔でいきましょう^^

※過去の言の葉だよりは、携帯版HP内「言の葉だより集」のバナーをクリックしてお読み下さい。

感想;
渡辺祥子さんは仙台在住の元アナウンサーで、言葉を伝える活動をされています。
東北大震災の被害を受けた人の”言葉”を伝えることもされています。
メルマガは毎週月曜日の朝に届きます。

意識の持ち方で身体が固まってしまうことがあります。
結果を意識する(勝とうとか、上手くやろう)と十分な力が発揮できないことが多いそうです。
結果を意識するよりも、今何をすればよいかだけを考えていくのがよいそうです。


安保法案:抗議集会 早大で吉永小百合さんがメッセージ  ”声を無視する安倍首相”

2015-09-07 07:27:27 | 社会
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%ae%89%e4%bf%9d%e6%b3%95%e6%a1%88%e6%8a%97%e8%ad%b0-%e5%90%89%e6%b0%b8%e5%b0%8f%e7%99%be%e5%90%88%e3%81%95%e3%82%93%e6%bf%80%e5%8a%b1/ar-AAe05Pm?ocid=spartandhp#page=2毎日新聞
 ◇「SEALDs」は新宿三丁目駅近くの歩行者天国で参院で審議中の安全保障関連法案に反対する抗議集会が6日、東京都内であった。

 早稲田大学(新宿区)では法案の廃案を求める教職員や学生ら有志約500人(主催者発表)が学内で「全学集会」を開き、卒業生の吉永小百合さんらがメッセージを寄せた。

 集会では水島朝穂教授(憲法学)が講演し「国の根幹を規定する立憲主義の本質的な危機がある。この点の理解が進んでいない」と問題を指摘。「集団的自衛権の行使という憲法を改正して国民投票を経なければできないことを閣議決定でやってしまった」と批判した。

 「集会の開催は素晴らしいことであり、大切なことと思っております。どうか継続して運動を続けていただきとう存じます」との吉永さんからのメッセージが読み上げられると、会場から拍手がわき起こった。

 また、研究者で作る「安全保障関連法案に反対する学者の会」と学生団体「SEALDs(シールズ)」の共同の抗議集会が同区の東京メトロ新宿三丁目駅近くの歩行者天国であり、断続的に雨が降る中、約1万2000人(主催者発表)が「憲法守れ」などと声を合わせた。

 参加した都内の女子高校生(16)は「安倍晋三首相は国民の安全や平和のためだと言うが、中学校で習った憲法9条や立憲主義が守られていないのに、国民が守れるのかと問いたい」と話した。【山田麻未】

感想;
米国との安倍首相の個人的な約束を守るために急いで成立させるより、選挙のアジェンダに上げて国民の声を聴いて欲しいものです。