幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

阿川佐和子さん 「サワコの朝 中村吉右衛門さん」 ”自分は才能がないと思った”

2015-09-05 20:02:10 | 生き方/考え方
二人の孫、一人は男の子。舞台稽古に舞台載せるとか。ビデオ見せるとかして歌舞伎に慣れさせている。2011年人間国宝に。鬼平犯科帳が今も続いている。兄は松本幸四郎。祖父の初代中村吉右衛門に養子になった。兄貴の方が才能があって先に活躍した。自分は才能がないと思った。それでフランスに行きたいと思った。四女が尾上菊之助と結婚して孫ができた。

こんなすてきな音楽があるのかと。 映画「死刑台のエレベータ」のテーマ曲。不倫の話の映画。中学一年の時はストーリーにも惹かれた。初舞台は4歳。実母は初代中村吉右衛門の娘。結婚する時に父親に二人男の子を産みます。次男は中村吉右衛門の養子にします。あなたは播磨屋の跡継ぎだと、実母と養母に言われた。周りから若旦那とおだてられ、甘やかされて育った。10歳で拠り所を失くした。養父が亡くなって、周りからは態度が変わり、若旦那がバカ旦那と言われた。中村吉右衛門の名は一代で終わりと言われた。

実父は初代中村吉右衛門から学んだ。実父と兄と僕は松竹から東宝に移った。兄は大スターに。私は当たり役がなく、葛藤だった。兄松本幸四郎と比較された。フランスに行ってフランス文学を学ぼうか、できなければジゴロになろうかと。実は彼女の後を追うかと思った。そこでフランスに行ってフランス文学を勉強したいと。実父に相談したら、ぷいと後ろを向かれた。実父は中村吉右衛門の芸を伝えたいと背中が伝えていた。それを感じて歌舞伎を続けることにした。

41歳の時に、「鬼平犯科帳」の役が回って来た。それまでは実父がやっていた。まだ若すぎると思って断った。池波先生は諦めずに45歳の時にまた話をしてくださった。「鬼平」で広く知られるようになった。

四女が尾上菊之助と結婚。付き合っていたことを知らなかった。二人を合わせたのは自分だった。尾上菊之助に逢う時に娘が付いてきた。突然結婚の挨拶をされた。これでよいのかと何度も言ってしまった。そのことは覚えていないが、後で娘にひどいと言われた。両方の親が人間国宝。そういうのは子どもにとっては負担では?歌舞伎の世界ではそういうもので、父親について行こうと思った。婿との共演を始めてした。お互い気遣う気持ちがあった。

歌舞伎は同じ役を演じ続ける。熊谷直実の役 源頼朝に忠義を尽くすために自らのこどもを殺し、そして出家しそれを嘆く。25歳と今とは全然違う。型を演じるだけでも難しい。やるだけでも大変。型だけでなく「心」を演じたい。型が自然に出てくるようになって、お客様に心を伝えたいと。今思うに熊谷直実の気持ちは。直属の上司の下で働くこととやることは今でも同じ。

演じることは好き。女房から「あなたは演じるのが好きね」と言われる。今は後輩を育てるのに忙しい。
歌舞伎とは歴史に今を盛り込んで行くこと。梨園の若者に思うことは、今は自分と言うものを先にだす。おかしいから注意するが、それが彼の良さでそれをつぶすことになるかもしれないとも思う。

秀山公演会 吉右衛門の跡継ぎが今はいない。娘は母と同じ気持ち(男の子を二人産んで一人を中村吉右衛門の養子に)でいるけれど。僕は結構でございますと言っている。養子で育てる大変さはわかっている。

ナプキンコールの「アンフォゲッタブル」。ジャズピアニスト。聴いてほっとする。重責を忘れさせてくれる曲。僕はベースをやっていた。

ものすごく苦労されたけど、歌舞伎をやって来られたのは?天職だと思っている。ジゴロも味わってみたかった。

クミコさんのブログより 湯川れい子さんのこと 「うまれてきてくれて ありがとう」

2015-09-05 00:58:58 | 生き方/考え方
湯川さんのこと

「うまれてきてくれて ありがとう」

この新曲、なかなかに評判が良い。
ありがたいことだ。

作詞者で、日本子守唄協会の会長でもある湯川さん。
その湯川さんとご一緒の取材が続いている。
なので、自然と湯川さんのお話を、隣で聞くことになる。
湯川さんのお顔を、まじまじと拝見することになる。
湯川さんは、職業婦人の草分けで、男性に混じって、懸命に仕事をされてきた。

当時としては偏見や中傷も多かったに違いない。
それを強靭なココロで跳ね返し、子供も育てた。
なかなかにスサマジイ人生だったことは、今の湯川さんの、その「強さ」を見ればわかる。

強いけれど、優しい。
優しいけれど、厳しい。
強く、優しく、厳しく。

おっと、もう一つ。
美しい。

これは、湯川さんという女性の、重要なキーワードだと思う。
湯川さんは、いつもきっちりとお化粧をし、髪をまとめられている。
そして良い匂いがする

かなわないなあ。
湯川さんに会うと、思う。
こういう女性には、一生なれないなあ。と思う。

強靭で美しい。
これは、ハードルが高い。高すぎる。

父性も母性も。
敢然と闘うココロと、守りいたわるココロと。
男でも女でもある湯川さん。

こりゃ、分が悪い。
私なんか、まったく無理ですわ。

「うまれてきてくれて ありがとう」

この歌の中には、赤ちゃんの声が入っている。
くぐもったような甘い声は、湯川さんのご要望だった。
「大好きなの、赤ちゃんの声。」
それに、つんくさんが、応えてくださった。

これからしばらくは、私の子育てが続く。
産み落とされたこの歌を、一生懸命育てねばならない。

大丈夫か、お前。
ええっと・・・・。
はい! 大丈夫! おまかせください!

感想;
「うまれてきてくれて ありがとう」は下記のサイトで聞くことができます。

http://top.tsite.jp/news/j-pop/i/25357052/
つんく♂の新しい子守唄​、​クミコ「うまれてきてくれて ありがとう」本日発売!
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クミコさんもステキな女性だと思います。
さて、自分はどうなのかと問われると困りますが。
自分の信じる道を一歩一歩歩み、それが周りに、社会に少しでもよい働きになっていることなのでしょう。