http://netgeek.biz/archives/47831 2015年9月2日 より
博報堂出身でデザイン事務所「MR_Design」の代表を務める佐野研二郎氏について、また新たな問題作が見つかった。
もはや一目瞭然なので何も説明はいらないだろう。とにかく作品を見比べてほしい。
▼秋田県横手市が開催した交流イベント団扇展のポスター。秋田県在住の男性デザイナーが作成。
▼京都の老舗扇子店「京扇堂」のポスター。佐野研二郎作。
水色の「涼」の文字をモチーフにしたデザインはあまりにも露骨なアイデアのパクリと言わざるをえない。文字を少しかすれさせている部分も模倣している。しかも、本家はうちわの部分が漢字の形と一致しているのに、佐野研二郎氏デザインのほうは全く形が違うことになっている。完全に劣化版だ。
この事態はブログにアップされた画像で発覚した。
▼団扇展の告知。2012年5月19日。
▼2012年5月30日。「佐野研二郎さんに当店のポスターを作って頂きました!嬉しい!」
佐野研二郎氏がつくったデザインについては、5月24日に発売された雑誌「Hanako(ハナコ)」(6月14日号)にも掲載されており、その厚顔無恥っぷりには呆れてものが言えない。
そしてnetgeek編集部は団扇展のポスターがPinterestにアップされているのを発見した。
佐野研二郎氏がここからデザインを仕入れたとは断言できないものの、過去の傾向から考えるとやはりPinterestでネタを漁っていた可能性が高い。訴訟を起こした海外のデザイナーも「Pinterestから盗んできたんじゃないか」と発言している。
▼Pinterestには少なくとも2012年3月28日にはアップされていた。
これについては何と説明するのだろうか。「偶然の一致」か「部下がやった」か。
感想;
こんなに盗作が出ると、言い訳は通じないですね。
これはあきらかに盗作で、疑問を持つ人はいないのではないかと思います。
佐野研二郎氏は人のデザインからヒントを得て、デザインする方のようです。
独自の発想というより、人のアイデアを活用する才能があるのでしょう。
前のアイデアを変えるとそのデザインの良さがなくなるので、ぎりぎりの選択をされていたのでしょう。今回のデザインを比較するとあきらかにオリジナルの方がデザイン的に素晴らしいでしょう。修正して良さが低下しています。
ここまでよく盗作と言われなかったものだと思います。佐野研二郎氏にとっては、オリンピックのデザインに選ばれたことが栄光ではなく、盗作デザイナーとの汚名を与えられるきっかけになりました。
それにしても、審査委員会、JOC、東京都などの対応も後手後手で、問題を大きくしてしまいました。
もっと最初に適切に対処されていれば、税金の無駄遣いもしなくて済んだのではないでしょうか。
エンブレムを早々と使用していた企業も迷惑でした。ただ、問題があるとのことで、使用を控えていた企業もあったことから、やはり早々と使った企業の責任者の判断も甘かったのでしょう。盗作疑いのあるものを使用したのですから。普通は疑惑のあるものは使用を控えるというのが一般の判断です。
博報堂出身でデザイン事務所「MR_Design」の代表を務める佐野研二郎氏について、また新たな問題作が見つかった。
もはや一目瞭然なので何も説明はいらないだろう。とにかく作品を見比べてほしい。
▼秋田県横手市が開催した交流イベント団扇展のポスター。秋田県在住の男性デザイナーが作成。
▼京都の老舗扇子店「京扇堂」のポスター。佐野研二郎作。
水色の「涼」の文字をモチーフにしたデザインはあまりにも露骨なアイデアのパクリと言わざるをえない。文字を少しかすれさせている部分も模倣している。しかも、本家はうちわの部分が漢字の形と一致しているのに、佐野研二郎氏デザインのほうは全く形が違うことになっている。完全に劣化版だ。
この事態はブログにアップされた画像で発覚した。
▼団扇展の告知。2012年5月19日。
▼2012年5月30日。「佐野研二郎さんに当店のポスターを作って頂きました!嬉しい!」
佐野研二郎氏がつくったデザインについては、5月24日に発売された雑誌「Hanako(ハナコ)」(6月14日号)にも掲載されており、その厚顔無恥っぷりには呆れてものが言えない。
そしてnetgeek編集部は団扇展のポスターがPinterestにアップされているのを発見した。
佐野研二郎氏がここからデザインを仕入れたとは断言できないものの、過去の傾向から考えるとやはりPinterestでネタを漁っていた可能性が高い。訴訟を起こした海外のデザイナーも「Pinterestから盗んできたんじゃないか」と発言している。
▼Pinterestには少なくとも2012年3月28日にはアップされていた。
これについては何と説明するのだろうか。「偶然の一致」か「部下がやった」か。
感想;
こんなに盗作が出ると、言い訳は通じないですね。
これはあきらかに盗作で、疑問を持つ人はいないのではないかと思います。
佐野研二郎氏は人のデザインからヒントを得て、デザインする方のようです。
独自の発想というより、人のアイデアを活用する才能があるのでしょう。
前のアイデアを変えるとそのデザインの良さがなくなるので、ぎりぎりの選択をされていたのでしょう。今回のデザインを比較するとあきらかにオリジナルの方がデザイン的に素晴らしいでしょう。修正して良さが低下しています。
ここまでよく盗作と言われなかったものだと思います。佐野研二郎氏にとっては、オリンピックのデザインに選ばれたことが栄光ではなく、盗作デザイナーとの汚名を与えられるきっかけになりました。
それにしても、審査委員会、JOC、東京都などの対応も後手後手で、問題を大きくしてしまいました。
もっと最初に適切に対処されていれば、税金の無駄遣いもしなくて済んだのではないでしょうか。
エンブレムを早々と使用していた企業も迷惑でした。ただ、問題があるとのことで、使用を控えていた企業もあったことから、やはり早々と使った企業の責任者の判断も甘かったのでしょう。盗作疑いのあるものを使用したのですから。普通は疑惑のあるものは使用を控えるというのが一般の判断です。