幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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野田聖子氏 総裁選出馬を断念した「二つの理由」 ”自民党の長所がなくなっている!”

2015-09-14 19:28:00 | 社会
http://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2015091400034.htmlより

 総裁選出馬を断念した野田聖子氏。その裏側について、本人はこう話す。

*  *  *
野田:今回、私が一貫して思っていたのは、とにかく総裁選をやるべきだということです。私が強烈に覚えている無投票で当選した総裁は、森喜朗元首相。小渕恵三元首相が急に病で倒れた緊急事態だったけど、密室で決めたと言われました。支持率がいったん下がりだすと、そういう出自と正当性をめちゃくちゃ批判されました。

 ましてや今回は、世論を二分するような安保法制が問題となっている時。もし支持率がこれから悪くなったら、出自が問われるのではないですか? 私は森首相のとき、党の筆頭副幹事長として執行部の一員で、なすすべもなく支持率が下がっていったのを経験しているから、痛感しているんです。

 それに、自民党の長所は自由闊達(かったつ)な議論と多様性。2009年に野党に転落したときに、私は党の綱領を全面改定したチームの一員だったんですが、綱領に「勇気を持って自由闊達に真実を語り、協議し、決断する」政党だという文言を入れました。

 総裁選は3年に一度しかない開かれた議論をする絶好の機会。いま、自民党に対して不安が募っている中、きちんと説明する場があるのだから、そういうプロセスを経て選任されるほうが、安倍内閣が強固な基盤を維持できるんじゃないかって。

――しかし、野田氏が当初めざしていたのは、自らの出馬ではなかった。

野田:意中の人は2人いました。当然出てくれると思ったけど「出ても負けるから意味がない」と言われた。いやいや、勝ち負け以前の問題ですよ、と言ったのだけど……。私は自分の心に正直でありたかった。言うだけ番長になりたくなかった。はなから負けるとわかっている選挙になんで出るの、とも言われたけれど、政治家として、いざというときに誠実でいたいと思いました。

――そこで立候補を模索しつつも、正式な出馬宣言は、最後の「出馬断念会見」までなかった。

野田:理由は二つあって、最後の最後まで意中の人が「(私が)そこまでやるなら」と出てくれるかもしれない、と思っていたこと。もう一つは、もし私が出るなら最後まで隠密裏にやって、告示日に表明するしかないと思っていた。でなければ、推薦人になってくれる人たちを守れないと思いました。けれども、8月31日に出馬のための必要書類を、秘書が党本部に取りに行ったのをリークされてしまった。

※AERA 2015年9月21日号より抜粋

感想;
今の自民党には”自由闊達(かったつ)な議論と多様性”がまったくなくなったと思います。
自民党の良さが消えてしまっています。
憲法違反の集団自衛権について沈黙のままです。
従来の自民党だといろいろな意見が出ていました。
軽減税率の政府案についても沈黙です。
公明党の方が問題視する意見がでています。

国を守ること。自国を守ることが集団自衛権で他国と戦争することなのでしょうか。
それよりも、外交や国際社会の一員として目を向けることが、できることがたくさんあるのではないでしょうか?

国際的には
1)世界の安全を守ることは、責任を持って福島原発を廃炉にすること。
2)シリアからの難民を支援すること

国内的には
1)莫大な借金を減らすこと
2)若者の就労支援、貧困層からの脱却支援
3)沖縄の辺野古基地建設の見直し

今急いでやるべきことは、集団自衛権成立ではないと思います。


ジョン・メースフィールド「神に捧ぐ」
http://sessendo.blogspot.jp/2014/02/blog-post_9805.htmlより
貴公子や高僧はかつらをつけた御者に戦車を操らせ、
昂然と桂冠を戴いて時代の栄華を味わう。
 その足元で、見下され、見捨てられ、槍に取り囲まれた男たち。

 傷だらけの軍にあって死ぬまで戦う者たち、
 戦場の埃と轟音と絶叫に茫然と立ちすくむ者たち、
 頭を割られ、目に流れ込む血をぬぐうこともできぬ者たち。

 胸に勲章を飾った将軍たちは王に愛でられ、
 威勢のよい馬にまたがり、高らかにらっぱを鳴らして行進する。
 その陰で、泥にまみれて城を攻め、無名のまま死んでゆく若者たち。

 だれもが美酒と富と歓楽を謳い、
 堂々たる美丈夫の君主を讃えようとも
 私は土と泥を謳い、埃と砂を謳おう。

 だれもが音楽と豪華と栄光を愛でようとも、
 私は一握の灰を、口いっぱいの泥を謳おう。
 雨と寒さに手足を失い、倒れ、盲いた者どもを讃えよう。

 神よ、そんな者どものことをこそ
 謳わせたまえ、語らせたまえ――アーメン

【『戦争における「人殺し」の心理学』デーヴ・グロスマン:安原和見訳








【普天間移設】菅官房長官、翁長知事を強く非難 ”非難されるのは政府自身では?”

2015-09-14 14:44:44 | 社会
【普天間移設】菅官房長官、翁長知事を強く非難 「過去の政府や県の努力無視する発言で非常に残念だ」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1509140008.htmlhttp://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1509140008.html産経新聞

 菅義偉官房長官は14日午前の記者会見で、沖縄県の翁長雄志知事が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に伴う前知事による埋め立て承認の取り消しを表明したことに関し、「すでに行政判断が示されており、(埋め立て)承認に法的瑕疵(かし)はない見解だ」と述べ、政府の正当性を改めて主張した。政府は法的対抗措置を取る予定で、全面対決は避けられなくなった。

 菅氏は、普天間飛行場の辺野古移設をめぐる県との対立について「知事は終戦後に強制的に土地を収用したことが原点だと繰り返して述べているが、19年前に日米で合意し、その3年後に当時の県知事と地元市長の要望を受けて県内移設は決定した」と指摘。「知事の発言は合意以来、多くの政府や県の危険除去の努力を無視する発言で、非常に残念だ」と翁長氏を強く非難した。

 9日までの集中協議で県との妥協点が見いだせなかったことに関しては、菅氏は「私は普天間飛行場を視察したが、小学校の金網1枚越えたところに(飛行場の)滑走路があり、極めて危険だ。現職の知事として、危険性をどうするか建設的な意見交換をしたかったが、(翁長氏は)戦後接収(の主張)から1歩も出なかった」と述べた。

 菅氏は今月9日までの政府と県による集中協議期間中、2度にわたり沖縄入りして翁長氏と会談。基地負担軽減に全力をあげる姿勢を示し、政府の方針に理解を求めたが、双方の主張の隔たりは大きく、協議は平行線をたどった。

感想;
建設的な意見交換を辺野古埋め立て前提で話し合うこと自体が、先ず非難されることではないでしょうか?
現地で苦しんでいる沖縄県民の声を聴かずに、米国の声を聴いて進めている姿勢自体が問題だと思うのですが。
沖縄県民に負担をかけている。移設でもまた負担をかける。
沖縄県民は今の普天間基地の問題を抱えてでも辺野古移転はNoを明確に意志を表明しています。
普天間基地の問題で一番苦しんでいるのは沖縄県民であり、安倍首相や菅官房長官はわかっておられないようです。
県民の声を無視して進める、それは国民の声を無視して、米国に約束した集団自衛権成立を進める姿勢が先ずは非難されることで、そのスタート時点が間違っていることの認識がないように思うのですが。

辺野古では約束した範囲を超えてサンゴの損傷が起きています。
工事自体にも問題があるようです。
民主主義とは県民の声を無視して進めることなのでしょうか?

努力が沖縄県民のために行っているならそれは評価に値します。
努力が米国の約束のために進めているならそれは沖縄県民、日本国民の支持を得られません。
逆に、そんな努力はしないで欲しいとの声ではないでしょうか。


安保法案めぐり、山本太郎参議院議員がNHK「日曜討論」で吠える! ”政府からの回答なし”

2015-09-14 03:18:40 | 社会
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/256073【発言全文掲載】「いつまでアメリカやグローバル企業のATMを続けるのか」~安保法案めぐり、山本太郎参議院議員がNHK「日曜討論」で吠える!

 参議院に審議の場を移した、集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案。憲法学者の約9割が「違憲だ」との見解を示し、国会前では学生有志による「SEALDs」の抗議行動が週ごとに熱を帯びるなど、国民からは「反対」の声が上がっている。

 そんななか、7月29日(水)、30日(木)の2回にわたり、参議院特別委員会で質問の場に立ったのが、「生活の党と山本太郎となかまたち」共同代表の山本太郎参議院議員だ。山本議員は、原発の被弾リスクやイラク戦争の総括について、安倍総理をはじめとする政府側に質問。しかし、政府から明確な回答は得られなかった。

 そんな山本議員が、今度はNHKに舞台を移し、野党の一議員として、与党側との討論の場に加わった。毎週日曜日、午前9時から放送されているNHK「日曜討論」で、持ち時間わずかながらも、安全保障関連法案の瑕疵について、発言を行ったのである。

 以下、山本議員の発言全文を掲載する。

◆出演者
自民党:佐藤正久氏、公明党:荒木清寛氏、民主党:福山哲郎氏、維新の党:小野次郎氏、日本共産党:井上哲士氏、次世代の党:和田政宗氏、社民党:福島みずほ氏、生活の党と山本太郎となかまたち:山本太郎氏、日本を元気にする会:山田太郎氏、新党改革:荒井広幸

 
記事目次
◾「この国の危機管理能力のなさがよく表れている」~福島第一原発3号機の燃料交換機引き上げ作業のリスク
◾原発に弾道ミサイルが直撃するリスクを政府は想定していない
◾安倍総理はイラク戦争の総括を~「自衛隊を共同正犯にしてはいけない」
◾集団的自衛権の本質は米国の「肩代わり」

「この国の危機管理能力のなさがよく表れている」~福島第一原発3号機の燃料交換機引き上げ作業のリスク

山本太郎参議院議員「国民の皆さんから、憲法を守れだとか、そして立憲主義を守れということを大きな声で出されている時点で、詰んでいると思うんですね。国民の生命、財産、幸福追求権を守るということが安倍政権のよく言われる決まり文句ですよね。その中身をよく見てみると、空っぽなんですよ。普段の政治というものをウォッチしていれば、どういうことなのか、ということの答えがよく分かる。

 たとえば、国が先頭に立ってやりますといった福島東電原発の収束作業。この3号機の話をしたいと思うんですけれど、発災後に使用済み燃料、ここに落下した燃料交換機というものがあるんですよ。20トンあります。これ、たった今、引き上げ作業を行っているんですよ。すごくリスクの高いもの。これ、国民の皆さんどれくらいご存知ですかって話なんですよね。このプールには、566本の燃料が入っています。引き上げに失敗したら直撃するんです。これ、リスクがすごく高い。

 そこで万が一を考えて、引き上げに関わる人以外は、全員退避なんですよ。敷地外に退避なんです。こんなことは事故以来初めてのことなんですね。収束作業で敷地外避難をさせられるのは、かなりリスクが高い証拠だと。一方で、敷地から1キロ圏内にある国道6号線は一切規制がかかっていないんですよ。これ、不発弾を考えれば分かります。電車が止まる、交通規制がある。一体どういうことなのか。この国の危機管理能力のなさがよく表れていると思います」

原発に弾道ミサイルが直撃するリスクを政府は想定していない


山本議員「もちろん、アジア内、中国であったり韓国、北朝鮮というところとの関係がいびつだ、という部分はあると思います。それは、外交の手法というものであったりとか、挑発的な部分が我が国にはあったと、安倍政権にはあったと思います。とにかく安倍政権が言っているのは、ミサイルが飛んでくる飛んでくると。10分で到達するんだということを具体的な国名をあげて言っている。

 そんなにアピールするんなら、ということで、先日、特別委員会で質問したんです。もうまもなく再稼働される鹿児島の川内原発、ここに弾道ミサイルなどの直撃を受けた場合、最大でどの程度の放射性物質の拡散があるのか、と。これは、予測していないとまずいですよね。ミサイルが飛んでくるってしきりに言っているんだから。でも結局、攻撃された場合の放射性物質がどれくらい拡散されるのか、被害の想定、人々の命を守る避難計画とか、基本的なことさえもほとんど想定されていないんですよ。

 これ、考えていただきたいんです。全国の海岸線沿いに集中しているわけですね、脆弱な核施設。安全保障というならば、ここに着目しないわけにはいかない。武力行使もできるような法案を通すんだったら、 国防上、原発は即時廃炉以外にないんですよ。ターゲットにされますから。国民の生命と財産、幸福追求権が守れないということは明白です」

※【質疑全文掲載】山本太郎議員が戦争犯罪常習犯・米国の手口を告発!「総理、米国に民間人の殺戮、やめろって言ったんですか? この先、やめろと言えますか?」――安倍総理はまたイラクに責任転嫁

安倍総理はイラク戦争の総括を~「自衛隊を共同正犯にしてはいけない」

山本議員「後方支援、これは武力行使そのものなんですよね。国際法では、武力行使か武力行使でないか、その2つしかない。武力行使と一体ではない後方支援なんて、ありえないって話なんです。これがあり得るというのは、詭弁でしかない。武力行使をしている軍隊に、補給だったり輸送だったり給油を行う、これは武力行使そのものじゃないですか。

 名古屋高裁で、違憲判決がくだったと思うんですよ。イラクでの航空自衛隊による輸送のことですよね。表向きは国連関係者を送っていたというけれども、フタを開けてみれば、6割以上が米軍関係だった、と。人道支援という名のもとで、戦闘員を送り込んでいた可能性が高い、という話ですよね。

 イラク戦争では、2007年からの1年間で、1447回空爆があった。これは、一般市民に対する殺戮ですよ。それも含めて、2万4千人もの民間人を大量に殺戮した。これは、アメリカの戦争犯罪です。この時、安倍総理というのは、第一次安倍政権でも総理だったんですよ。この時の総括をしていない。おかしな話なんです。これから活動を広げる自衛隊と言っているくせに、その昔の派遣に関して、何も総括ができていない。ありえないと思います。自衛隊を共同正犯にしてはいけない」

集団的自衛権の本質は米国の「肩代わり」

山本議員「この安全保障問題というのは、すべてのスピンだと言っていいと思います。TPPについても、原発の再稼働に関しても。

 参議院は自由な議論が許されていると僕は信じています。だから本当のことを言っていく。今回の法案が成立して喜ぶのは、経団連とか武器製造に関わっている企業だけじゃないんですよね。たとえばこの『スターズアンドストライプス』5月13日付けでは、2016年のアメリカの最新の防衛予算は、日本政府が後押しする新法案、すなわち 可決する方向で仮定している、と。

 要はこれ、リバランスなんだ、と。アメリカの支出を日本に肩代わりさせる話。その原資は誰ですか。皆さんの税金です。いつまでアメリカやグローバル企業のATMを続けるのかって話です。騙されちゃいけない」

感想;
これまで物議をかわして来た山本議員ですが、安倍首相の本音ではないかとの発言されています。
「参議院で強行採決するなら、NHKはそれを放映しなければならない」とも発言がありました。
衆議院での強行採決はNHKはニュースで放映しませんでした。
NHK受信料を徴収しているのですから、安倍政権支援の一方的な放映ではなく、それこそ、安倍首相が各局に要望されている公平な放映がより求められるのではないでしょうか?

秘密保護法も国民に都合の悪いことは知らせないための法案です。
国会審議前に自衛隊の高官が米国と話し合った議事録について、政府は存在を否定しています。
あるものをないと言う政府は本当に信頼を置けるのでしょうか。

日本が戦争に突入したのも国民に事実を知らせないところから始まっています。
ノモハン事件、インパール作戦大失敗も戦後に政府からではなく、個人の報告から明るみになりました。

選挙の結果はその政党に全てを委ねたわけではありません。
消費税先送りするかしないかを国民に信を尋ねた安倍首相が、国の将来を左右する集団自衛権について信を尋ねないのです。集団自衛権は先の衆議院選挙ではアジェンダに上がっていませんでした。
自民党の議員も反論すると次回選挙で自民党の公認が得られないとのことで自由な発言がでなくなっています。
日本には小選挙区制はこのような独裁的な政治を生み出し易いので、前の中選挙区制の方がまだ良かったのではないかと思います。