幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」 蓮池透著 ”先ずは知ることから”

2016-03-02 08:54:00 | 本の紹介
・「あらゆる手段を尽くす」の罠 常套句
・拉致問題対策本部は蚊帳の外で、安倍-外務省ラインで行われた(再調査結果報告)
・弟の洗脳を解くために「横田夫妻を訪朝させるように促して来い」との北朝鮮当局思惑
・忘れえぬ安倍晋三の冷たい言葉

 著者「国の不作為を問い国家賠償請求を起こしますよ」
 安倍議員「蓮池さん、国の不作為を立証するのは大変だよ」と薄ら笑いを浮かべながら
・被害者がパチンコに行けない理由
 弟(拉致被害者で帰国者)が外食をすれば「税金で食事ですか」と言われ、旅行に行けば「税金で旅行、いいですね」と言われる。
・たぶん問題を最も政治利用した人物は、やはり安倍晋三氏だと思う。
 新潟二区で自民党公認の細田健一候補の劣勢が噂されるなか、地元の柏崎へ応援演説に訪れた。この演説会には弟が招かれたのだが、多忙だと断ると、何と両親が駆り出された。会場で、安倍首相と細田候補から、「拉致被害者、蓮池薫さんのご両親も来ておられます」と紹介を受けたのだ。「結局、安倍さんのダシにされただけだね」と、母は嘆いていた。
・帰国のチャンスを握りつぶした人物
 NGOレインボーブリッジ事務局長の小坂浩彰氏は秘かに北朝鮮と子どもたちを返す交渉を進めていた。小坂氏は日本政府には「名より実を取れという気概がない。もし日本政府が、あのとき受け入れていれば、子どもたちは数か月以上早く帰国できた」という話を聴いてショックを受けた。
・「安否リスト(5人生存、8人死亡)」の発表が遅れた理由
 翻訳に5時間かかったということで、日朝平譲宣言が締結されてからリストが公表された。その前にリストの内容が「家族会」やマスコミに伝えられたならば、批判のアr氏が巻き渦巻き、とても日朝平譲宣言どころではなかっただろう。
・外務省の手柄にならないことは
 IS人質で湯川字と後藤氏の殺害があった。菅官房長官「ISに対し交渉すべき相手ではない」とすると同時に、常岡氏と中田氏の民間のチャンネルを完全に無視していた。逆に、常岡氏の自宅には家宅捜査が入りパソコンが押収された。
・ブルーリボンバッジを外した理由
 「拉致問題で頑張っています」とアピールするためにバッジを付けている議員が少なくない。
・「NHKニュース10」と自民党の関係
 NHKからの出演依頼が、いつも突然来るのには辟易した。事前の打ち合わせには、質問事項のあとに、「模範解答」が書き込んであった。民放では台本には「お考えをお答えください」とあるだけである。
・「クローズアップ現代」での政府批判の結末
 インタビューのVTR収録が3時間かけて行われた。放送されるは3分程度とのことであった。結局、私の発言があまりにも政治的であったため、放送に難色を示したのか・・・、使われなかった。
・カンパが被害者に渡らないカラクリ
 カンパの大金は、拉致された被害者本人には、ほとんど渡らない。全て「家族会」の活動費に充てるというのだ。
・弟が語った横田めぐみさんの真実
 めぐみさんは北朝鮮当局に、「早く日本へ返して」「お母さんに会わせて」と、盛んに訴えていた。弟は何度も止めるように促したが、彼女は受け入れなかった。めぐみさんは二度脱走を試みた。自殺未遂もしている。めぐみさんは義州という場所にある49号予防院へ送られることになった。その後逢うことはなかった。夫の金氏は数年後に再婚して息子をもうけた。
・家族会の右傾向化を指摘されて
 「救う会」に右の人が入って来て、家族会のメンバーも影響を受けて、次第に右翼的に先鋭化した。

感想;
被害者家族の一員で元家族会の事務局長として体験されたこと、感じたことを書かれた内容でした。
読み終わって思ったことは、下記でした。
・近寄って来る人は、そのためだけでなく何か自分たちの目的を達成するために利用している場合がある。
・政府は政権の都合の良いように利用することが、第一優先になる。
・当事者も巻き込まれて、自分たちの活動を冷静に判断できなくなる。
・世間はいろいろ言う。
・被害者、被害者の家族は本当に大変だった(帰国者の金銭的な支援が乏しく、家族の活動の交通費も自腹)。

ブッシュ元大統領が「アメリカなら海兵隊を出して救出している」とのコメントが、実際は行わないとしても、印象的でした。