幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「うつ病・新型うつ病の人との接し方を間違えない本」 渡部芳徳著 ”希望を持つ”

2016-03-23 08:50:41 | 本の紹介
うつ病の基本的な治療法;
1)薬物療法
2)心理教育(病気の理解)
3)運動療法(血流をよくする)
4)認知行動療法(考え方のクセを治す)

うつ病の診断;
1)問診
2)CT検査(器質的な疾患を見つける)
3)血液検査(LOH症候群『加齢男性性腺機能低下症』がわかる)
テストステロン(男性ホルモン)が低下するとLOH症候群になる
4)光トポグラフィー検査(うつ病と双極性障害が明確にわかる)

職場における接し方;
1)個人面談で部下を知る
2)小さな変化を見逃さない
3)一緒に原因を探る
4)復帰後の仕事は慎重に

家族としてのうつ病患者への接し方;
1)温かく接し、熱くならない
2)無理に気晴らしをさせたりしない
3)悪い習慣をすぐにやめさせない
4)きっと治ると信じる

自殺を防ぐために家族ができること;
1)初期と治りかけに注意
2)「生きていてほしい」と伝える
(「自殺しない」と約束させることも自殺回避の抑止力になる)

他人の助けを積極的に借りる;
1)身内だけで解決しようと思わない
2)他人に頼ることも大切

感想;
うつ病のことを本人、家族も先ずは知ることなんだと思います。
この本は最近の本ですが、最近話題になっている食事療法のことがありませんでした。
日進月歩なのでしょう。
米国で行われている電気や磁界による治療方法は日本ではあまり行われていないので紹介されていませんでした。

一番大切なことは、必ず日常生活が送れて働けるようになる、きっとよくなると信じることなのでしょうね。
希望を持つと辛い時期を乗り越えられる力にもなります。



政府が「共産党は破防法調査対象」と答弁書を閣議決定  ”法律の運用は政権を握った人に左右される”

2016-03-23 08:48:54 | 社会
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%94%bf%e5%ba%9c%e3%81%8c%e3%80%8c%e5%85%b1%e7%94%a3%e5%85%9a%e3%81%af%e7%a0%b4%e9%98%b2%e6%b3%95%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e5%af%be%e8%b1%a1%e3%80%8d%e3%81%a8%e7%ad%94%e5%bc%81%e6%9b%b8%e3%82%92%e9%96%a3%e8%ad%b0%e6%b1%ba%e5%ae%9a/ar-BBqNz5r?ocid=spartandhp 産経新聞
 政府は22日の閣議で、共産党について「現在においても破壊活動防止法(破防法)に基づく調査対象団体である」との答弁書を決定した。破防法は、暴力主義的破壊活動をした団体の活動制限などを定めているが、政府が調査対象の団体を明示するのは異例。答弁書では、共産党が「暴力革命の方針」を継続しているとの認識も示した。

 鈴木貴子衆院議員(無所属)の質問主意書に答えた。答弁書によると、警察庁の認識として、共産党は「『いわゆる敵の出方論』に立った『暴力革命の方針』に変更はない」と明記。「敵の出方論」とは、共産党が唱えているとされる「権力側の出方によっては非平和的手段に訴える」との理念を指す。

 さらに答弁書は、平成元年2月18日の衆院予算委員会で破防法の不当さを訴えた共産党の不破哲三中央委員会副議長(当時)の質問に対し、「敵の出方論があり得る」と述べた石山陽公安調査庁長官(同)の答弁を引用。「(石山氏が)答弁しているとおり」とし、現在も共産党が「暴力革命」を捨ててないとの認識を明らかにした。

 共産党は戦前、非合法組織だったが、終戦に伴い合法組織となった。共産党員は当時、党内外でさまざまな暴力事件を起こしていたが、今回の答弁書も「政府としては共産党が日本国内で暴力主義的破壊活動を行った疑いがあるものと認識している」と明記した。

 政府は昭和57年と平成11年の参院法務委員会で、当時の公安調査庁長官が共産党を破防法の調査対象団体と明言したことがある。同党の山下芳生書記局長は22日の記者会見で「憲法違反の破防法の対象になるようなことは過去も現在も将来も一切ない。極めて厳重な抗議と答弁書の撤回を求める」と反論した。

感想;
長い政党活動を行い、国民からも一定の支持を受け、都知事になった人も多くいる党を、閣議決定で決めつけるのはどうなのでしょう?
法律ができるとそれを運用する人の考え方でなんとでもなることなのでしょう。

世界で一番よくできていると言われたドイツのワイマール憲法を骨抜きにして独裁政権を気づいたナチス党のヒットラー、第二次世界大戦を引き起こし、ユダヤ人たちを600万人殺害しました。ドイツではその反省を次世代に伝えることを行っています。

一方日本では、麻生副総理が「ヒットラーがワイマール憲法を骨抜きにしたのを見習うとよい」との主旨発言をされました。
まさに今回のことは、共産党を国民に怖い政党とのイメージを植え付け、参議院選挙で憲法改正の2/3の議席を得るための布石なのでしょう。
多くのドイツ人では、ユダヤ人虐待を戦争中知らなかったとの発言に、ユダヤ人の被強制収容者から「知っていた」と発言がありました。
ヒットラーを選んだドイツ国民でしたから。ヒットラーの意図を見抜けなかった国民に責任があると言われても仕方がないのだと思います。

子どもたちを戦争に向かわすかどうかは、まさに一人ひとりの考えと行動なのでしょう。
次回の参議院選挙はまさに日本の大切な将来を決める選挙になるように思います。