幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「アドラー流伝わる言い方」 戸田久美著 "愛語”

2016-11-24 19:45:10 | 本の紹介
「よくやったね!」
「うまくできたじゃない」
「がんばったね」
「さすがだね!」
一見よいメッセージのように思えるが、上から目線で相手を下に見て発するメッセージになる。

「〇〇さんの今回の結果、私もとってもうれしい」
「〇〇さんがしてくれたこと、とても助かるよ」
「□□は、〇〇さんが努力してきたところですね」
相手に活力を与え、相手自身が自信をもって自ら行動することができるようになる。

ダメ出しではなくヨイ出しをする
「おはよう! Aさんの挨拶はいつも元気で気持ちいいね。私も元気になるよ」
「ゴミ捨ててくれたんだ。ありがとう!いつも気づいて捨ててくれているよね。助かるよ!」

感情「で」伝えるのではなく、感情「を」伝える
「なんで私がこんな評価なんですか!?」
⇒「一生懸命頑張ってきたので、この評価を見てとても悲しく感じます。この評価の理由を教えてください」

「なんでいつもわかってくれないの!?」
⇒「あのときこうしれもらえなかったのがさびしかったんだ」

やってはいけない叱り方
人格否定;
「あなた馬鹿じゃないの!」
「この仕事、向いてないよね」
原因追求;
「なんでそんなことをしたんだ!」
「なぜ言われた通りやらなかったの!?」
「なぜ何度言ってもわかないんだ!」
「あなたはいつも〇〇するよね」
「あなたはかならずいつも〇〇するよね」
「だいたい、前もこんなことあったよね。『わかった』と前回も言いながら、できていないよね」

批判をされたり、傷つくことを言われた時
心のしこりを大きくしないためには、くどくど言わずに、短い言葉で、
「私はショックです」「悲しいです」「つらいです」と、そのときに自分の気持ちに合った言葉を伝える。

感想
どの言葉を使うかでコミュニケーションが変わってくるのでしょう。
その前提には、相手のことを思う、気に掛ける、良くしてあげようとの気持ちがあるかないかが大きいのでしょう。

自分を好いてくれている人の言葉は善意に解釈しがちです。
自分を嫌っている人の言葉は、何か裏があるのではと猜疑心で聞いてしまいがちになります。

相手が苦手でも、嫌いになる必要はありません。
自分と相性が合わない。
その相手にも家族や仲間がいるのです。

愛語” 心がけたいです。