幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「『婚活』時代」 山田昌弘&白河桃子共著 "女性は狩りに、男性は自分磨きを!”

2016-11-15 02:14:40 | 本の紹介
フロイト
人が上手にできるようにならなくてはならないこと
「働くこと」&「愛すること」

1975年から「晩婚化」と「非婚化」が増え続けている。
50歳の時点で結婚していない男性は
1975年 2~3%
2005年 15.4%
2010年 20.1% 

未婚女性の40%が年収600万円以上の男性と結婚したいと思っている。
未婚男性25歳~34歳のうちに年収600万円以上の男性は3.5%しかいない。

「経済的にも厳しいから、きみも稼いでね。で、家事も子育てもきみがメインでやってね」という男性の本音がある。

仕事のできる女性ほど「尊敬できる男性でないとイヤ」という男性社会の価値判断で人を見る警句が高まる。

日本の男性は、もうすっかり受け身の王子様ばかりで、最初のひと声は女性からかけないと何も始まらない。今、日本の男性のハートはガラスのように繊細です。また、受け身なくせに、妙に眼光だったりするから、手に負えません。頑固なくせに優柔不断。
男性の「婚活」にまず必要なのは、傷つくことを恐れない勇気を持つことだ。

昔は、セックスはあくまでも結婚を前提としたもの。結婚とセックスが結びつかなくなったのは1980年代のテレビドラマ「男女七人夏物語」あたりから。セックスを伴う交際をするのが当たり前に描かれたはじめてのテレビドラマでした。

彼女が結婚できない理由

1)周りにいい男がいない
2)いいと思った人にはもう相手がいる
 もともと魅力的な男性は常にい定数しかいない。魅力的でない男性と結婚するという選択肢を強いられなくなった。
3)恋人はいるが、結婚に踏み切れない
 ニートやフリーターと付き合うキャリア女性が増えてきた。女性が結婚に踏み切れないのではなくて、彼氏が結婚に踏み切れず、そのまま永過ぎた春を過ごす。男性の「責任回避」 

彼が結婚できない理由
1)ムリ目の女性ばかり声をかけ、断られてしまう
 女性経験値が浅い人ほど、女性に対する要求水準が高い。
2)声がかけられない
3)恋人はいるが結婚に踏み切れない
 流される度胸のない男性が結婚できない。

結婚したいのにできない社会的要因

・男性は、経済力とコミュニケーション力が魅力格差に
・結婚相手に対する要求水準の高さが障壁に

「女性たちよ、狩りに出でよ。男性たちよ、自分を磨け!」

感想
今は結婚することも、なかなか大変な時代になっているのがよくわかりました。

鳥のつがいの親とその子どものDNA分析から、つがいの親の子かどうかがわかるようになりました。かなりの鳥が不倫(鳥の世界では当たり前?)していることがわかっています。
あのオシドリの子もつがい以外の子がいることがわかっています。
鳥の場合は厳しい自然環境で生き残るための強い遺伝子を持っている鳥どうしがつがいになります。ですので、自分の条件を鑑みて妥協します。

それほど強い遺伝子を持たない雄鳥とつがいになった雌鳥につがいの相手より強い遺伝子を持つ雄がくると受け入れて卵を産むそうです。
ところが弱い遺伝子を持つ雄が来ても相手にしないそうです。

今の社会において人間にとって強い遺伝子とは、収入と上手いコミュニケーションなのでしょう。
今の男性は自分から声を掛けなくなっている。
結婚という責任を取りたくなくなっているとのことです。
そのために女性から声をかける。
子どもをつくって男性に決心させることなのでしょう。