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<電通>社長説明に社員違和感 長時間労働、改善疑問視 "社員に求めることではなく、上司の指導を!”

2016-11-09 17:37:15 | 社会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161108-00000006-mai-soci 毎日新聞 11/8(火)

 広告業界のガリバー、電通で新入社員の女性が過労自殺した問題は7日、東京労働局などによる大規模な強制捜査に発展した。刑事事件として立件される可能性が高まり、石井直社長は社内の説明で長時間労働の改善を呼び掛けた。だが、社員らには戸惑いや懐疑的な受け止めも広がっている。【早川健人】

【労災と認定された日、遺影とともに記者会見する母】

 7日午前、東京都港区の電通本社。東京労働局の労働基準監督官ら約30人が2列に並び、家宅捜索に入った。捜索が続いていた午後、本社ホールで元々予定されていた社長の説明が始まり、一部の支社にも同時中継された。「社が直面する課題を共に克服し、新しい電通を作り上げていこう」。石井社長は改革姿勢を強調した。

 石井社長は長時間労働の背景として、環境の変化や仕事量の増大に加え、「いかなる仕事も引き受ける気質」を挙げた。その上で、「業務量自体の削減と分散化」「業務プロセスの見直し」「時間の使い方の改善」などを社員に求めた。

 広告業界では、インターネットの普及などに伴い仕事量が増えているとの認識が一般的だ。電通労組も加盟する広告労協は10月末、電通社員の高橋まつりさん(当時24歳)の過労自殺を受けて、ホームページに所感を掲載。「環境変化のスピードに会社も対応できず、業務はより専門的、複雑化して現場社員の一人一人に負荷がかかっている」と指摘した。

 石井社長の説明もこうした現状を踏まえた形だが、社員らからは戸惑いの声も漏れる。

 50歳代の男性社員は「『電通人』の行動の基本原則は鬼十則。それに沿った行動を求められてきたのに、社長の説明は改革というより自己否定とも取れる内容。違和感を覚える」と首をひねる。

 「鬼十則」とは、4代目社長で「広告の鬼」「電通中興の祖」と呼ばれた故吉田秀雄氏が1951年に定めた10カ条で、社員手帳に今も記されている。「取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……」の一文は、25年前に男性社員が過労自殺した際、「長時間残業の助長」だと問題視された。

 先の50歳代の社員の受け止めは複雑だ。「『いかなる仕事も引き受ける気質』は鬼十則の『難しい仕事を狙え』『取り組んだら放すな』そのものだったはずなのに」と社長説明に不満を漏らしつつ、今回の強制捜査が労働時間も含めた職場環境の改善につながってほしいとも思う。「(電通では)これまで部下の評価は上司の好き嫌いが唯一の基準だったが、こうしたことが見直されるようになれば」と言う。

 30歳代の元社員の男性は電通勤務時代、残業時間をごまかすために本社の入退館をICチップ入り社員証で記録するゲートを「入退出が記録されないようにほふく前進でくぐり、残業をしていた」と振り返る。電通は10月24日から午後10時で全館消灯するようになったが、男性は「10時に仕事が終わるわけがない」と断言する。

 電通子会社で勤めた経験がある30歳代の元社員の女性は長時間労働などに疲れ、辞めた。電通の体質に対する見方は冷ややかだ。「今はいろいろ(改善策に)取り組んでいるが、根本のビジネスモデルが変わらない限り、ほとぼりが冷めたらまた元に戻るしかないのでは」

 ブラック企業被害対策弁護団の戸舘圭之事務局長は強制捜査を「日本の労働行政の中で象徴的な出来事だ」と評価。その上で「電通は氷山の一角。賃金未払い残業は横行しており、取り締まりも弱い。労働局が強い姿勢で臨めば企業も態度を変える」と望んだ。

感想;
社長が社員に求めることではなく、組織長に残業が規準を越さないようにするように徹底することではないでしょうか?
その組織長をきちんと指導できなかった労務担当役員と問題のあった上司がまずは責任をとることだと思います。

前にも男性が過労死を認定されて電通の責任が問われました。
同じ過ちを繰り返すことは愚かなことです。
会社としての責任の在り方が問われています。

サービス残業は多くの会社でやっています。
それが当たり前との認識があることが、今回の問題のベースにあるように思います。

それと、残業だけでなく、上司のパワハラが一番の問題だったと思います。

「女性だけの便利屋繁盛記~心の隙間を埋める女たち~」 阿部真紀著 ”心の支援”

2016-11-09 08:48:48 | 本の紹介
心に傷を負った人たちを絶望から救う
 ・40代キャバクラ嬢は介護の仕事に夢をつなげたい
 ・部屋から出たかった女性
恋愛・婚活で困っている人たち
 ・婚活パーティにひとりで行けない女性
 ・プレゼント作戦が逆効果になってしまった男性
  初めてのデートでバラの花束をプレゼント。喜んでもらえたと思って毎回デートで花束を。そうしたら、女性から断られた。
仕事の落とし穴
 ・いつも人手不足のショップに足りないものは?
 ・上司の言っていることが分らない社会人一年生
  「PCの操作」は上司が教えてくれるのは当たり前と思っている。
華やかに見える人たちの素顔
 ・彼女をつくるのが面倒な男性
 ・友達が多いのに寂しい女性
優しさの意味
 ・ボランティアをしてほしい
  ボランティアがいないので依頼が来る
 ・レンタル家族
 ・今日だけのお母さん
会社では偉い人
 ・愚痴を言うエリート
  部下がいうことを聞いてくれない
 ・奥さんの家出
  奥さんが出て行った原因は彼の長年にわたる暴力。定年退職後、奥さんが家を出てしまい酒浸りの日々。心配した娘さんからの依頼。
面接に口出す親
  息子は有名私立大学の4年生。夏になっても就職活動を続けていても内定が出ていない。なぜか面接で落とされてしまう。親から相談の依頼。

感想
ネットで検索したら、全国展開をされていました。
つまり、それだけニーズがあるということなのでしょう。

医者だと敷居が高い。
スタッフは女性で、きれいな人が多いです。
男性からの依頼が多いのもうなづけるような気がします。
いろいろなサービスの隙間を埋めているように思いました。

JKお散歩は心の隙間を埋めるところもありますが、どうしても性の問題が背景にあります。
この便利屋は、性は禁止であり、男性宅を訪れる時は身元の確認と必ず二人とかして問題が起きないようにしている。

ボランティア不足なので、便利屋に依頼している人もいることには少し驚きました。
ボランティアの定義から外れていますが、それだけそのボランティアを続けたいのでしょう。