幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

ケナタッチ国連特別報告者が菅義偉官房長官の抗議に再反論 "きちんと反論しない政府”

2017-05-24 08:42:38 | 社会
【テロ等準備罪】「訂正するまで、安倍晋三首相に書いたすべての単語を維持する」 ケナタッチ国連特別報告者が菅義偉官房長官の抗議に再反論
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%90%e3%83%86%e3%83%ad%e7%ad%89%e6%ba%96%e5%82%99%e7%bd%aa%e3%80%91%e3%80%8c%e8%a8%82%e6%ad%a3%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%be%e3%81%a7%e3%80%81%e5%ae%89%e5%80%8d%e6%99%8b%e4%b8%89%e9%a6%96%e7%9b%b8%e3%81%ab%e6%9b%b8%e3%81%84%e3%81%9f%e3%81%99%e3%81%b9%e3%81%a6%e3%81%ae%e5%8d%98%e8%aa%9e%e3%82%92%e7%b6%ad%e6%8c%81%e3%81%99%e3%82%8b%e3%80%8d-%e3%82%b1%e3%83%8a%e3%82%bf%e3%83%83%e3%83%81%e5%9b%bd%e9%80%a3%e7%89%b9%e5%88%a5%e5%a0%b1%e5%91%8a%e8%80%85%e3%81%8c%e8%8f%85%e7%be%a9%e5%81%89%e5%ae%98%e6%88%bf%e9%95%b7%e5%ae%98%e3%81%ae%e6%8a%97%e8%ad%b0%e3%81%ab%e5%86%8d%e5%8f%8d%e8%ab%96/ar-BBBrRMX?ocid=spartandhp#page=2 産経新聞

 国連特別報告者のケナタッチ氏が「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案に懸念を示した問題で、民進党はケナタッチ氏が菅義偉官房長官の抗議に再反論した声明を入手し、23日の法務部会で公開した。声明全文は次の通り。

 私の書簡は、特に日本政府が今回の法案を十分な期間の公的議論(public consultation)を経ず、提案された諸施策について許容される十分な考慮もないままに、法案を早急に成立させることを愚かにも決定したという状況においては、完全に適切なものです。
 私が日本政府から受け取った「強い抗議」は、ただ怒りの言葉が並べられているだけで、全く中身のあるものではありませんでした。その抗議は、私の書簡の実質的内容について、1つの点においても反論するものではありませんでした。この抗議は、プライバシー権に関する私が指摘した多くの懸念またはその他の法案の欠陥について、ただの1つも向き合ったものではありません。
 私はその抗議を受けて、5月19日の朝、次のような要望を提出しました。
 「日本政府には、法案の公式英語訳を提供することが望まれます。その上で日本政府には、当該法案のどこに、どの部分に、あるいは既存の他の法律のどの部分に、新しい法律が、私の書簡で示唆しているものと同等のプライバシー権の保護と救済が含まれているのか、または他の法律によりカバーされているのか示していただきたいです。私は、私の書簡の内容について不正確であると証明されれば、当該部分については公開の場で喜んで撤回いたします」
 日本政府は、これまでの間、実質的な反論や訂正を含むものを何一つ送付してくることができませんでした。いずれかの事実について訂正を余儀なくされるまで、私は、安倍晋三首相に向けて書いた書簡における、すべての単語、ピリオド、コンマに至るまで維持し続けます。日本政府がこのような手段で行動し、これだけ拙速に深刻な欠陥のある法案を押し通すことを正当化することは絶対にできません。
 日本政府が、その抗議において、繰り返し多用する主張は、2020年の東京オリンピックに向けて国連越境組織犯罪防止条約を批准するためにこの法案が必要だというものでした。
 しかし、このことは、プライバシーの権利に対する十分な保護もないこの法案を成立することを何ら正当化するものではありません。日本が国連条約に批准することを可能にし、同時に、日本がプライバシー権および基本的人権の保護の分野でリーダーとなる機会を付与する法案(それら保護が欠如していることで日本を目立たせる法案ではなく)を起草することは確実に可能です。
 私は日本およびその文化に対して深い愛着をもっています。さらに、私は日本におけるプライバシー権の性質および歴史についてこれまで調査してきており、30年以上にわたるプライバシー権とデータ保護に関する法律の発展を追跡してきたものです。私は、日本が高い人権基準を確立し、この地域における他の国々および国際社会全体にとってよい前例を示していただけるものと期待しております。ですので、私が先の書簡を書かなければならなかったことは、私にとって大いなる悲しみであり、不本意なことでした。
 現在の段階において、ただ一つの望みは、日本政府が私の書簡で触れたプライバシーの権利に着目した保護と救済の制度に注意を払い、法案の中に導入することです。私が書簡にて述べましたとおり、私は日本政府が私の支援の申し出を受け入れてくださるのであれば、日本政府がさらに思慮深い地位へと到達できるように喜んでお手伝いをさせていただきます。今こそ日本政府は、立ち止まって内省を深め、よりよい方法で物事をなすことができることに気付くべき時なのです。私が書簡にてアウトラインをお示ししたすべての保護措置を導入するために、必要な時間をかけて、世界基準の民主主義国家としての道に歩を進めるべき時です。日本がこの道へと進む時、私は全力を尽くして支援することといたしましょう。

感想
海外の人が、日本の人権侵害を懸念して声明を発しています。
一方日本人は、人権をはく奪するような共謀罪の成立を十分な議論せずに強硬採決した政府を支持しています。
戦前のように、「戦争反対!」を発言した人を逮捕できてしまった時代に舞い戻ってよいのでしょうか? 同じ過ちを繰り返そうとしています。
戦争を決めた人は自分たちで責任を取らずに、生き延びました。
一部の人は連合軍の東京裁判で責任を取らされましたが。
それ以上に、一般市民が戦争に無理やり駆り出されて、多くの人が餓死と病気で亡くなりました。
ノモハン事件のような無理な無駄な闘いで戦死した人も多かったです。

共謀罪が成立しないと東京オリンピックを開催できないとの詭弁を、おかしいと言えないマスコミもどうしたのでしょうか?
高い支持率が、安倍首相(実はそのバック)の思い通りにさせているように思います。



「医者の私が薬を使わず『うつ』を消し去った20の習慣」宮島賢也著 ”薬は和らげるだけ!”

2017-05-24 01:26:44 | 本の紹介
うつになる人は、特有の「うつになる考え方」をもっています。
たとえば、次のようなものです。
「しっかりやらないといけない」
「失敗しちゃったらどうしよう・・・」
「もっとがんばらないと」
「できないのは努力が足りないからだ」

こうした考え方が「原因」となって、
「食欲が湧かない」「体重が減る」「眠れない」「集中勅がなくなる」「やる気が出ない」
といった「症状」が現れます。
「症状」は、薬でも麻痺させることができるかもしれません。
でも、「原因」は、薬では取り除けません。
そして、「原因」を取り除かないと、一見、治ったように思えても、再発の可能性が残ります。
だから、「原因」をつくる「考え方」を変えていくことが大切です。
僕もそうやってうつを克服することができました。
あなたの考え方や行動は、「習慣」によって形づくられています。
日々の習慣を変えることで、うつの「原因」を消し去っていきましょう。

僕は、じつに7年もの間、「うつ」に苦しみました。
本書は、僕が7年間の苦しみの末に見出した、自分のうつを消し去る方法「メンタルセラピー」の考え方を、日常のレベルに落とし込んだものです。
現在の僕は、「薬を使わない精神科医」として、多くの患者さんの診療にあたり、患者さんご本人による自己回復を手伝うことで、僕自身も幸せのおすそ分けをしてもらっています。

1冊の本との出会い「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー著
「医者は健康のことについて何も知らない」
「医者はもともと病気の専門家である。ありとあらゆる病気の定義をもっている。しかし、健康のことともなれば、ほとんど回答不能に陥ってしまうだろう」

1)「相手は変えられない」ことを受け入れる。
2)パートナーや親子関係「いい・悪い」の評価をはずす。
3)相手への期待を手放す。
4)「他人のため」でなく、まず「自分のため」を考える。
5)「義務」や「責任」で考えず、「うれしい」で選んでみる。
6)「口癖」を変えてみる。
7)「自分がしたいこと」に従ってみる。
8)「できていること」を書き出してみる。
9)自分にとって「居心地のいい場所」に行く。
10)あとまわしにできることは、あとまわしにする。
11)いまの考え方や人間関係を見直す。
12)体のなかの「毒」を出し切る。
13)症状が出るときは、「がんばりすぎていないか」と問いかける。
14)免疫力を上げる① 体調がよくなる食習慣を見つける。
15)免疫力を上げる② 気持ちの良いレベルで体を動かす。
16)落ち込んだときに何を考えていたかを短く書き出す。
17)「人生のシナリオ」をつくってイメージする。
18)過去の記憶をクリーニングする。
19)「ぼーっ」とできる時間を意識的にもつ。
20)すべてを受け入れ、抱えているものは手放す。

感想
自分で自分をカウンセリングする。
認知療法を自分で行う。
自分の考え方が柔軟になると、うつが軽減し、日常生活に困らなくなるのでしょう。

ある精神科医の方が語っておられました。
薬ではうつは良くならない。
カウンセリングで良くなってもまた再発する。
どうしたら良いか、ずーっと悩んだ末に出会ったのが、”内観療法”だったそうです。
内観療法は、身近な人に対して、
1)迷惑をかけたこと
2)して貰ったこと
3)してあげたこと
を思い出す。

内観療法を行う時には、カウンセリングで伝える。
実際内観療法を行うと、場合によっては動揺することもあり、その時は薬を処方して気持ちを落ち着かせることも行う。
内観療法を行うと、”感謝の気持ち”が芽生えるそうです。
この感謝の気持ちが芽生えるとうつが軽減したそうです。
そして再発がしなくなったそうです。

薬の効果と限界。
カウンセリングの効果と限界(どんなカウンセリング療法かにも影響される)
そして認知療法などの最新の治療。
そうしないと、医者によって薬漬けにされてしまう場合もあるようです。

宮島先生のように、薬に頼らないで考え方&習慣で治すには医師の手間と時間がかかります。
医師としては薬を投与した方が短時間の治療で利益が得られる。
しかし、患者さんはなかなか良くならない。
あるいは薬漬けにされてします。
患者も医師に任せるだけでなく、自分で治すとの気持ちで、どうしたら良いかを見つけていくことが必要なのでしょう。