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名言ハンターが選ぶ、政治を停滞させた「問題発言」2017年春 "安倍首相夫妻の発言”

2017-05-05 13:12:28 | 社会
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%90%8d%e8%a8%80%e3%83%8f%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%81%8c%e9%81%b8%e3%81%b6%e3%80%81%e6%94%bf%e6%b2%bb%e3%82%92%e5%81%9c%e6%bb%9e%e3%81%95%e3%81%9b%e3%81%9f%e3%80%8c%e5%95%8f%e9%a1%8c%e7%99%ba%e8%a8%80%e3%80%8d2017%e5%b9%b4%e6%98%a5/ar-BBAKJxn?ocid=spartandhp文春オンライン 大山 くまお

 1月からの名言、珍言、問題発言を振り返る。今回は政治編。国内の政治でもっとも注目を集めたのが学校法人「森友学園」をめぐる問題だ。

安倍晋三 首相
「私や妻、事務所は一切関わっていない。もし関わっていれば首相も国会議員も辞める」産経ニュース 2月17日

© 文春オンライン 疑惑は加計学園問題にも――安倍首相 ©三宅史郎/文藝春秋
 首相夫人の安倍昭恵氏が名誉校長を務めていた(後に辞任)森友学園「瑞穂の國記念小學院」の建設用地として、国有地が鑑定価格より8億円以上も安い価格で払い下げられていたことが発覚。森友学園の籠池泰典前理事長と親しい間柄にあると言われていた安倍晋三首相、あるいは昭恵夫人による口利きがあったのか? 大阪府、あるいは財務省をはじめとする役所はどのような便宜をはかったのか? 疑惑はまったく解明されておらず、4月の世論調査でも安倍首相らの説明について「納得していない」と回答した人が約7割に上っている(時事ドットコムニュース 4月14日)。

 そもそも、昭恵夫人が園児に教育勅語を暗唱させたり、「安倍首相バンザイ」と唱和させたりする森友学園の教育方針に涙を流して感激したところから始まったこの問題。事態を一層泥沼化させたのが、冒頭の首相のブチ切れ発言だ。この発言のおかげで安倍首相と昭恵夫人は森友学園について何があっても知らぬ存ぜぬを貫き通すことになり、納得のいかない籠池氏が暴露発言を繰り返したことで「総理に対する侮辱だ」(竹下亘自民党国対委員長)と国会での証人喚問につながった。

 昭恵夫人はあくまで私人として森友学園に関わっていただけ(だから政府は何もコメントできないし、私人だから何の力もない)だと押し通すために「(昭恵夫人は)公人ではなく私人であると認識している」と閣議決定まで行っている(3月14日)。北朝鮮をはじめとする世界情勢が緊迫する中、「そんなことばかり議論している場合か!」という声も多く上がっていたが、どう考えても安倍首相夫妻の身から出たサビ。疑惑はさらに巨額の金額が動いた加計学園問題にも飛び火しそうだ。

籠池泰典 森友学園前理事長
「安倍首相または夫人の意志を忖度して動いたのではないかと思っています」
ハフィントンポスト 3月24日

© 文春オンライン ファクスを読み上げる籠池氏 ©共同通信社
 今年の流行語大賞に間違いなくノミネートされるのが「忖度」という言葉だ。疑惑の闇の底にあったのは「あまりにも日本的な構造」の存在だった。
 もともとは民進党の福山哲郎議員が3月6日の国会で「近畿財務局だって、財務省だって、忖度するでしょう」と発言。新設予定の小学校の名誉校長の座に就いていた昭恵夫人と、森友学園の教育方針を絶賛していた(と昭恵夫人が語っていた)安倍首相の存在が、国有地の売買に影響を与えたのではないかと質問した。それに対して安倍首相は「忖度した事実がないのに、あるかのことを言うのは、典型的な印象操作なんですよ」と声を荒げている(ハフィントンポスト 3月7日)。

流行語大賞最有力? 「忖度」の意味

 さらに3月23日、国会での証人喚問の後に日本外国特派員協会で行われた記者会見で、当事者の籠池氏自ら「忖度」という言葉を口にした。「安倍晋三氏や昭恵夫人の直接の口利きはあったのか?」という質問に対して「直接ではなかったが忖度があったと思う」と答えたのだ。「忖度」という言葉の英訳に通訳が苦心するという一幕もあった。
 広辞苑で「忖度」をひくと「他人の心中をおしはかること。推察」とある。「他人の気持ちをおしはかるのは日本人の美徳」と語る人もいるが、近現代史研究家の辻田真佐憲氏は「官僚制は上の立場のものには忖度し、下の立場のものには忖度させようとする」と指摘している。その最たるものが戦前・戦中の検閲で、官僚は出版社や雑誌社に忖度させて、効率的に業務をすすめたという(文春オンライン 4月4日「森友問題で一躍注目 「忖度」の傾向と対策」)。脳科学者の茂木健一郎氏は森友学園問題について「『忖度』という、あまりにも日本的な構造をうんざりするほど見せられている」と記した(ブログより 3月23日)。

 経営コンサルタントの大前研一氏は「道徳検定、教育勅語…「忖度」行政は我が国の文化に反する」と題した記事で、「教育勅語」を学校で教材として用いることについて松野博一文科相が「問題ない」と語ったことや文科省の道徳の教科書検定で「パン屋」が「和菓子屋」に差し替えられたことについても安倍首相と政府の意向を周囲が忖度した結果だと解説し、これらの忖度は「思っていることを口に出さずに裏で根回しする、いわゆる『腹芸』を得意とする安倍政権の政治手法と無縁ではないだろう」と考察している(『週刊ポスト』 5月5日・12日号)。証拠が残らず、責任もいらない「忖度」は、縦社会の上にいる人たちにとって大変使い勝手の良いものだ。「忖度するのが当たり前」と思っていたら、あっという間に「忖度させられる」ことになると思うよ。

安倍昭恵 首相夫人
「何でこんなことになってしまったのか、神様は何を望んでいるのでしょう」
産経ニュース 3月24日

© 文春オンライン 何でこんなことになってしまったのか――安倍昭恵夫人 ©雑誌協会代表
 森友学園問題における最重要人物の一人は、安倍昭恵首相夫人だ。緊迫する世界情勢への対応や、共謀罪に関する議論など、重要な政治課題が山積みだった今年前半だが、昭恵夫人の過去の行動に国会全体がひっかき回された感がある。

 ところで、3月24日に公開された昭恵夫人と籠池氏の妻、諄子氏とのメールのやりとりは異様だった。昭恵夫人のメールで特に目立つのは「神様」と「祈ります」という2つの言葉だ。

『文藝春秋』3月号の記事「安倍昭恵『家庭内野党』の真実」では、ノンフィクション作家の石井妙子氏が昭恵夫人の「スピリチュアル的なものや、神道への傾倒」について指摘している。昭恵夫人が森友学園に心惹かれたのも、新設予定だった小学校が「日本初で唯一の神道の小学校」だったからだ。また、「水の波動」理論で知られるスピリチュアル界の有名人・江本勝氏(2014年死去)から大きな影響を受けていることも知られている。江本氏は生前、福島県の放射能汚染水を「愛と感謝の祈り」を日本中から送れば浄化できると主張、昭恵夫人もネットを通じて「江本先生からのメッセージを実践しよう」と呼びかけている。なお、江本氏と結びつきが強かったのは安倍首相の父・晋太郎氏をはじめとする安倍家のほうだった。

「少し幼い思考」

 昭恵夫人にインタビューを行った西田亮介東京工業大准教授は、「戦前の強かった日本が好きだという心情と、スピリチュアル、エコロジー。それらが混然一体になっている感じでした」と証言している(朝日新聞 4月6日)。戦前回帰に傾く心情は、森友学園の教育方針とも共鳴していた。そして、昭恵夫人の中のさまざまな要素のベースになっているのが、「日本を神聖視する、危うさを含んだ、少し幼い思考」(石井妙子氏による指摘)である。そして、それは根っこの部分で安倍首相と深く結びついている。

 当然ながら安倍政権は昭恵夫人の奔放な振る舞いを制限するだろうが、今後また何をしでかすかわからないのもまた事実。「主人と意見が違うように見えても、目指すところは一緒で、日本を取り戻したいんです」と石井氏のインタビューで語った昭恵夫人。安倍首相夫妻は、日本を一体どうしたいんだろう?

感想
安倍首相の「私や妻、事務所は一切関わっていない。もし関わっていれば首相も国会議員も辞める」の発言、昭恵夫人は大いに関わって来られたとみるのが一般的ではないでしょうか?
また、安倍首相は最初は、「森友学園の考えには賛同できる」と発言され、昭恵夫人から聞かれていました。

福島第一原発に関する安倍首相の発言「Under Control」。
しかし、廃炉の目途もたたず、核物質がどうなっているかも把握できず、今も海に汚染水が流れています。「Out of Control」状態です。

安倍首相は美辞麗句な言葉を並べ、後で違う発言をされ、国会のヤジにすぐに怒ってしまわれます。
その安倍首相は、「日本国憲法改正」を目標に掲げ、具体的なスケジュールまで出されました。目的は9条を変更して、自衛隊を正式な軍隊として、防衛だけでなく先制攻撃の戦争ができる日本にされたいのでしょう。
私たちには、戦争の過ちを繰り返す日本にしたいかどうかが問われているのだと思います。

神様は戦争のない世界を望んでおられると思います。
武器を持つと、武器を使いたくなります。
武器を造っている企業は、武器を使わそうとします。
シリアの紛争も、武器を提供する人々がいるからではないでしょうか?
米国では銃による殺害が多く、銃規制をしたいと思ってもできなくなっています。
日本は銃規制があるので、銃による殺害がほとんどありません。
神様は何を望んでいるのか?
昭恵夫人の神様は何を望んでおられるのでしょうか?
下記の本は読まれたでしょうか?

http://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/b2a8febbe64867b27985ba0dc50d00f7「沖縄戦 最後の証言 おじい・おばあが米軍基地に抵抗する理由」森住卓著 "戦争できる国にしたい安倍首相”

「沖縄戦 最後の証言 おじい・おばあが米軍基地に抵抗する理由」森住卓著 "戦争できる国にしたい安倍首相”

2017-05-05 00:52:58 | 本の紹介
・暗闇で飲んだ水は人の血で真っ赤だった 島袋文子さん(87歳)
 皮肉にも、小さいときから鬼畜と教わっていたアメリカ兵が、やけどや傷の手当をしてくれました。これが日本兵だったら見捨てられていたでしょう。日本兵は住民に住建を突き付けて「ここは日本軍が使う」と言って、隠れていた壕から追い出しました。大切な食糧を日本兵に奪われることも珍しくありません。
 壕の中で日本兵と一緒のときは、小さい子どもがいる母親は特に大変でした。暗くて怖いから子どもが泣くでしょ。すると「泣き声でアメリカ兵に見つかってしまう。静かにさせろ!」と、子どもの口をふさいで窒息死させてしまったこともありました。日本兵は住民を守ってくれませんでした。住民をアメリカ兵の盾に使っていたのです。

・「対馬丸」から助かった私の使命 平良啓子さん(81歳)
 国民学校(小学校)の児童800人以上が乗った対馬丸は、米潜水艦の魚雷が命中して、対馬丸は沈没。1,800人の乗船者のうち約1,500人が亡くなった。児童の生存率は7%といわれている。
 トキコのお母さんにこう言われました。『あんたは帰ってきたの?』『うちのトキ子は太平洋に置いてきたの?』 私が殺したように聞こえるんですよね。
戦争って、生き残った者にもこんな思いをさせるんです。私も犯人です。戦争を起こしたのは国だから自分は被害者だと思っていたけれど、加害者でもあったのか?そういうふうに思うことがあるんです。
 同じ苦しみを子どもたちに体験させたくない。だから、どこへでも出かけて子どもたちに平和の語りをしています。これは私の使命です。二度と戦争を起こしてはいけない。戦争のための基地は絶対造らせない。そのために高江(ヘリパット基地予定)に行くんです。

・「集団自決」生き残りだから戦争はイヤなんだ 宮里洋子さん(76歳)
 2007年頃、歴史教科書から「集団自決が日本軍の命令によって起こった」ことが削除されるのを知り、「集団自決」の真実を子どもたちに話しておかなければと思い、修学旅行生などに語ってきた。
 安倍さんが国会で通そうとしている集団的自衛権の行使ができ、“戦争法”ができたら、辺野古の基地はの日本の海外への出撃基地になる。そうしたら、沖縄はまた戦場になる。辺野古には絶対基地を造らせません。

・今も自分を責めて眠れない夜がある 伊佐真三郎さん(86歳)
 赤ちゃんを助けずに置き去りにしたまま逃げてしまいました。でも、そのときは申し訳ないとか、かわいそうとかいう感情は湧きませんでした。とにかく自分たちだけで逃げるのが精一杯でしたから。しかし、戦後になって、「どうして赤ちゃんを助けてあげなかったのか?」と自分を責めてしまいます。「誰だって自分のことで精一杯だったんだ」と言い聞かせてみるが、今も、草の間から赤ちゃんがこちらを見つめている夢を見るという。

・「死んではいけない」という師範学校の言葉を生きる力に 古堅実吉さん(87歳)
かんかん照りの日差しの強い日でした。農道で女性が亡くなっていました。その死体の上を赤ちゃんが這いずっているんです。母親の死体は腐乱し、はいているモンペが引きちぎれるほどパンパンに膨れていました。赤ちゃんはお乳を欲しがっていたのですが、どうすることもできず、仲間と通り過ぎただけです。あのときのことは、今も頭から離れません。あの状況下では、誰だって何もできません。でも、なぜ助けようとしなかったのか?助けなかった自分が許せんのです。
 校長先生は皆を集めて、「こうなるとわかっていれば、かわいい生徒を皆故郷に帰しておくんだった。軍命に従うべきではなかった」。「死んでは行けないよ。いいかい、決して・・・、死に急いではいけない。君たちは適の第一線を突破して住民とともに生きるんだよ。多くの若い人々が倒れていった。君たちはこれからの指導者だ、沖縄の今後の・・・」

・沖縄戦の悲劇の始まり、サイパン島を生き延びて 横田チヨ子さん(87歳)
『日本は勝つ。神の国だ』と洗脳されていたことが恐ろしい。だから今、戦争反対の運動にのめり込んで、平和のために語り部になっているの。
 辺野古に新しい基地を作って、戦争になったらここが攻撃されるのよ。沖縄の人たちがみな、やられるのよ。二度と私と同じような目に遭ってほしくない。だから座り込んでいるの。戦わないために、今、闘っているの。

・妹を絞殺した日本兵を忘れない 城間恒人さん(76歳)
 若い日本兵が「泣くな、絞殺すぞ」といって母親の腕から冴子(妹)を奪い取り、妹の首を絞めた。この兵隊も泣き声だった。米軍に発見されるのを恐れていたのだ。次は自分の番だと恒人さんは震えていた。戦後、妹を殺した日本兵の顔を思い出す。絶対に忘れないし、許せない。
 安倍政権は沖縄の民意を聞かず、強引なやり方で基地を造ろうとしている。戦後の銃剣とブルトーザーで造られたやり方と同じだ。絶対に許せない。体が動く限り闘う。
 
・母の遺言が語る沖縄戦 砂川弥恵さん(72歳)
 夫、次男、母と失い、乳飲み子を抱え、生きる望みを絶たれ死ぬことしか考えられなくなっていた。自暴自棄になった私は戦車の砲弾が飛んでくるのも構わず、米軍に向かっていった。不思議と弾は当たらなかった。
 「捕虜となれば銃殺される」と思っていたが、米軍は負傷した住民をトラックに載せ、テントの野戦病院に連れて行った。弥恵もそこで治療を受けた。弥恵の右ふくらはぎは、肉が削ぎ取られ骨が見えていた。

感想
戦争は国家間の紛争解決にならない。
多くの犠牲を生み出すだけです。
しかし、日本はまた戦争ができる国になろうとしています。

戦争を体験した人々が体験を語ることの重さは貴重です。
戦争を二度と起こさないように言葉を伝え、行動されています。

沖縄だけに多くの犠牲を強いているように思いました。