幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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「共謀罪」法案、国連特別報告者の懸念に抗議 日本政府 ”世界が懸念!”

2017-05-22 20:08:56 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170522-00000040-asahi-pol朝日新聞デジタル 5/22(月)

 国連特別報告者のジョセフ・カナタチ氏(マルタ大教授)が、「共謀罪」法案について「プライバシーや表現の自由を制約するおそれがある」との懸念を表明する書簡を安倍晋三首相あてに送ったことについて、菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、外務省を通じて国連に抗議したことを明かした。

 菅氏は「特別報告者は国連の立場を反映するものではない。(日本)政府が直接説明する機会はなく、公開書簡の形で一方的に発出された。内容は明らかに不適切だ」と述べた。また、「国連で採択された(国際組織犯罪防止)条約締結のために必要な国内法整備だ」と強調した。朝日新聞社

http://www.sankei.com/entertainments/news/160420/ent1604200009-n1.html
世界報道自由度ランキング、日本は韓国よりも低い72位に大幅後退


 国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は20日、2016年の世界各国の報道自由度ランキングを発表、日本は特定秘密保護法などの影響で「自己検閲の状況に陥っている」として、前年の61位から72位に大幅に順位を下げた。
 RSFは「特に(安倍晋三)首相に対する批判などで、メディアの独立性を失っている」と指摘した。
 RSFは2002年から180カ国・地域を対象にランキングを作成。日本が順位を下げた背景として、各国メディアから批判の声が上がった秘密保護法の施行に踏み切ったことも悪影響を与えたという。
 1~3位はフィンランド、オランダ、ノルウェー。主要国では英国が38位、米国が41位、フランスが45位、ロシアが148位。東アジアでは台湾が51位、韓国が70位、中国が176位、北朝鮮が179位。(共同)

感想
世界が懸念している、”日本の報道自由度”
「秘密保護法」
「共謀罪」
これが大きく影響していると思います。
自由度を失って初めて気づくのでしょう。
でもそれは、戦前に体験して痛い目に遭っているのですが・・・。




「こころの声を聴く-河合隼雄対談集-」 "様々な考え方を学ぶ”

2017-05-22 19:33:44 | 本の紹介
対談相手&関係する著書;
山田太一(遠くの声を捜して)、安部公房(カンガルー・ノート)、谷川俊太郎(河合隼雄「こころの処方箋」)、白州正子(いまなぜ青山二郎なのか)、沢村貞子(寄り添って老後)、遠藤周作(王の挽歌)、多田富雄(免疫の意味論)、富岡多恵子(河合隼雄「とりかえばや男と女」)、村上春樹(ねじまき鳥クロニクル))、毛利子来

相談室でお会いする人に難しい言葉を使ってもほとんど意味がない。私は常に自分が「正しい」ことを言っても、まず無意味と思っている。「もっと真面目に生きなさい」、「子どもを愛して下さい」など、すべて「正しい」ことではあるが、言ってもまず役に立たない。私にとって大切なことは、ある事柄が相手に「納得」される、「腑に落ちる」ということである。このためには専門用語などほとんど意味がない。平易な言葉のほんの少しの言いかえ、微妙なニュアンスの差によって、すっと納得がいく。

人間にはだれにでも分裂症の素質はあるんですよ。ただ素質があるのと分裂病になるのとではぜんぜん違うわけです。僕にも人の首を絞める素質があるわけですけど、まだあまり絞めていない(笑)。可能性があることと実践することとの間には超えがたい差がある。

初心者のころは一つ一つ熱心に聞くんです。それはだめなんです。例えば金がなくて困っているというと、ああ、金がない。この人、どうしたら金が儲かるかと思うでしょう。そういうふうに聞くと、話がそこに固まっていくわけです。そうすると、金のないことだけが一番大きいことになってしまってだめなんです。ところが、ああ、ないんですかあ、死にそうやというと、ああ、死にそうですかあと、ぼわーっと聞いているといいんですね。そうすると、そんなもん全部超えて、何か動き出すわけですから。

・「秘密を守ること」「よく聞くこと」「ほじくり返さないこと」。この三つをやったら、大カウンセラーです。

人間が生きてゆく上での背後にそれを支える「神話」があるというところいまで話は広がってゆく。心理療法家というのは、それぞれの人が「自分の神話」を発見するのを助ける職業だ、と私は自分の仕事についても考えていた。

現代は一人一人の人間が自分の物語を見出してゆかねばなるぬときだ、と私は思っている。「傷というのは物語に入る入口なんです」と私は言ったが、実際私はそう思って、多くの傷ついた人達とお会いしている。

兼好法師「妙観が刀はいたく立たず」
ご参考)
唯識派の4知;
大円鏡智(だいえんきょうち)、平等性智(びょうどうしょうち)、妙観察智(みょうかんざっち)、成所作智(じょうしょさち)http://www.tees.ne.jp/~houjuzan/butugu.html
「成所作智」;(あらゆるものを完成にみちびく智慧)
「平等性智」(すべてのものが平等であることを知る智慧)
「大円鏡智」(鏡のように、あらゆるものを差別なく見ることのできる智慧)
「妙観察智)」(平等であっても、それぞれ違うものであることを知る智慧)

感想
本を読む楽しさの一つは知らないことを知ることなのではと思います。
同じ物事でも、視点が変わると結果も変わるようです。

自分の考え方がいろいろなことを決めていますので、自分の考え方が柔軟になると、様々なことができるんだと思えます。

幸せになれるかどうかは、まさに自分の考え方が決めているのではと思います。
苦しい状況でも幸せを見つける人は、それだけ素晴らしい考え方を身に付けられているのでしょう。