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ジャニーズ事務所 山口達也と契約解除 本人が改めて強い辞意 ジャニー社長と城島が協議し受理 "立ち直れる社会に、仲間でいて欲しい”

2018-05-07 01:34:08 | 社会
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20180506-0181.html 05月06日(スポニチアネックス)
 ジャニーズ事務所は6日、自宅で女子高校生に無理やりキスをするなどしたとして、強制わいせつ容疑で警視庁に書類送検され(のちに起訴猶予処分)、無期限謹慎していたTOKIOの山口達也(46)との契約を解除することをファクスで発表した。

 今月2日にTOKIOの4人が行った会見で、リーダーの城島茂(47)が4月30日に5人で会談した際に山口から退職願を受け取ったことを明らかにしていたが、ジャニーズ事務所によると、この日、山口本人から直接、事務所に対して強い辞意表明があった。これを受け、この日、ジャニー喜多川社長と城島が協議し、山口の申し出を受理する判断に至った。

 ジャニーズ事務所は「弊社は、山口達也と契約を解除することとなりますが、事件の社会的な影響や、現在、山口の置かれている状況などを鑑み、彼を育ててきた立場として、社会に責任を果たすために必要な支援を今後も積極的かつ継続的に行って参る所存でございます」とした。

 最後には「重ね重ね申し上げていることですが、被害者、並びにご関係者の方々の精神的な負荷がこれ以上大きくなることを防ぐため、報道関係者の皆様には『被害者の方、被害者のご関係者の方、および山口の家族への取材自粛のお願い』をお願い申し上げます」と呼び掛けた。

 事件が起きたのが2月12日。自宅で女子高生に無理やりキスなどしたとして、その後、女子高生が被害届を提出。3月末に警察が3度の事情聴取を行い、4月20日に強制わいせつ容疑で書類送検された。

 4月25日に事件が発覚。山口は翌日26日に緊急謝罪会見。芸能活動の無期限謹慎を発表したが「私の席があるのであれば、またTOKIOとしてやっていけたら」とグループ残留への未練も漏らした。

 今月1日に起訴猶予処分。翌2日に他の4人が会見し、リーダーの城島茂(47)は、4月30日の5人の会談で山口から退職願を受け取ったことを明らかにした。その際、受理するかは保留とし、その後も、城島は5日に放送されたテレビ朝日「週刊ニュースリーダー」で、山口から渡された退職願について「テーブルの上に置きっぱなしで。どうしたらいいもんかと」と語るなど、山口の処遇について苦悩していた。

感想
ジャニーズ事務所が本来記者会見して謝罪すべきなのをTOKIOにそれを任せました。
退職願いは”預かる”としていたのは、何だったのでしょうか?

TOKIOの仲間は、都合の良い時だけの仲間だったのでしょうか?
辛い時こそ、助け合う仲間ではないのでしょうか?
「社会から甘いと言われても、彼(山口)が立ち直れるのを待っていたいです」
との選択肢はなかったのでしょうか?
都合が悪くなったので切り捨てる、自分たちを守ることの選択肢のように思ってしまいました。

ジャニーズ事務所は契約を解除しました。
「弊社は、山口達也と契約を解除することとなりますが、事件の社会的な影響や、現在、山口の置かれている状況などを鑑み、彼を育ててきた立場として、社会に責任を果たすために必要な支援を今後も積極的かつ継続的に行って参る所存でございます」
支援をするなら契約を解除しないことなのだと思います。



「最下層女子高生 無関心社会の罪」橘ジュン著 ”風俗も最後の砦にならなくなりつつある!”

2018-05-07 01:18:58 | 本の紹介
「VOICESマガジン」編集長。NPO法人「BONDプロジェクト」設立。
・苦しむ少女たちに興味を抱いたのは、自分の過去が影響している。10代後半の頃、私はいわゆる「アウトロー的」な生き方をしていた。18歳になった頃、ある雑誌の取材を受けてから、私は変ったような気がする。その記者の方は、それまでのように説教くさいことを言わなかった。私の話すことを素直に受け入れてくれる大人がいるとは信じられなかった。自分の話に耳を傾けてくれたことが嬉しかった。それから1年半後、私は取材される側から、する側へと立場を変えていた。今度は自分が寄り添っていく立場の人間になりたいと思ったからだ。

・これまでに会って話を聞いてきた少女たちの数は3,000人を優に超える。2015年に限っても、相談件数は約1万6千件にのぼり、ほごした女の子は延べ278人にも及んだ。その数は年々増えている。

・昔の彼女たちはエネルギーを外に発散していたが、私が接する現代に生きる女の子たちは、ほとんどが内向きだ。常に受け身で自己肯定感が少なく、「自分なんて生まれてこなければよかった」「自分なんてどうなってもいい」と自信を失っている。それが自傷行為や、自分のカラダを売ることで自分の存在意義を確かめ、「他人から必要とされている」という承認要求を満たしていたりする。一方で、深く傷つき、心に闇を抱えながらも、「やめてと言えない自分が悪い」「かわいそうな子と思われたくない」と学校や職場では必死に「普通の子」を演じている子も少なくない。

精神的虐待の呪縛
・小学校に行かせてもらえず、自分の名前がかけない 26歳
・高校時代に街で声をかけられ、そのまま同棲・妊娠 25歳
・お前は失敗作だ 18歳
・早く死にたい。誰かに殺されたい 15歳

父親からの性的虐待
・「援交」はディズニーの年パスが欲しかったからと、自分に言い聞かせた 16歳 父親が娘の前でマスターベーション
・12歳から始まったリストカット 19歳 父親の子どもを2度堕胎

酷すぎる貧困の辛酸
・友だちに(父親に勝って貰ったと)自慢したくて100円のシールを万引き 19歳 服役中の父親への差し入れのために援助交際
・3人きょうだいの父親はすべて別人 17歳 教育支援金を母親が使い込み高校を退学
・小学4年生から児童養護施設で育てられた 18歳 16歳でガールズバー勤務
・風俗の仕事は1週間で解雇された 19歳 自殺未遂したものの引き取りを拒否される

一生消えないイジメの傷跡
・小学校入学前から高校卒業までイジメられ続けた 24歳
・イジメを相談しても母親は無関心 22歳 イジメの首謀者の罠で4人の男に集団レイプされる

・日本初の大規模調査である日本性科学情報センターの「子どもと家族の心と健康」(1999年)によると、18歳未満の女子の39.4%(男子は10%)が性的被害を受けているという。

・厚労省の調査(2012年)によれば、子どもの貧困率は16.3%で、6人に1人が貧困状態にあると言われている。

・今の日本で、彼女たちを救う機関は大まかにいって3つある。
 ・0歳~17歳までの児童相談所 圧倒的に足りない児童職員
 ・15歳~20歳までの自立援助ホーム
  「憩いの家」での3つのルール
   ・働きに行く
   ・23時の門限
   ・生活費の3万円を納める
 ・婦人保護施設

・虐待をしてしまう親御さんも、自身が虐待を受けてきたり、さまざまな問題を抱えて、傷ついていたり、困っていたりする場合が多いです。

・さまざまな問題は、話すことで解決することが多々ある。大人はまず「聴く」ことなんです。もちろん聴いたからって何が解決するわけじゃないけれど、子どもは語りながら自分の中で答えを見つけていったり、ぼんやりとしかわかなかった問題が少しずつ自分の中で明確になっていくんですよ。

・2014年度の15歳以下の妊娠における出産数は232件、中絶数は1,089件であり、中絶率は全妊娠の82%にのぼる。

・漫画家 沖田×華(おきた ばっか)との対談
 小学生のときに、医師よりLDとADHDの診断を受ける。後にアスペルガー症候群であることも判明。看護師、風俗嬢を経て「こんなアホでも幸せになりたい」で漫画家デビュー。「透明なゆりかご」はシリーズ累計90万部を超えるベストセラー。
・小学生のときから性被害に悩んでいた。
 ・女子校時代は「援交」で3か月で100万円稼いだ
 ・すべてが嫌になって自殺未遂
 ・もっと自分を肯定しようよ、と気がついた
 ・年を重ねていったら何かが変わる
 ・大事なものは、やはり愛情かな。あとはやはり友だちかな。そしてきちんとした異性のパートナーが必要だと思う。

感想
若者が苦しんでいる。
女性だから、性に関する仕事でお金を得る道があるために、それに頼ってしまう。
そこからいろいろな問題に巻き込まれてしまうリスクも抱えている。

身近にきちんと相談できる大人がいるかいないかも大きな違いなのでしょう。

それにしても、社会がもう少し支えることができないのでしょうか?