日産 西川社長 報酬一部返還の意向「運用上の問題あった」 ”これからも好きなこと、思いきってやっちゃえよ。”

https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/business/nhknews-10012064381_20190905.html NHKニュース2019/09/05

日産自動車の西川廣人社長は、株価に連動した報酬を受け取る権利の行使日を変更し、当初より多くの額を受け取ったと指摘されている問題で、この報酬制度の運用上の問題があったとして、多く受け取った分を返還する意向を示しました。
日産の西川社長をめぐっては、６年前、日産の株価に連動した報酬を受け取る権利の行使日を株価の値上がり後に変更し、当初より4700万円多く受け取ったと指摘され、会社が内部で調査を進めていました。

これについて関係者によりますと、西川社長を含む複数の幹部について、社内の規定に反する形で権利の行使日を変更し、報酬を多く受け取った事例が確認されたということです。

日産は、近く開く取締役会でこの問題について協議する方針ですが、西川社長は、５日朝、記者団に対し、この報酬制度の運用上の問題があったとして、多く受け取った分は返還する意向を示しました。

西川社長は、「報酬の仕組みの運用や事務局の運用のしかたに問題があったことがはっきりした。心配をおかけし申し訳ないが、本来の手続きとは違う差額については会社に返納すべきものだと思うし、私もそのつもりだ」と述べました。

こうした報酬の返還は異例です。

日産は、ゴーン元会長の事件のあと、経営の透明性を高める新たな体制に移行したばかりで、適切な説明が求められそうです。

感想；
ゴーン氏は100歩、西川社長は50歩
中国の故事から「五十歩百歩」と言うのではないでしょうか？

返却したら済むなら、ゴーン氏も返却すればよいのでは？

きちんと、人事労務の担当者と責任者を処罰することです。
もし、それを上層部の指示があったらな、それは違法になり、その指示をした人に責任を取らすことです。
それができないようなら、西川氏はゴーン氏に何も言えないでしょう。
別のことわざ「目くそ鼻くそを笑う」

矢沢永吉さんの言葉が、「天に向かって唾を吐く」ように日産にかかっているように感じます。

４歳女児死亡 児相会見「連携していれば」 ”連携の問題ではなく、使命感不足！”

https://news.goo.ne.jp/article/mbc/nation/mbc-2019090400038001.html 2019/09/04 (南日本放送)
鹿児島県出水市で４歳の女の子が死亡し、同居する男が暴行の疑いで逮捕された事件で、児童相談所は４日、事件後初めて会見を開き、「自治体と連携していればこういう事態にならなかった」と連携不足を認めました。

この事件は、先月２７日出水市明神町の建設作業員・日渡駿容疑者（２１）が同居する交際相手の長女・大塚璃愛來ちゃん（４）の頭を殴ったとして暴行の疑いで逮捕されたものです。璃愛來ちゃんは、翌２８日に死亡し、体には、複数の傷がありました。

警察は虐待の疑いがあるとして児童相談所に２回、一時保護するよう通告しましたが、児童相談所は一時保護を行わず、日渡容疑者が璃愛來ちゃん親子と同居していることも把握していませんでした。

県の中央児童相談所は４日、事件後初めて会見を開き、親子が住んでいた薩摩川内市や出水市との連携が十分ではなかったと連携不足を認めました。

一方、厚生労働省の職員は４日から、児童相談所や自治体の判断や情報共有が適切だったかどうか、事実確認をはじめました。

感想；
https://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/260ff2274e95fee4e37c6aa8a3d572e4
「告発　児童相談所が子供を殺す」　山脇由貴子著 ”児童福祉司は誇りを持って活動されているか？”

本のタイトル通りの事件になってしまいました。
連携の問題ではなく、使命感の問題ではないでしょうか？

「警察は虐待の疑いがあるとして児童相談所に２回、一時保護するよう通告しましたが、児童相談所は一時保護を行わず、日渡容疑者が璃愛來ちゃん親子と同居していることも把握していませんでした。」

警察から連絡があった時、誰がどのように判断されたのでしょうか？
保護を優先できなかった何か別の緊急の仕事があったのでしょうか？
リスクを感じる感覚もなかったのでしょうか？
児童を守るとのプライドは自ら投げ捨ててしまっているように思いました。