・緊張した時に一番やってはいけないことは、「リラックスしよう」と思うことです。
・「コミュニケイションのレッスン」「幸福のヒント」著者
・身体をほぐせば、心も自然にほぐれるということです。
・身体をほぐすためには、3つのアプローチがあります。
1)「身体の重心を下げること」
2)「深く呼吸すること」
3)「過度の緊張を取ること」
・背筋を伸ばし、胸を広げ、前を向くことは、比較的意識しやすいでしょう。
・決して、落ち着こうと思わないこと。ただ、身体の重心を下げることだけに集中するのです。
・自分の身体の緊張する場所が分かったら、普段からそこの力を抜こうと思うことはそれなりに効果があります。
・スピーチの前に、身体をリラックスさせる方法
1)水を1杯飲む
2)好きな曲を直前まで聴く
3)愛する人の写真を見る
・目指すは、重心が低く、呼吸が深く、余計な緊張がない状態で、背筋を伸ばし、胸を広げ、前を向いた身体です。
・必死でがんばろうとしている相手に、「がんばれ」と声をかけることは、無意味です。
・直面するテーマと関係のない、けれど、それなりに考えると楽しくなることを話しかけるという方法があります。
・「自分をよく見せようとしない」と思うことで楽になる人もいます。
僕が劇団を結成して演劇を始めた最初の頃、有名な劇評家やテレビ局のプロデューサーが芝居を見に来てくれたことがありました。演出家の僕は嬉しくて、開演前に俳優たちに報告しました。よりやる気になるというか、燃えると思ったのです。でも、結果はさんざんでした。そのことを聞いた俳優は、みんな、「うまくやろう」として、緊張し、普段よりはるかにダメな演技になりました。
・人生は0か100かではなく、68点とか49点とかで生きていくものだとわかってきます。いえ、いきるとはそういうことだと気づくのです。
・自意識は、「忘れよう」とか「無視しよう」「考えないようにしよう」と思えば思うほど、大きくなります。
・4W、つまり、When、Where、Who、Whatです。人前に出ても、この4つが明確だと、あなたはリラックスして話せるとスタニスラフスキーは見抜きました。
・頭で思い出すのではなく、五感で思い出せば、その記憶は鮮明になり、あなたは人々の視線から自由になれます。
・4Wを意識します。この「与えられた状況」を具体的に五感で感じるのです。
・「人前で話すことに自信がない」と「話す内容に自信がない」は違うのです。
・昔、有名なお笑い芸人さんが若手達に「お前達の話は面白くない。それは、お前達の体験が面白くないからだ。面白い体験をして来なさい。そして、それを話すんです。そしたら、その話は面白くなるから」とアドバイスしていました。
・自分が緊張する人数を正確に知ることは、とても大切なことです。
「あがり症」という敵と戦うためには、敵の正体を正確に把握することが必要不可欠なのです。
・話し始めたら、とにかく、「今ある状況」の中で、味方になってくれている人や物にフォーカスを与えます。
・じつは、「あがり症」の人は、他人への関心が薄い人が多いです。
・スピーチがうまくなる一番確実な方法も、観察することなのです。
・俳優がリラックスするためには、「与えられた状況」に集中する方法と、もうひとつ、「目的」と「障害」を意識する方法があるのです。
・スタニスラフスキーは、「障害」という考え方を提案しました。
・ドラマはすべて、主人公の「目的」と、それをじゃまする「障害」によって生まれます。
・「目的」と「障害」は、具体的であることが必要です。
・そして、「人間」が、もっとも、大きな「障害」になります。
・「障害」はまさに「今ある状況」です。「人数」「場所」「人間」の3つですね。
・「与えられた状況」をちゃんと意識して、「目的」と「「障害」を明確にしながら話すのです。
・話す人の心が動いてなければ、聞く方だって動かないのです。
・文化庁長官 河合隼雄氏が「日本劇団協議会10周年記念総会」での挨拶
「本日、この良き日に『日本劇団協議会』が10周年を迎えるにあたり、一言、お祝いの言葉を申し上げます」と極めて型通りの言葉でした。出席者全員が、長く退屈なスピーチを予想してうんざりした瞬間、河合さんは、書き付けをテーブルの上に置いて、
「と、いうような文書を文化庁の事務局方が書いてくれたんですけど、僕は、本当に演劇が大好きなんですよ」と、話し始めました。
会場はどよめきました。公の式典で、そんな話し方を初めて聞いたからです。それは、本当に私たちに向かって話しかけていると感じた瞬間でした。それから、河合さんは、10分ほど、自分がどれほど演劇が好きで、どんな作品を見てきて、どんなに演劇に勇気づけられたかを語りました。
そして、最後に、「それでは、せっかく、事務方が書いてくれた文書なので、最後の部分を読んで終わります。『末尾ながら、日本劇団協議会のますますの発展をお祈りし、10周年のお祝いの言葉とさせていただきます』
そして河合さんはスタスタと演壇を去りました。
・スタニスラフスキーは、私達の状態を3つに分けました。
第一の輪 一人(公衆の孤独)
第二の輪 二人
第三の輪 相手が二人以上
・話す時は、要点を書いたメモが一番です。
・大切なことは、「本番と同じ大きさの声」を出して練習することです。
・「考えること」と「感じること」を両立させるということです。
感想;
リラックスするためには、身体をリラックスさせることが印象的でした。
それと、リラックスしなければと思えば思うほど、緊張してしまうとのことです。
ロゴセラピーでは「逆説療法」という手法があります。
パニックになるなら、意図してパニックになろうと思うと、不思議なものでパニックを起こすことができないそうです。
寝なければいけないと思うと、なかなか寝られないです。
寝られなくても、身体は休まると思って楽しいかったことを思い出していると、知らない内に寝ています。
本当に不思議なものです。
http://inorinohinshitu.sakura.ne.jp/logo.html
人が創る品質 -ロゴセラピー(ヴィクトール・フランクル「夜と霧」)-
・「コミュニケイションのレッスン」「幸福のヒント」著者
・身体をほぐせば、心も自然にほぐれるということです。
・身体をほぐすためには、3つのアプローチがあります。
1)「身体の重心を下げること」
2)「深く呼吸すること」
3)「過度の緊張を取ること」
・背筋を伸ばし、胸を広げ、前を向くことは、比較的意識しやすいでしょう。
・決して、落ち着こうと思わないこと。ただ、身体の重心を下げることだけに集中するのです。
・自分の身体の緊張する場所が分かったら、普段からそこの力を抜こうと思うことはそれなりに効果があります。
・スピーチの前に、身体をリラックスさせる方法
1)水を1杯飲む
2)好きな曲を直前まで聴く
3)愛する人の写真を見る
・目指すは、重心が低く、呼吸が深く、余計な緊張がない状態で、背筋を伸ばし、胸を広げ、前を向いた身体です。
・必死でがんばろうとしている相手に、「がんばれ」と声をかけることは、無意味です。
・直面するテーマと関係のない、けれど、それなりに考えると楽しくなることを話しかけるという方法があります。
・「自分をよく見せようとしない」と思うことで楽になる人もいます。
僕が劇団を結成して演劇を始めた最初の頃、有名な劇評家やテレビ局のプロデューサーが芝居を見に来てくれたことがありました。演出家の僕は嬉しくて、開演前に俳優たちに報告しました。よりやる気になるというか、燃えると思ったのです。でも、結果はさんざんでした。そのことを聞いた俳優は、みんな、「うまくやろう」として、緊張し、普段よりはるかにダメな演技になりました。
・人生は0か100かではなく、68点とか49点とかで生きていくものだとわかってきます。いえ、いきるとはそういうことだと気づくのです。
・自意識は、「忘れよう」とか「無視しよう」「考えないようにしよう」と思えば思うほど、大きくなります。
・4W、つまり、When、Where、Who、Whatです。人前に出ても、この4つが明確だと、あなたはリラックスして話せるとスタニスラフスキーは見抜きました。
・頭で思い出すのではなく、五感で思い出せば、その記憶は鮮明になり、あなたは人々の視線から自由になれます。
・4Wを意識します。この「与えられた状況」を具体的に五感で感じるのです。
・「人前で話すことに自信がない」と「話す内容に自信がない」は違うのです。
・昔、有名なお笑い芸人さんが若手達に「お前達の話は面白くない。それは、お前達の体験が面白くないからだ。面白い体験をして来なさい。そして、それを話すんです。そしたら、その話は面白くなるから」とアドバイスしていました。
・自分が緊張する人数を正確に知ることは、とても大切なことです。
「あがり症」という敵と戦うためには、敵の正体を正確に把握することが必要不可欠なのです。
・話し始めたら、とにかく、「今ある状況」の中で、味方になってくれている人や物にフォーカスを与えます。
・じつは、「あがり症」の人は、他人への関心が薄い人が多いです。
・スピーチがうまくなる一番確実な方法も、観察することなのです。
・俳優がリラックスするためには、「与えられた状況」に集中する方法と、もうひとつ、「目的」と「障害」を意識する方法があるのです。
・スタニスラフスキーは、「障害」という考え方を提案しました。
・ドラマはすべて、主人公の「目的」と、それをじゃまする「障害」によって生まれます。
・「目的」と「障害」は、具体的であることが必要です。
・そして、「人間」が、もっとも、大きな「障害」になります。
・「障害」はまさに「今ある状況」です。「人数」「場所」「人間」の3つですね。
・「与えられた状況」をちゃんと意識して、「目的」と「「障害」を明確にしながら話すのです。
・話す人の心が動いてなければ、聞く方だって動かないのです。
・文化庁長官 河合隼雄氏が「日本劇団協議会10周年記念総会」での挨拶
「本日、この良き日に『日本劇団協議会』が10周年を迎えるにあたり、一言、お祝いの言葉を申し上げます」と極めて型通りの言葉でした。出席者全員が、長く退屈なスピーチを予想してうんざりした瞬間、河合さんは、書き付けをテーブルの上に置いて、
「と、いうような文書を文化庁の事務局方が書いてくれたんですけど、僕は、本当に演劇が大好きなんですよ」と、話し始めました。
会場はどよめきました。公の式典で、そんな話し方を初めて聞いたからです。それは、本当に私たちに向かって話しかけていると感じた瞬間でした。それから、河合さんは、10分ほど、自分がどれほど演劇が好きで、どんな作品を見てきて、どんなに演劇に勇気づけられたかを語りました。
そして、最後に、「それでは、せっかく、事務方が書いてくれた文書なので、最後の部分を読んで終わります。『末尾ながら、日本劇団協議会のますますの発展をお祈りし、10周年のお祝いの言葉とさせていただきます』
そして河合さんはスタスタと演壇を去りました。
・スタニスラフスキーは、私達の状態を3つに分けました。
第一の輪 一人(公衆の孤独)
第二の輪 二人
第三の輪 相手が二人以上
・話す時は、要点を書いたメモが一番です。
・大切なことは、「本番と同じ大きさの声」を出して練習することです。
・「考えること」と「感じること」を両立させるということです。
感想;
リラックスするためには、身体をリラックスさせることが印象的でした。
それと、リラックスしなければと思えば思うほど、緊張してしまうとのことです。
ロゴセラピーでは「逆説療法」という手法があります。
パニックになるなら、意図してパニックになろうと思うと、不思議なものでパニックを起こすことができないそうです。
寝なければいけないと思うと、なかなか寝られないです。
寝られなくても、身体は休まると思って楽しいかったことを思い出していると、知らない内に寝ています。
本当に不思議なものです。
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人が創る品質 -ロゴセラピー(ヴィクトール・フランクル「夜と霧」)-