【独自】9/2(木) 14:31テレビ朝日系(ANN)https://news.yahoo.co.jp/articles/de90b06207ce2b40c6d81610e0b1b3d4d18d5cb3
1日、アフガニスタンにいる日本人らの自衛隊機による退避作戦を、「今回のオペレーションの最大の目標というのは、邦人を保護することでありました。そういう意味では、良かったというふうに思っています」と総括した、菅義偉総理大臣。
しかし、実際に出国できたのは、日本人1人だけで、約500人もの現地スタッフなどは、残されたままです。
■現地職員「見捨てられたと思っている」
日本大使館の現地職員は、「アメリカ軍の撤退で、危険はさらに高まっている」として、早期の国外退避を訴えています。
在アフガニスタン日本大使館現地職員:「(Q.日本政府に伝えたいことは?)日本大使館の現地職員同士で何度も話し合いました。ほとんどの人が落胆しています。見捨てられたと思っています。日本政府は“私たちを国外退避させる”という約束をまだ果たしていません。お願いです、私たちの命を救って下さい」
男性は、先月26日、大使館職員とその家族、約270人とともに14~15台のバスに分乗して空港に向かっていました。
ところが、移動の途中で過激派組織“イスラム国”による自爆テロが発生したことから、空港行きは中止になったというのです。
在アフガニスタン日本大使館現地職員:「(Q.空港行きが中止されたことについて)誰もがすべてを失ったと思いました。国外退避の望みは、消え去ってしまったと…。これでアフガンからの退避はできなくなり、タリバンの手の中で好き放題にやられてしまう」
「タリバン」が外国政府への協力者を捜すなか、報復を恐れている男性。自宅には戻らず、友人宅を転々としている状況だといいます。2カ月ほど前には、男性の公用携帯電話に見知らぬ番号から電話があり、身元を探るような動きもあったということです。
■大使館側から“口止め”か
国外退避が失敗した原因は、大使館の“準備の遅れ”にあると、男性は話します。
在アフガニスタン日本大使館現地職員:「(7月初旬から)最悪の事態が起きる可能性を、幹部を含む外交官に何度も進言しましたが、タリバンがカブールを陥落させることはないと言われました」
しかし、その後、このことについて大使館側から「口外しないよう」口止めされたといいます。
在アフガニスタン日本大使館現地職員:「(大使館側から)現地職員は“声を上げないように”、特に“メディアと話さないように”と言われています。理由は、分かりませんが…」
1日、現地職員の証言について、外務省・吉田朋之報道官は「現時点で、公式にコメントするということは控えたいと思います」と話しました。
(「グッド!モーニング」2021年9月2日放送分より)
感想;
日本は現地の協力者を見捨てました。
協力者の命が脅かされています。
根拠のない楽観論で準備をしなかったようです。
大使館員は真っ先に逃げたそうです。
そう言えば、根拠のない楽観論で「光が見えている」と言って、何もしない首相がいました。
「よっぽど、視力が良いのでしょう」と、村上春樹さんも感心されていました。
1日、アフガニスタンにいる日本人らの自衛隊機による退避作戦を、「今回のオペレーションの最大の目標というのは、邦人を保護することでありました。そういう意味では、良かったというふうに思っています」と総括した、菅義偉総理大臣。
しかし、実際に出国できたのは、日本人1人だけで、約500人もの現地スタッフなどは、残されたままです。
■現地職員「見捨てられたと思っている」
日本大使館の現地職員は、「アメリカ軍の撤退で、危険はさらに高まっている」として、早期の国外退避を訴えています。
在アフガニスタン日本大使館現地職員:「(Q.日本政府に伝えたいことは?)日本大使館の現地職員同士で何度も話し合いました。ほとんどの人が落胆しています。見捨てられたと思っています。日本政府は“私たちを国外退避させる”という約束をまだ果たしていません。お願いです、私たちの命を救って下さい」
男性は、先月26日、大使館職員とその家族、約270人とともに14~15台のバスに分乗して空港に向かっていました。
ところが、移動の途中で過激派組織“イスラム国”による自爆テロが発生したことから、空港行きは中止になったというのです。
在アフガニスタン日本大使館現地職員:「(Q.空港行きが中止されたことについて)誰もがすべてを失ったと思いました。国外退避の望みは、消え去ってしまったと…。これでアフガンからの退避はできなくなり、タリバンの手の中で好き放題にやられてしまう」
「タリバン」が外国政府への協力者を捜すなか、報復を恐れている男性。自宅には戻らず、友人宅を転々としている状況だといいます。2カ月ほど前には、男性の公用携帯電話に見知らぬ番号から電話があり、身元を探るような動きもあったということです。
■大使館側から“口止め”か
国外退避が失敗した原因は、大使館の“準備の遅れ”にあると、男性は話します。
在アフガニスタン日本大使館現地職員:「(7月初旬から)最悪の事態が起きる可能性を、幹部を含む外交官に何度も進言しましたが、タリバンがカブールを陥落させることはないと言われました」
しかし、その後、このことについて大使館側から「口外しないよう」口止めされたといいます。
在アフガニスタン日本大使館現地職員:「(大使館側から)現地職員は“声を上げないように”、特に“メディアと話さないように”と言われています。理由は、分かりませんが…」
1日、現地職員の証言について、外務省・吉田朋之報道官は「現時点で、公式にコメントするということは控えたいと思います」と話しました。
(「グッド!モーニング」2021年9月2日放送分より)
感想;
日本は現地の協力者を見捨てました。
協力者の命が脅かされています。
根拠のない楽観論で準備をしなかったようです。
大使館員は真っ先に逃げたそうです。
そう言えば、根拠のない楽観論で「光が見えている」と言って、何もしない首相がいました。
「よっぽど、視力が良いのでしょう」と、村上春樹さんも感心されていました。