幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

麻生さん、読者は関心ありますよ…赤木雅子さんの怒りに財務省職員は凍り付いた(相澤冬樹) ”財務省の役員には血の通った幹部はいないのでしょうか?”

2021-09-26 17:36:36 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bca88f7e1598fbf5b3ae93b4b5ee4ecb412e7cc 9/26(日) 9:06 日刊ゲンダイDIGITAL
【森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記】

 毎度お騒がせ麻生太郎財務大臣。自民党総裁選で麻生派内の対応が割れ、てんてこ舞いの中、またも炎上発言が飛び出した。21日の閣議後会見。森友事件の再調査について総裁選の候補たちが会見で答えたことを受け、記者に質問されると……。

麻生財務相「読者の関心あるのかねえ」と言いたい放題…森友学園問題再調査を改めて否定

「読者の関心があるのかねえ?」


 そんなの過去のことだろ、という本音がにじむ。ところが発言を日刊ゲンダイなどが伝えると、ネットで話題沸騰。ヤフーニュースやツイッターでランキングトップに躍り出た。

 麻生さん、読者は関心あるようですよ。それに肝心の当事者のことを忘れていませんか? 現場で改ざんをやらされ、命を絶った財務省近畿財務局の職員、赤木俊夫さん。妻の雅子さんは真相を求め、今も必死に裁判で渡り合っているんです。

 赤木雅子さんが、国と、改ざんを指示した佐川宣寿・元財務省理財局長を相手に闘っている裁判の非公開協議が8日、大阪地裁で行われた。佐川氏の代理人弁護士はコロナ対応でモニターを通したリモート参加だったが、そこで強硬に審理の打ち切りを求めたのだ。

 提訴から1年半、裁判は「赤木ファイル」が主な争点だった。改ざんの指示などを俊夫さんが残した文書で、国がやっと開示に応じたのが3カ月前。佐川氏の代理人は原告も立証に時間をかけ過ぎだとして、結審して裁判を終わらせてもいいくらいだと主張した。

■「あんたらがトロトロしとるからこうなるんじゃ!」

 これに雅子さんは憤った。原因は国がファイルをなかなか出さなかったからじゃないの。横に座っていた財務省職員の方を向いて「あんたらがトロトロしとるからこうなるんじゃ!」と故郷の岡山弁で言い放った。凍り付く財務省の職員たち。次に雅子さんはモニターの向こうにいる佐川氏の代理人に向き直った。

「裁判が遅いのは国のせいじゃないですか。私たちの責任じゃないです。それで裁判を終わらせようなんて、とんでもありません」

 誰にも止められない迫力だった。
もちろん裁判は終わりはしない。

 前回の記事で、雅子さんが財務省に乗り込みバトルを繰り広げた話を紹介したところ、多くの反響があった。麻生さん、やっぱり読者は関心ありますよ。関心ないのは麻生さんじゃないですか?
(相澤冬樹/ジャーナリスト・元NHK記者)

感想
財務省の職員には血の通った幹部はいないのでしょうか?
佐川さんのように相変わらず、安倍前首相の顔色見て忖度されているのでしょうか?

声をあげないといけないです。
赤木さんの奥さんを孤立させると、かならずそれが私たちにも国家権力が牙を剥いて来ます。

衆議院選挙に投票して、声をあげることです。

「教師の心が折れるとき 教員のメンタルヘルス実態と予防・対処法」井上麻紀著 ”教師も大変です”

2021-09-26 16:42:42 | 本の紹介
・文部科学省の調査によると、2013年度に精神疾患により休職した教員(公立学校)は、5,078人にのぼります。

・一般企業の労働者は、仕事での身体疲労度合いについて、「とても疲れる」が14.1%、「やや疲れる」が58.1%。他方、教員の場合、「とても疲れる」が44.9%、「やや疲れる」が47.6%にのぼります。仕事のストレス度についても、「仕事量の問題」を感じる一般企業労働者は32.3%、教員は60.8%です。

・話は、少し聞いてもらうだけでも落ち着く場合がありますし、思い話を抱えている場合なら、専門家に話すほうが気が楽な場合もあるでしょう。「誰でもいいのではなく、この人にわかってもらいたい!」という場合もあると思います。すぐにわかってもらえないこともありますが、あなたにとって大事な人なら、少しだけ勇気を出して話してみるのも、自分を大切にすることにつながります。

・自分を大事にすること。自分への具体的なケアをすること。自分に戻れる場所をもつこと。自分の話を聞いてもらうこと。そして、もうひとつ大事なことがあります。今できないことは「できない」と言う勇気をもつことです。

・(近畿中央病院を)受信した教員の職場内ストレスは、要因を1つだけ挙げた場合、「生徒指導」36%、「同僚・管理職との人間関係」20%、「保護者対応」10%、「校務分掌」8%、「家庭訪問」4%、「教員適正」3%、「その他」19%でした。
ストレス要因を2つまで挙げた場合には、「生徒指導」は31%に減ったのにともない、「同僚・管理職との人間関係」が23%に、「保護者対応」が15%に、割合が高くなりました。

・精神疾患による休職者の約半数が、その学校での勤務年数2年以内に休職に至っていた、とのデータもあります(文部科学省「平成22年度教育職員に係る懲戒処分等の状況について」)。

・公立学校共済組合のサービス
 ・面談によるメンタルヘス相談 全国180か所 ご希望の場所で相談 
  予約受付 0120-783-269
 ・教職員健康相談 24時間電話相談
  予約受付 0120-24-8349
 ・メンタルヘルス相談
  公立学校共済組合直営病院

・心が折れた教員たちの姿-心当たりがありませんか?
朝3時起きて週6日
 今日来られた先生のなかに、この春に休業から復帰した小学校教員がおられました。40代後半の女性教諭で、仕事をバリバリこなし、人間関係の調整も上手な方です。
 この方が昨年12月に休業することになった原因は、数年間以上にわたり、5年生・6年生を続けて担任してきた疲れにあるようです。しかも、うち3回は、6年生の学年主任でした。
 帰宅は夜10時・11時が当たり前、家族のご飯をつくる元気もなく、かといって同業の夫も大変なため、家事分担はすべて本人にかかっていたそうです。遅くに帰宅し、ご飯と世別かわからないご飯を食べて仮眠をとって、午前3時に起きないと仕事がまわらない。そのうえ、土日もどちらか1日はフルで出勤。・・・
 休業した罪悪感に苛まれているなか、夫は「がんばってきたんやから、ちゃんとやすんだらええやん」と言ってくれるけれど、「休んだ自分が許せない」「周囲になんて思われるだろう」など悶々と考える毎日でした。・・・
 「朝3時に起きてするのは教材研究。子どもたちのいい顔が見たくて、自己満足でやっている。子どもたちをちゃんとひきつけておけば、クラスは安定するから、安心する。去年、クラスが崩れていったから。これをやめるのもストレス」とのことです。「認められたいって気持ちが強いのかな。周囲は「できてる」って言ってくれるけど、自分ではやれていないと思う。で、もっともっと! となってしまうみたい」 ・・・
 月に1回の診察とカウンセリングには時間をつくって来られ、今の働き方を見直し、われに返る時間をもつ努力をして、今のところ、健康を保っておられます。家庭での家事分担も、子どもさんの手助けのおかげで軽くなっています。

・段階的なサポート
1) プレ・リワーク(復職を検討する前の段階)
2) リワーク支援(復職を考え始めた教員対象)
3) プレ出勤(慣らし出勤)
4) フォローアップ(復帰直後のサポート)

・兵庫県教育委員会では、2002年から、メンタルヘルス研修をまず管理職に対して始めました。当初は、新任校長130名を対象にして始めました。

・復職率は、約76%です。
実績があがっているのは、おそらく、復職のための知識を詰め込む教育的関わりではなくて、
「教員である前に、ひとりの人間として元気になってもらうこと、および再発防止の手がかりを得てもらうこと」を目標にして、援助をおこなっているからだと思います。
当院の追跡調査では、復帰した教員のうち約62%が、その後も休業することなく勤続しています。

・まとめ
1) 発病・再発について
・転勤が発病のきっかけになることが多い。
・管理職・同僚にしっかり話を聞いてもらい、関わってもらっている実感がある場合は、ダウンしにくい。
・愚痴。相談ができない環境になると、やられやすい。
・新任2年目ぐらいまでは、相談できる同僚や管理職などが特に必要。
・一人に仕事を集中させず、まめに声かけを。
・睡眠がとれていないと、容易に再発する。
・近親者を失った後は、発病しやすい。
2) 療養中の対応
・療養に入るときに、本人の了解を得て主治医と連携をとっておくと、うまくいくケースが多い。
・元気になるまでは、連絡は家族を通してでもよい。この点も最初に確認をしておくとよい。元気になってきたら、診断書の受け渡し等を通じて、徐々に本人とコンタクトを。
・職場復帰を考えられる状態になったら、職場復帰を支援する情報を提供する(職場復帰支援事業、リワーク、慣らし出勤など)
3) 職場復帰に際して
・本当に復帰してほしい教員には、「3年かけて元に戻る」(復帰3年目に担任者部活動主顧問など元の業務ができる)くらいのイメージで、必要な業務上の配慮をするとスムーズにいく。
・主任などのキー・パーソンには、本人の了解を得て事情を話しておく。
・全体職員会議への本人の参加は、必要に応じて軽減を。
・職場復帰支援事業や慣らし出勤が有効なことが多い。
・通院・服薬が大事。本人は勝手にやめないようにする。
・周囲は飲みに誘わない。

・メンタルヘルス採択
1) 予防
2) 受診の検討
3) 不調を訴える職員が出た時の対応
4) 通院・治療。療養中の対応
5) 慣らし出勤(プレ出勤)
6) 復職
7) 再発防止

・周囲の対応-その他の注意(緊急対応を含めて)
 ① 「死にたい」と漏らされた場合
「死にたい」と相談された場合は、本人の家族に連絡をとります。死にたい気持ちがあることを秘密にしない旨を本人に伝え、家族、本人の所属長など、適切と思われる人に連絡をとります。
「あなたにだから言ったのに。言わないで」と言われても怒られても、「あなたの命が大事だから、これは秘密にできない。ご家族に連絡をとらせてもらうよ」と伝え、そのように動く方が、後で後悔しないと思います。そして、家族に引き渡すまで、誰かがそばにいるようにします。受診先を探して、家族とともに受診してもらうのがよいと思います。
 ② 「がんばれ」は禁句 
 ③  「原因は何?」と詰め寄るのは危険
 ④ 「病気ではないか」と安易に言わない
 ⑤ 言葉と態度を一致させる

・話の聞き方の基本
 ① 傾聴する
 ② 共感する
 ③ 半分ずつのこころで
半分のこころで、「この方の言いたいことの中心は何かな?」「この方の悲しみは何なんだろう」「この方にとって、世界はそうみえるんだなぁ」など思いをめぐらせながら、話を聴くということです。 
 ④ こころは自由で 
自分のこころは自由でまかわない、何を感じてもいいということです。 

・話の聞き方 8つのポイント
 ① 敵と見なさない。
 ② 「訴えには種類がある」と思いめぐらせながら聞く
 ③ 初期対応が大事
 ④ 「本当は何を訴えたいのだろう?」と空想しながら聞く
 ⑤ こころは自由で
 ⑥ 気持ちを短く伝える
 ⑦ 目標・目的を共有しながら聞く
 ⑧ 限界を設定する

感想
真面目な方が心が折れるようです。
教材研究のために朝3時に起きて・・・。
先生はもう教えることがわかっているので、そんなに教材研究しなくてもよいと思ってしまいますが。
自分のノートを黒板に写しているだけの先生もいました。
真面目にやろうとするときりがなく、ほどよくやると時間があるお仕事ではないのでしょうか?
母、兄、姉、叔父が学校の先生で見ていましたが、時間はたっぷりあったように思いますが、昔と今は違うのでしょう。
モンスターピアレントの存在や虐めの問題などいろいろ昔とは違うのだと思います。
サービス残業は労基法違反ですから、ルールを教える学校が、先生がしてはいけないと思います。
学校の先生には、会社員と違って、春休み、夏休みがありまた違った良さがあるお仕事だと思います。もちろんお休み中もお仕事はあるかと思いますが。
なにより子ども、日本の未来を育てるお仕事ですから。
やりがいのあるお仕事だと思います。
それだけに、心が折れてしまわないように無理なさらないで欲しいです。

「山よりでっかい猪は出ん」
自分のできる範囲ですることだと思います。
また周りの評価など気にされないことなのですが。
子どもたちが楽しく勉強に学校生活を送っていれば十分なんですから。

無理して結局休んでしまうと返って周りに迷惑かけます。
また自分も心身を病んでしまいます。
20~30%の無理が100%を0%にしてしまいます。
だったら、80%でやっていた方がよっぽど良いかと思います。

子どもたちを教えることは大切ですが、まずは自分の生活を大切にすることが、一番の子どもたちへの教えになるのではないでしょう。

学校の先生にはセルフカウンセリングなど、まずは自分を管理する学びが必須のように思いました。
それは生きていくことにとても大切です。
そしてそれができて初めて子どもたちにも伝えることができるように思うのですが。

「スクールカウンセリングのこれから」石隈利紀/家近早苗共著 ”生きる力を持つための教育も必要”
子どもたちへのカウンセリングも大切ですが、それと合わせて先生自身のセルフカウンセリングが必要だと思いました。

ちょっと気になった点
1)④ 「本当は何を訴えたいのだろう?」と空想しながら聞く
空想:現実にはあり得ないような事柄を想像すること。
空想⇒想像、推測
空想なんかせずに、きちんと傾聴で”あり得る”ことを考えて欲しいとつい思ってしまいました。
漢字一つでイメージが変わってしまいます。

2)3) 職場復帰に際して
本当に復帰してほしい教員には
⇒復帰して欲しいのは管理側の意志でしょう!
皆に復帰して欲しいとの思いで以って接して欲しいと思いました。
要らない人はどうなってもよい。
欲しい人材はぜひ復帰して欲しい。
そんな気持ちで接していること自体が問題だと思うのですが、でもそれが現実の世界なんでしょうね。
優秀な子どもは何とかしてやりたい。
どうしようもない子は、出来たら他の学校に転校して欲しい的な発想と同じように感じてしまいました。