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「レセプトを見れば医療がわかる」勝村久司著 ”著者がレセプト開示に尽力”

2021-12-14 03:24:00 | 社会
あなたは、病院で、必要のない検査を何度も受けさせられていませんか?
あなたは、医者の言うがままに、名前も知らない薬を何種類も投与されていませんか?
あなたは、病院の窓口で、請求されるがままにお金を払いすぎていませんか?
そう言われて、不安に思った人も多いはずです。いや、これまでは、おそらくすべての人が不安に思うしかなかったはずです。なぜなら、厚生省は最近まで、患者本人にさえレセプトを見せないよう指導していたからです。しかし、1997年6月25日、厚生省はついに本人や遺族からの求めがあればレセプトを開示するよう、全国に通知しました。・・・
つまり、私たちがレセプトの内容をチェックすることは、健康とお金の両方を、医療過誤や詐欺から守ることにつながるわけです。

・私がなぜレセプト開示の運動を始めたのか、その運動が、開示にこぎつけるまでにどんな壁に突き当たってきたのか、述べたいと思います。
1990年12月、陣痛促進剤による事故のため、私は生まれたばかりの長女を亡くしました。私の妻は予定日の二週間前に、陣痛もきていないにもかかわらず、産婦人科医から入院するように言われ、それとは知らないまま陣痛促進(誘発)剤を飲まされたのです。その後異常な陣痛がきて、母子共に危険な状態になりました。妻は多量の出血などのために生死の境をさまよった末、大量輸血で何とか命は取りとめましたが、長女は、緊急帝王切開で取り出されたときは、すでに仮死状態になっており、結局そのまま生後九日目に死亡したのです。

・厚労省は、初めに「レセプトの開示・非開示は、法的には各保険者の判断に委ねられる」と記しなららも、おおむね以下のような見解を示していました。
本人からの請求・・・
レセプトには、病名・診療内容など診療秘密に属する事項が記載されている。したがってこれを明らかにすれば治療に悪影響を及ぼすことになりかねないので、たとえ本人であってもレセプト自体、あるいはその写しを閲覧させることはできない。
弁護士からの請求・・・
弁護士は私人と同じ(つまり他人が請求するのと同じなので、プライバシー保護の点から開示できない)
検察庁や裁判所からの請求・・・
令状による強制的な請求については、場合によっては開示に及ぶケースもあり得るが、令状によらない任意の請求については、慎重にならざるをえないだろう。仮にレセプトの開示に応じる場合でも、原本をコピーして提供するのではなく、必要な事項のみ罰の様式を使って開示するなどの方法によるべきであろう。
 私たち
ここには、法的には開示・非開示は各保険者の判断に委ねられる、と書いてあるじゃないですか。
 共済組合
上から指示された私たちの立場もぜひ理解してもらって、今日のところはお引き取り願いたい。

・記者会見に出席した厚生省国民健康保険課の課長らは、遺族への開示を認めたことについて「小さな子供が亡くなったとき、親がどんな治療を受けたのか知りたいのは、当たり前」と述べました。・・・
厚生省の課長が「当たり前」という言葉を口にしましたが、「当たり前」なことを実現するのに、どうしてこんなに時間がかかったのでしょう。

・カルテとは、簡単に言えば、医療機関が患者に対して行った診療行為の記録が書かれた紙のことです。レセプトは、そのカルテをもとに毎月作成する医療費の明細書で、どちらも診療に関する情報が書かれていますが、似て非なるものです。

・レセプトを見るメリット
1) どんな診療行為が行われたかを知ることができる
2) 医療費を確認できる
3) 不正請求などを未然に予防する効果が期待できる

・不正請求
1) 架空請求
2) 付け増し請求(行っていない架空の検査や処置を付け加える)
3) 振り替え請求(より点数の高い手術にするとか)
4) 二重請求

・なぜ審査があるのに不正請求がまかり通ってしまうのですか?
1) 身内が身内を審査している。
2) 物理的に審査するレセプトの量が多すぎる

・レセプトはどこに請求すればいいのですか?
大企業のサラリーマンなどは、自分の入っている健保組合に、公務員などは共催組合に直接行くことになります。また、中小企業の人など、政府管掌健康保険五入っている人や船員保険に入っている人は、各都道府県の社会保険事務所、自営業者など国民健康保険に入っている人や老人保健に入っている人は各市町村役場の国民健康保険課に直接行きます。本人確認が必要なため電話や郵送では受け付けてくれません。

・「レセプトなんて見せたら誤解するだけだ」という言い方こそ、患者を信頼していない偏見に満ちた言葉です。

・1997年10月21日付朝日新聞によると、1995年度分の「過剰請求額」は3,221億円にものぼったそうです。

・厚労省は、被保険者が過払い分の返還を要求することは法的根拠があると、判断してるわけです。

・日本医師会および、日本歯科医師会に対して「過払い分は、病院窓口で返してもらえるのか」と問い合わせましたが、正式に書類で取材申し込みをするよう言われ、文書で取材申請すると、今度は両団体とも足並みをそろえて「忙しい」ことを理由に「取材には応じられない」と回答してきました。

・「まず、返還を求めたという形跡を残すため、内容証明郵便を送るべきです。それでも先方が返還を拒否する場合は、裁判所に訴えを起こすことになります。」(安藤弁護士のアドバイス)

・「残念ながら、現行の保険制度における審査機構では、医療の不正請求を根絶することは、絶対に不可能なのです。不正請求を減らしていくためには、国民の皆さんが、もっと医療に関心を持って、自分でレセプトをチェックし、必要とあれば、私どもに情報をお寄せいただくしかないのです」(厚生省保険局幹部)

・しかし私には、医療事故を経験し、いくつもの市民団体の会員になり、多くの医療被害者と出会う中で確信するに至ったことがあります。それは、日本では薬害・医療被害が「漫然と繰り返されてきた」ということです。
私は、その根本原因は「医療界が閉ざされていた」ことだと考えています。

・しかし、レセプト開示には、ピラミッドの底辺部を透明にしてしまうという、強力な効果があります。

感想
何かを買うと購入者には買った物の情報を入手できます。
それどころか、情報を入手してから購入します。

しかし、医療は医者に任せきりのところがまだまだあります。
最近でこそ、事前に説明がありそれを受けるかどうかの選択肢が患者さんに委ねらてきました。
緊急時は任せるしかありませんが。

このレセプトはどんな医療が、どんな薬剤が使われたかがわかります。
カルテは改竄されるリスクがありますが、レセプトはそれでお金を請求しているので、請求後は改ざんできません。

患者側も治療方法を知る、投与された薬を知るなど、医者に任せきりにしないことが医師と患者の信頼関係を高めるのだと思います。

元府職員れいわ大石晃子議員が“大阪府市政の闇”をNHKで暴露!維新のタジタジぶり全国拡散 ”開示することで知ってもらう”

2021-12-14 02:07:00 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/5840d9e1db2d7dcfa1d82d088ca39093fa5b4ae1 12/13(月) 14:43 日刊ゲンダイDIGITAL

 れいわ新選組の新人議員が、全国放送で日本維新の会・吉村洋文副代表が知事を務める大阪府の「闇」を“告発”し、話題になっている。

ナニワの名物社長が斬る「維新のやり方はトランプと同じ」

 注目を集めているのは、れいわの大石晃子衆院議員(比例近畿ブロック)だ。彼女は2018年まで大阪府職員。12日のNHK「日曜討論」で、大阪府政の現状を鋭く追及した。

 感染力が強いオミクロン株の市中感染防止策について「(保健所で)疫学調査ができる職員を大幅に増やさないといけない」と強調。全国の保健所で人員拡充が進まない状況を指摘した上で、「大阪に至っては保健所の職員は過労死レベルの残業が1年単位で続いている」と問題視したのだ。

 確かに、府内保健所職員も所属する「府関係職員労組」が3日に公表した調査結果はすさまじい。新型コロナ「第5波」で、対策を担当した職員の実に15%超が「過労死ライン」を超える月100時間以上の時間外労働をしていた。同労組は大阪労働局に「私たちを使い捨てにしないでください」と要請を行った。

 この事実を掲げた大石議員が「なのに吉村知事が持ち上げられているのは異常だ」と指摘すると、出演していた維新の足立康史衆院議員は「大変、印象操作が強い」とこわばった表情で発言。続けて大石議員が「(保健所に)人をつけていくことが大切だ」と言うと、足立議員は「吉村知事が説明責任を果たしているので、ここでは以上とさせていただく」とタジタジだった。

ツイッターで「大石さん」がトレンド入り
NHK「日曜討論」でタジタジだった足立康史議員/(C)日刊ゲンダイ

 さらに、彼女は悪評ふんぷんの「クーポン配布」にも言及。岸田政権が進める「18歳以下への10万円給付」は5万円分をクーポン支給にすることで、現金給付より967億円もの事務経費が余計にかかる。番組で公明党の伊藤渉衆院議員がクーポン配布全体の予算規模が9000億円超に上ることを挙げ、「事務経費は全体の1割程度。過大ではない」と主張。すると大石議員は「なるほど」と認めた上で、大阪市の「無駄」をこう“告発”した。

「大阪市では『塾代助成クーポン』というのをやっている」「150億円の予算で、事務手続きが50億。3割くらいが事務手続きにかかっていて効率が悪い」「効率の悪いクーポンは全政党が見直していった方がいい」

 舌鋒鋭い大石議員にツイッターでは〈痛快でした〉〈分かりやすかった〉と喝采が続出。一時、〈大石さん〉のワードが、トレンド入りするほどだった。

「大石さんは府職員時代にも橋下知事に公然と噛みつき、注目を浴びました。衆院選で躍進した維新に国民民主はすり寄り、立憲も腰が引けている。今後、大石さんの対決姿勢が際立ち、れいわの注目度が上昇する可能性があります」(永田町関係者)

 来夏の参院選では維新躍進に“待った”をかけるか。

感想
コロナ検査を手分析の保健所で行ったり、保健所を通すことをしたので、自宅放棄などで多くの人が亡くなりました。
PCR検査もすぐにできなく、様子を見ることにしたので、志村けんさんや岡江久美子さんも入院が遅れました。
保健所に負担をかける仕組みにした医系技官が自分たちの保健所を守るためだったと言われていますが、保健所の人員手当をしなかったので、保健所の職員は大変でした。
コロナも利権を守ることを優先したようです。

大阪府は維新なので、人の手当てもされなかったのかもしれません。
大阪府は病床減らしてきたこともあり、コロナでの国民10万人当たりの死者数は全国一です。
なのになぜ大阪府民は維新に投票するのかわかりません。

維新躍進のウラで…大阪の「コロナ死者数」が「日本で飛び抜けて最悪」になっている理由 ”コロナ対策失策の吉村知事をなぜ支援し続けるのでしょう?”