https://news.yahoo.co.jp/articles/6e19bc2d7a5568c39eb5ce9b472efda695cb6b83 6/28(火) 17:00夕刊フジ
参院選(7月10日投開票)は、自公与党が優勢に戦いを続けている。報道各社の序盤の情勢分析では、圧勝ムードさえ漂っている。ただ、ここに来て、不安なデータも見られる。岸田文雄内閣の支持率が一部で急落しているのだ。背景には、ロシアのウクライナ侵攻を受けた円安・物価高対策をはじめ、岩盤保守層を失望させた防衛事務次官人事、醜聞を報じられた議員への対応などもありそうだ。中終盤に向けて、風向きの変化を警戒する声も上がり始めた。
「物価高に万全の体制で臨む」「憲法改正をはじめ、未来への課題に挑戦する」「歴史を画する課題を乗り越えて日本を元気にするために、政治の安定が求められる」「日本の未来を切り開けるのは自民党と公明党しかない」
岸田首相は公示後、精力的に応援演説を行い、こう訴えている。ドイツで26日午後に開幕したG7(先進7カ国)首脳会議では、中国による「力による一方的な現状変更の試み」は認められないと強調した。
夕刊フジの情勢分析を含め、現状で自公与党は順調に議席を伸ばしそうだ。ただ、異変の兆候がある。
毎日新聞の特別世論調査(25~26日実施)で、岸田内閣の支持率は41%と、5月21日実施の調査から12ポイントも急落したのだ。
読売新聞の最新世論調査(22~23日実施)でも、内閣支持率は57%と、3~5日の前回調査から7ポイント下落。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)や、共同通信の最新調査でも5ポイントほど下がっている。
原因はまず、物価高を含む経済対策にありそうだ。
共同通信の調査で、有権者が参院選で重視する政策のトップは「物価高対策・経済対策」(42・0%)だが、岸田首相の物価高への対応は「十分だとは思わない」が79・6%に達している。
岸田首相は参院選の公示前日(21日)、物価上昇に対応する「物価・賃金・生活総合対策本部」の初会合を開いた。ここで、電気代の負担軽減のため、節電した家庭にポイントを付与する制度をつくると表明した。
この節電ポイントについて、ジャーナリストの有本香氏は、夕刊フジの人気連載「以読制毒」(23日発行)で、「愚策」「(ネット上にも)『ポイントより電気を供給しろ』『国民をなめてんのか』といった怒りの声があふれた」「電力逼迫(ひっぱく)が人の生死を分けることを思えば、既存原発の再稼働に踏み切る決断を望む」と酷評した。
物価高が進むなか、今年度の公的年金支給額が前年度から0・4%減額され、4、5月支給分から反映された。岸田内閣の支持層は高齢者が多いため、経済無策は「岸田離れ」を招きかねない。
防衛政策と人事をめぐる〝懐疑論〟も影響しているとみられる。
日本を取り巻く安全保障環境が激変するなか、岸田首相は5月の日米首脳会談で、「日本の防衛力を抜本的に強化し、その裏付けとなる防衛費の相当な増額を確保する」と、ジョー・バイデン大統領に約束した。
この防衛費増額の旗振り役となり、年末までに行う「戦略3文書」(=『国家安全保障戦略』と『防衛計画の大綱』『中期防衛力整備計画』)の改定作業でも重要な役割を果たすとみられていた防衛省の島田和久事務次官を退任させる人事が17日、閣議決定したのだ。
島田氏は、安倍晋三元首相や岸信夫防衛相の信頼が厚い人物だった。一部メディアやネットニュースで、安倍氏の「不快感」が報じられた。
「『国防の軽視』『防衛費増の妨害』と受け取られかねない人事であり、安倍政権や菅義偉政権を支えてきた岩盤保守層が反発している」(自民党議員)。
さらに、逆風になりかねない問題がある。
18歳の女子学生に飲酒させ、高級ホテルでともに過ごし、小遣い4万円を渡したと週刊誌に報じられて自民党を離党した吉川赳衆院議員を含む国会議員に30日、300万円近いボーナスが支給されるのだ。
吉川氏は、岸田首相が領袖(りょうしゅう)を務める宏池会に所属し、週刊誌は「岸田派のホープ」と報じた。吉川氏は説明責任を果たさないまま、議員辞職を求める声も無視している。物価高で国民が苦しむなか、吉川氏に多額のボーナスが支給されたら…
岸田首相に垂れ込める暗雲をどう見るか。
経済評論家の渡邉哲也氏は「岸田首相は、説明があまりにも下手だ。資源や食料価格が世界的に高騰しているが、ウクライナ侵攻が発端の外因的な理由なので、日本単独の対応には限界がある。だが、岸田首相や政権に発信力がなく、政策やビジョンが国民にまったく伝わっていない。加えて、岩盤保守層は『岸田首相のリーダーシップの弱さ』に不満を募らせている。民主党政権を経験した国民は『不安定な野党に国政は任せられない』と考えているだろうが、岸田政権が政策や発信を軽んじれば、岩盤保守層をはじめ、国民の反発はさらに高まりかねない」と指摘している。
感想;
国民がこのまま苦しむ政治を求めるか、変化を求めるかが問われている参議院選挙なのでしょう。
自公が議席を増やすと、おかしなことを国民が認めたということになり、さらにおかしなことをしていきます。
典型がアベノマスクに400億円どぶに棄てたようなもの。
国民も馬鹿にされたものです。
安倍首相が海外に55兆円のばらまき。
岸田首相は8兆円のばらまき。
海外支援も大切ですが、その前に困窮している国民を助けること。
日本の未来を支える若者支援をすること。
それが長期的にも海外支援ができるのです。
利権が絡む政策ばかり。
電力節約アプリも何か利権があるのかもしれません。
そんなことより、まずは困窮者支援をお願いします。
困窮している人、若者は一票では変わらないと思って選挙に行かないかもしれませんが、それでは今の生活はそのままです。
ハチドリの一滴ではないですが、選挙に行けば変わります。
それを自公も恐れているのです。
公明党は投票率が上がるのを恐れています。
自民党は困窮者や若者が投票に行くのを恐れています。
奢れるものに、お灸をすえたいと思いませんか?
参院選(7月10日投開票)は、自公与党が優勢に戦いを続けている。報道各社の序盤の情勢分析では、圧勝ムードさえ漂っている。ただ、ここに来て、不安なデータも見られる。岸田文雄内閣の支持率が一部で急落しているのだ。背景には、ロシアのウクライナ侵攻を受けた円安・物価高対策をはじめ、岩盤保守層を失望させた防衛事務次官人事、醜聞を報じられた議員への対応などもありそうだ。中終盤に向けて、風向きの変化を警戒する声も上がり始めた。
「物価高に万全の体制で臨む」「憲法改正をはじめ、未来への課題に挑戦する」「歴史を画する課題を乗り越えて日本を元気にするために、政治の安定が求められる」「日本の未来を切り開けるのは自民党と公明党しかない」
岸田首相は公示後、精力的に応援演説を行い、こう訴えている。ドイツで26日午後に開幕したG7(先進7カ国)首脳会議では、中国による「力による一方的な現状変更の試み」は認められないと強調した。
夕刊フジの情勢分析を含め、現状で自公与党は順調に議席を伸ばしそうだ。ただ、異変の兆候がある。
毎日新聞の特別世論調査(25~26日実施)で、岸田内閣の支持率は41%と、5月21日実施の調査から12ポイントも急落したのだ。
読売新聞の最新世論調査(22~23日実施)でも、内閣支持率は57%と、3~5日の前回調査から7ポイント下落。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)や、共同通信の最新調査でも5ポイントほど下がっている。
原因はまず、物価高を含む経済対策にありそうだ。
共同通信の調査で、有権者が参院選で重視する政策のトップは「物価高対策・経済対策」(42・0%)だが、岸田首相の物価高への対応は「十分だとは思わない」が79・6%に達している。
岸田首相は参院選の公示前日(21日)、物価上昇に対応する「物価・賃金・生活総合対策本部」の初会合を開いた。ここで、電気代の負担軽減のため、節電した家庭にポイントを付与する制度をつくると表明した。
この節電ポイントについて、ジャーナリストの有本香氏は、夕刊フジの人気連載「以読制毒」(23日発行)で、「愚策」「(ネット上にも)『ポイントより電気を供給しろ』『国民をなめてんのか』といった怒りの声があふれた」「電力逼迫(ひっぱく)が人の生死を分けることを思えば、既存原発の再稼働に踏み切る決断を望む」と酷評した。
物価高が進むなか、今年度の公的年金支給額が前年度から0・4%減額され、4、5月支給分から反映された。岸田内閣の支持層は高齢者が多いため、経済無策は「岸田離れ」を招きかねない。
防衛政策と人事をめぐる〝懐疑論〟も影響しているとみられる。
日本を取り巻く安全保障環境が激変するなか、岸田首相は5月の日米首脳会談で、「日本の防衛力を抜本的に強化し、その裏付けとなる防衛費の相当な増額を確保する」と、ジョー・バイデン大統領に約束した。
この防衛費増額の旗振り役となり、年末までに行う「戦略3文書」(=『国家安全保障戦略』と『防衛計画の大綱』『中期防衛力整備計画』)の改定作業でも重要な役割を果たすとみられていた防衛省の島田和久事務次官を退任させる人事が17日、閣議決定したのだ。
島田氏は、安倍晋三元首相や岸信夫防衛相の信頼が厚い人物だった。一部メディアやネットニュースで、安倍氏の「不快感」が報じられた。
「『国防の軽視』『防衛費増の妨害』と受け取られかねない人事であり、安倍政権や菅義偉政権を支えてきた岩盤保守層が反発している」(自民党議員)。
さらに、逆風になりかねない問題がある。
18歳の女子学生に飲酒させ、高級ホテルでともに過ごし、小遣い4万円を渡したと週刊誌に報じられて自民党を離党した吉川赳衆院議員を含む国会議員に30日、300万円近いボーナスが支給されるのだ。
吉川氏は、岸田首相が領袖(りょうしゅう)を務める宏池会に所属し、週刊誌は「岸田派のホープ」と報じた。吉川氏は説明責任を果たさないまま、議員辞職を求める声も無視している。物価高で国民が苦しむなか、吉川氏に多額のボーナスが支給されたら…
岸田首相に垂れ込める暗雲をどう見るか。
経済評論家の渡邉哲也氏は「岸田首相は、説明があまりにも下手だ。資源や食料価格が世界的に高騰しているが、ウクライナ侵攻が発端の外因的な理由なので、日本単独の対応には限界がある。だが、岸田首相や政権に発信力がなく、政策やビジョンが国民にまったく伝わっていない。加えて、岩盤保守層は『岸田首相のリーダーシップの弱さ』に不満を募らせている。民主党政権を経験した国民は『不安定な野党に国政は任せられない』と考えているだろうが、岸田政権が政策や発信を軽んじれば、岩盤保守層をはじめ、国民の反発はさらに高まりかねない」と指摘している。
感想;
国民がこのまま苦しむ政治を求めるか、変化を求めるかが問われている参議院選挙なのでしょう。
自公が議席を増やすと、おかしなことを国民が認めたということになり、さらにおかしなことをしていきます。
典型がアベノマスクに400億円どぶに棄てたようなもの。
国民も馬鹿にされたものです。
安倍首相が海外に55兆円のばらまき。
岸田首相は8兆円のばらまき。
海外支援も大切ですが、その前に困窮している国民を助けること。
日本の未来を支える若者支援をすること。
それが長期的にも海外支援ができるのです。
利権が絡む政策ばかり。
電力節約アプリも何か利権があるのかもしれません。
そんなことより、まずは困窮者支援をお願いします。
困窮している人、若者は一票では変わらないと思って選挙に行かないかもしれませんが、それでは今の生活はそのままです。
ハチドリの一滴ではないですが、選挙に行けば変わります。
それを自公も恐れているのです。
公明党は投票率が上がるのを恐れています。
自民党は困窮者や若者が投票に行くのを恐れています。
奢れるものに、お灸をすえたいと思いませんか?